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つきのみせ。2021 私たちのほしい、心地いいもの。

私たちのほしい「心地いいもの」は何か。
もっと突きつめて考えたときに、
心も身体も手軽に、気分よく過ごせる
アイテムがほしいと思いました。
10月に販売するのは、別注できれいな色に
染めてもらったma.to.waのシルクの下着、
長くきれいに保管するためのオーガニックの防虫剤、
毎日に取り入れて身体を整える発酵エキス、
3つのアイテムがつきのみせに並びます。
私たちのほしい「心地いいもの」は何か。
もっと突きつめて考えたときに、
真っ先に思い浮かんだのが
「ma.to.wa」(マ・ト・ワ)のシルクの下着でした。

縫い目のない、純粋なシルク100%。
テカテカとしたシルクとは違い、
うっとりするようなやわらかさで、
肌あたりがサラッとしています。
しかも、家庭の洗濯機で洗える、
というのもいいところ。
肌着デザイナー惠谷太香子さんがプロデュースする、
じまんの肌着ブランドです。
ほぼ日ではweeksdays「白いシャツをめぐる旅。」など、
さまざまな企画でご一緒しています。

今回はつきのみせ別注で、
纏うだけでうれしい気持ちになれる、
きれいな色に特別に染めてもらいました。

ほぼ日
周りの方に
「心地よく過ごすためにどんなアイテムを
取り入れていますか?」と質問すると、
「肌着はシルクと決めています」と
答えられる方がチラホラいらっしゃって。

たしかに、シルクを纏うと
心も身体も究極に甘やかしている
心地よさがあります。
それで、シルクといえば絶対に
「ma.to.wa」さんだと思って、
惠谷さんにご相談しました。
ma.to.waのシルクは肌ざわりも扱いやすさも、
いろんな面で他と違うと感じます。
惠谷
ありがとうございます。
うれしいです。
ほぼ日
あらためて「ma.to.wa」さんを知らない方に、
ブランドについてお伺いしてもいいですか?
惠谷
もちろんです。
「ma.to.wa.」は「纏う」と「永遠(とわ)」
という言葉をかけ合わせたブランド名です。
扱っているものは、シルク100%の肌着。
日本のオーガニック素材の先端を走る、
名古屋の豊島株式会社さんと組んでいます。

