こんなヘアアイロンが欲しかった

TALK

YA-MANの髪を労る発想と
技術のこと

HOBONICHI

ヘアメイクという仕事柄、
日頃から“いいもの”を探している草場さん。
「小さなストレスがまったくない」
というヘアアイロンに出会いました。
それがYA-MANの
「スムースアイロンフォトイオン プラス」
YA-MANといえば美顔器でも有名な
老舗(1978設立)の国内メーカーです。
ヘアアイロンの開発を担当された竹内祐希さんに、
ストレスフリーの理由や
美顔器とヘアアイロンの関係など詳しく聞きました。
美しい髪を保つために、
見えないけれど細かい技術がたくさん詰まっていました。

タイトル写真川村恵理

竹内祐希(たけうち・ゆき)

YA-MAN『表情筋研究所』課長。美顔器やヘアケア機器の開発・評価に携わり、肌や毛髪を科学的に読み解く。 韓国美容の探索がきっかけで、ミスチルのコンサートに行って以来約30年振りに、K-POPのコンサートに行き、ワクワクを補給。

YA-MAN /ヤーマン

1978年創業、日本発の美容テクノロジーブランド。「美しくを、変えていく。」をスローガンに最先端の技術開発力と研究力を活かし、プロ向けの美容機器で培った技術を、家庭用に応用。サロン並みのケアを自宅で実現する製品が国内外で人気の、実力派メーカーです。

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01 ストレスのないうれしさ

草場 竹内さん、
今日はよろしくおねがいいたします。
草場妙子化粧品店で
「スムースアイロンフォトイオン プラス」
扱わせてもらうことになったんですが、
私も大好きなこのヘアアイロンについて
今日は詳しく伺えたらと思います。

竹内 ありがとうございます。
ぜひお願いいたします。

草場 私はヘアメイクという仕事柄、
日頃からヘアアイロンに限らず
常に使いやすいものをリサーチしているんですね。
ヘア関係のツールや
「サロン専売品」のものを購入するときに
プロ専門のショップも利用するのですが、
そういうお店に置いてあるヘアアイロンは
熱の伝導率が高いものや
いかに髪をまっすぐにするかという、
「威力の強さ」をうたっているものが多いんです。

竹内 そうですね。
プロの方は特に重視されるポイントだと思います。

草場 でも、現場でモデルや女優の方たちの
ヘアメイクをしていると、
みなさん髪のダメージを気にされるんですよね。
ヘアカラーをされている方は
高温のヘアアイロンを使うことで色が抜けたり、
くすんだりする心配もあります。
だから私は、威力よりも
ダメージを与えにくいものはないものかと思って、
プロ専用品のお店ではなく
家電量販店に探しに行ったんです。

竹内 今、本当にたくさんありますよね。

草場 そうなんです。
置いてあるものを隅から隅まで見て
試せるものは実際に使ってみたんですけど、
その中で圧倒的に使いやすかったのが
YA-MANのヘアアイロンでした。
これまでヘアアイロンって
何回か通してまっすぐになるイメージだったんですけど、
1度通しただけでまっすぐになったし、
通す前よりもツヤや潤った感覚があって
ものすごく驚きました!

竹内 そんなにたくさん試されたんですね。
見つけてくださってうれしいです。

草場 その場で買って帰りました。
自宅で使っていますが、
通すときに引っかからないし
顔周りの髪にも使いやすいので、
自分はもちろん、
人に使うときも火傷をさせる心配も少ない。
ストレートアイロンで今まで感じていた
ちょっとしたストレスが解消されたんです。
本当にいいものだなと思うんですけど、
どのように開発されたんでしょうか。

竹内 まず目指したのは、スタイリング用として
「美容師さんが納得するストレートアイロン」
でした。
実際に試作品を持って美容室に行って、
「使ってみてどうですか?」
「実験をもとにこう作ったんですけど、
ちょっと違う感じがするんです。
どうしたらいいでしょう?」
と意見を聞いて回りました。

草場 リアルな現場に通われたんですね。

竹内 はい。
例えば開発時の実験には
人毛を使っているんですが、
実際にブリーチした髪にヘアアイロンを試したいので、
美容室でお客さまに施術するのと
同じような状態にするにはどうしたらいいか
という相談もしました。
リサーチと試作を重ねて分かってきたことは、
「プロ用として耐久性がある」ということと
「一般のお客さまにも使いやすい」という要素を
兼ね備えたヘアアイロンにしなくてはいけない
ということでした。

