女性の流行の２～３年あとを追いかけると言われる、男性の服。

身体にぴったりめによりそう「フィット」タイプが多かった
「白いシャツをめぐる旅。」のメンズシャツですが、
ことしはやや、ゆったりめに移行しました。

リラックス、ということをテーマに、
ふたつのかたち。そのひとつがこの
「リネンのオープンカラーシャツ」です。

たっぷりめで風が通ってすずしくて、
ボタンは留めても開けてもよくって、
たっぷりめのパンツやショートパンツを合わせてどうぞ。

麻で白だとやや透けますから、
肌着はベージュのものをつけるか、
まっしろなＴシャツを着るのもよさそうです。

いっそ色もののＴシャツやタンクトップなんかも
たのしいかもしれないですね。

おしゃれに着たい半袖のシャツですから、
「おじさんっぽく」思われないよう、
胸ポケットにちょっと遊びを入れました。

うんと小さな横長のかたちがチャーミングです。

素材は昨年からひきつづき、
イタリアのアルビニ社の麻を使いました。

フランス・ブルターニュ地方で育てた最高品質の亜麻を
イタリアのベルガモ地方にはこび、加工、
生地として完成させたものです。

（アルビニ社の麻素材については
昨年の取材コンテンツをどうぞ！）
綿ではなく麻をえらんだのは、
夏のリラックスウエアにはそのほうがぴったり、
という理由です。

このシャツは九州のシャツメーカーである
HITOYOSHIのみなさんと、
伊勢丹メンズのベテランバイヤーである佐藤巧さん、
そして「ほぼ日」がいっしょにつくったもの。

メンズシャツというカテゴリーですけれど、
ゆったり・たっぷりめに、
女性のみなさまにも着ていただきたい一枚です。

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