シルク100%というのはつまり、
薬品をまったく使っていないということです。
シルクは糸が繊細なので、
編んだり縫ったりするときに
糸を補強するために薬品を使うことがあります。
そうすると、生地がくしゃくしゃになったり、
ひんやりした着心地になったりするんです。
ほぼ日
ひんやりするシルク、ありますね。
惠谷
私たちは、京都で創業1200年代の染め工房さんと
特別につくったシルクを使っています。
すると、通気性、発散性、保湿性、保温性、
バランスに優れた肌なじみのいい下着になるんです。
ほぼ日
ma.to.waさんの下着は、
冬はあたたかくて夏は涼しくて、
着ていて気持ちいいなと思います。
生理の時はなるべく身体を甘やかしたいので、
そんな時にぴったりです。
惠谷
天然の保湿成分なので、
着ていると気持ちいいんですよね。
なるべくストレスフリーでいられるように、
縫い目が脇にないのもポイントです。
ほぼ日
あと、洗濯機で洗える、というのも
うれしいポイントですよね。
惠谷
私は出張先によく持っていきます。
手洗いして洗濯しておけば
1時間くらいで乾くので、
翌日も着られるんです。
ほぼ日
着心地もいいけれどおしゃれな下着を着たい、
というわがままを惠谷さんにお伝えして、
ma.to.waのきれいな立体パターンはそのままに、
特別な色に染めていただきました。
▲左からモカ、ソラ、スミ
惠谷
「ソラ」の色は、
シルクにしか出せないブルーなんですよ。
ほぼ日
この、すこし黄身がかったようなブルーは
そうなんですね。
澄んだ空気のようにさわやかな印象なので
「ソラ」と名付けました。
惠谷
清々しくて、リラックスできる
きれいなブルーですよね。
この赤みのある「スミ」も、
日本人の肌になじむ、きれいな中間色です。
こういう色はシルクじゃないと出ないと思います。
「モカ」は、白いシャツのなかに着ても透けにくい、
ma.to.wa.の人気色です。
ほぼ日
色に加えて、
タンクトップの形もオーダーさせてもらいました。
ひとつずつ見ていきましょう。
シルクのタンクトップ/カップ付きタンクトップ
▲タンクトップ
▲カップ付きタンクトップ
ほぼ日
シルクのタンクトップは、
カップありとカップなしから選んでいただけます。
おなかをあたためられるように、
いつもより着丈を10センチ長くして
おなかをすっぽり包みこめるように
していただきました。
惠谷
脇に縫い目もなく、
おなかをやさしく包み込んでくれます。
薄い素材なので、
ボトムの中にインしても
邪魔にならないと思います。
ほぼ日
ma.to.waのタンクトップは
着たときに鎖骨まわりがほんとうにきれいで、
華奢に見えるシルエットだなと思います。
惠谷
肩紐の部分を細くしているんです。
キャミソールに近いタンクトップですけど、
ブラの紐がギリギリ隠れる。
あと、デコルテのカッティングが深めなので、
前ボタンを大きく開けても
胸元は見えにくいと思います。
ほぼ日
女性的で、やわらかい印象になりますね。
惠谷
バストパッドは、
薄くてやわらかい取り外しできるパッドにしています。
なので、蒸れにくくて心地よく着られると思います。
丸い形なので、お洗濯のたびに取り出しても、
簡単に入れられるのもポイントです。
シルクのトライアングルブラ
ほぼ日
ブラは上から被っていただくタイプです。
締め付けがなくて、気持ちよかったです。
惠谷
やわらかいゴムを使っているので、
締め付けを感じにくく
身体にフィットしますよね。

縫い糸はありますけど、
ゴムもシルクでくるんでいるので、
肌にあたる部分がゴムでかゆくなったり
肌にダメージがないようにしています。
ストラップも、バストの裏も全部シルクです。
ほぼ日
ぜいたくですよね。
惠谷
なので、これもぜいたくな使い方ですけど、
ナイト用のブラにしていただくのもおすすめです。
天然の保湿成分が胸のところに当たっている状態が
夜も続くのは肌にもごほうびになるかなと。

バストパッドはタンクトップと同じ、
一番薄くてやわらかいパッドにしています。
パッドが気になる方は、
取り外していただくこともできます。
授乳中の方にも、おすすめですね。
ほぼ日
ブラも、着たときのカッティングがきれいですよね。
惠谷
バストの中心を細くして、
デコルテがきれいに見えるようにしました。
全体的に華奢に見えると思います。
シルクのショーツ
惠谷
ショーツも同じく、
ウエストのゴムをシルクでくるんで
肌にあたる部分はすべてシルクです。
ウエストも、足ぐりも、
やわらかくて薄いゴムにしているので締め付けがなく、
気持ちよく履いてもらえると思います。
ほぼ日
立体パターンもきれいだと思いました。
お尻がしっかり包まれます。
惠谷
そうですね。
ハイウエスト気味の、深めタイプ。
前はちょっと短くて、
後ろはお尻をしっかりホールドします。
足さばきが良いように、
足ぐりを深くしました。
ほぼ日
早く着たくなりました!
惠谷
シルク本来の肌ざわりと、
カラダになじむ立体の心地良さを、
是非 実感していただきたいです。
つきのみせ。× ma.to.wa
10.13 (WED) ON SALE
シルクのトライアングルブラ
¥8,800(税込み)
シルクのタンクトップ
¥8,800(税込み)
シルクのカップ付き
タンクトップ
¥11,000(税込み)
シルクのショーツ
¥5,500(税込み)