Introduction 研究所設立のごあいさつ

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気がついたら「ほぼ日」は、ボーダーだらけでした。

date:

2013/02/18 MON

content:

本日2013年2月18日午前11時、
「ほぼ日ボーダーシャツ研究所」を開所いたします。

これから研究の成果をお伝えしていくにあたって、
まずは当研究所が設立に至った経緯を、
述べておきましょう。

ある日、わたしたちは気づいたのです。
わたしたちが所属する「ほぼ日」事務所には、
ボーダーシャツを着ている人が多い。
実に多い。
いや、多すぎるのでは?
気がついたら「ほぼ日」は、ボーダーだらけだったのです。

現在約60名ほどがワンフロアで仕事をしている
「ほぼ日」事務所ですが、毎日といっていいほど、
だれかボーダーシャツを着ています。
「ほぼ日」の人気コーナー「ただいま製作中!」
記録が残っておりますので、その一部をご覧ください。

ボーダーシャツを着ていくと、
だれかとかぶるのは日常茶飯事。
多くの人がかぶったときには、記念撮影したりしています。
ふつう、だれかと服装がかぶったときは、
ちょっときまりが悪かったりするものですが、
なんだか、とてもたのしそうです。

こんなにだれもが、気がるに着ている。
こんなにだれもが、うれしそうにしている。
ボーダーシャツって、いったい、なんなんだ?

わたしたちは、心に決めました。
ボーダーシャツの魅力をあらためて探って、
ほんとうに着たい、理想のボーダーシャツをつくろう。

以上のような動機をもとに、当研究所は設立されました。

さてしかし、「ほんとうに着たいボーダーシャツ」を、
どうやってつくればいいでしょうか。
ほぼ日乗組員が自ら考えてもいいのかもしれませんが、
ここはひとつ、研究をリードして、引っぱっていく人が
いてくれると心強い。

リーダーの条件は、以下の3つです。

●信頼できるセンスを持っていること。/●「こういうのがほしい」ということを、着る人の気持ちで考えられること。/●本気でやってくれること。

さまざまな検討の結果、二人のかたを、
主任研究員として招くことにしました。

  • ほぼ日ボーダーシャツ研究所 主任研究員 井伊 百合子さんのプロフィールをみる
  • ほぼ日ボーダーシャツ研究所 主任研究員 轟木 節子さんのプロフィールをみる

お二人とも、たいへん人気の高い実力派スタイリストです。
日ごろ、たくさんの洋服を目にし、スタイリングし、
「ここがこうだったらな」とか「こういうのが着たいな」
ということを、たくさん感じたり、
思ったりしていらっしゃるはず。
そして、これまでお仕事をごいっしょしてきた経験から、
ぜったいに本気でやってくれます。

プロジェクトをすすめていくにあたって、
お二人にはまず、それぞれ気の合うかたがたと、
ボーダーシャツについて
自由に語り合ってもうことにしました。
メンバーは、お二人におまかせ。

そのシンポジウム(つまり座談会)のようすを、
明日2月19日(火)から伝えていきます。
まずは、井伊さん篇からスタートです。

理想のボーダーシャツについて、
語って、知って、考えて、つくるプロジェクト、
「ほぼ日ボーダーシャツ研究所」。
素直な好奇心にもとづいて、
たのしく、おもしろく研究をすすめてまいります。
ご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

Striped-T File 01-04 ほぼ日ボーダーシャツ研究所 事前予告をみる

井伊 百合子(いい・ゆりこ)

スタイリスト。
東京生まれ。
2004年文化服装学院アパレルデザイン科
メンズデザインコース卒業。
在学中よりスタイリスト ソニア パーク氏に師事。
2008年独立。
現在、「GINZA」や「装苑」などの雑誌や広告等、
幅広い媒体で活躍する人気スタイリスト。
「実際に使える」ことが、しっかりと考えられている、
ナチュラルで上品なスタイリングを得意としている。

「ほぼ日」では
「ほぼ日手帳 2013」のロキャロンシリーズ
「ほぼ日のくびまき 2011 冬」
「ほぼ日のハラマキ 2011 夏」などの
商品のスタイリングを担当。

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轟木 節子(とどろき・せつこ)

スタイリスト。
1972年 熊本生まれ。
ファッション誌、カルチャー誌、広告などで
幅広く活躍している。
シンプルな中にスパイスの効いた、
独自の空気感が漂うスタイリングが人気。
ナチュラル志向なライフスタイルも注目されている。
モデル・女優の今宿麻美さんのフォトエッセイ
『HEART BALANCE』(双葉社刊)で
フォトグラファーとしてもデビュー。
日々のスタイリングのヒントがつまった
『毎日のナチュラルおしゃれ
 着こなし手帖』
が発売中。

「ほぼ日」では、
「ほぼ日手帳 2013」のプリントカバーと
ファブリックカバー ミナ ペルホネンシリーズ

「BEGINNING ショップ」
「ほぼ日のくびまき 2012 冬」などの
スタイリングを担当している。

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