草場 その2つはちょっと方向性が違いますよね。

竹内 そうなんです。
単純に「ストレートにしやすいヘアアイロン」は
各メーカーでも作られていて、
プレートの幅が広かったり
髪の毛にしっかりテンションがかけられるものも
あるんですけど、
熱を与えながら髪を引っ張って伸ばす行為は、
やはり髪が傷みやすいんですね。
それは理想ではないので、
私たちはまず
「プレートの幅はどのくらいがベストか」
というところから検証しました。
ストレートにするだけなら
幅が広い方が使いやすいんですが、
最近は同じヘアアイロンでカールを作ったり
前髪をセットしたりする方も多いので、
プレートの幅は狭い方が使いやすいだろうと、
この細さに至りました。

草場 確かに、幅が広いとカールがカクっとなったりして
難しいんですよね。

竹内 そうなんです。
変なクセがつきやすいですし、
皮膚に近い生え際も、細い方が安心して扱えます。
プレートの外側も平らではなく
かまぼこ状に盛り上がっているんですけど、
これもカールをつけやすいポイントです。

草場 使いやすいのは
この細さと丸みのおかげなんですね。
私も以前はカールをつけるときは
カールアイロンを使っていたんですけど、
それよりも小回りがきく感覚です。
カールアイロンだと
カーブしたクリップの端の跡がつくこともあるんですけど、
その心配もないし、
ストレートにしながらちょっと動きもつけられる。
前髪や分け目が寝てしまっているときに
フワッと立ち上げることもできます。

竹内 カールのキープ力についても、
開発段階で営業担当から
「カールの保持力を高くしたい」
と要望があったんですね。
実際に従来品や他のメーカーのものを比べて
数時間後〜1日後にどうなったか検証したんですが、
カールを保持するにはこの形状がベストでした。

草場 そうなんですね。
ヘアメイクの中では
顔周りの髪の動きを特に大事にしているので、
自然な毛流れを作りながらキープできるのは
本当にありがたいです。
プレートの外側の溝にも
何か理由があるんでしょうか?

竹内 これはカールを作るときに
髪の毛をキャッチしやすいのと、
熱くなりにくいためです。
ヘアアイロン自体の温度は高いですが、
この溝があると手が触れても点でしか当たらないので
熱さを感じない。
溝がなくても安全ではあるんですけど、
より快適ということですね。

草場 髪を通すときに、
あまり力も必要ない気がしました。

竹内 実はこのプレートは可動式で、
力が分散する仕組みになっています。
美容師さんが使うときは別として、
一般のお客さまが使うときに
プレートに対してまんべんなく髪を取るのって
難しいですよね。
なので、プレートの下にバネを入れたスプリング構造で、
過度に圧力がかかったり
強く挟んでも摩擦が起きにくいように工夫しています。
実験でティッシュを挟んでからスッと抜いても、
うちのは破けないんですよ。

草場 えっ。すごい!
何度かヘアメイクをしている女優さんも
「1度も引っかかってない」って
びっくりされてました。
ヘアアイロンのときは毎回引っかかるんだけど、って。

竹内 もう一つ、髪にとって大事なことなんですけど、
温度を感知するセンサーが通常より多くて、
3個ついているんです。
それがなぜいいのかというと、
髪の毛は実は表面積がとても大きいので、
プレートに接した途端に
すぐにプレートが冷めてしまうんですね。

草場 なるほど。
イメージできます。

竹内 センサーが1つしかない場合、
その付近は設定温度のままでも
他の部分が髪に触れて温度が下がってしまいます。
その結果、低温でクセがつかないからと温度を上げたり
繰り返し通したりして、
髪を傷めてしまうんですね。
そこでセンサーをばらばらの位置に3つ置いてあると、
温度の低下を瞬時に感知して設定温度に戻すので、
使う人が過剰に高い温度にする必要もないんです。
温度の下がりにくさは、
いろんなヘアアイロンの中でもピカイチかなと思います。

草場 たぶん一般の方の場合、
プレートの先端ばかり使いがちな方や
根元のほうばかり髪に当たっている方とか
いらっしゃると思うんです。
そこだけ温度が下がっても、
3つのセンサーで温度が保たれるのはすばらしいですね。

竹内 プロの方からも
「温度が安定しているから何度も設定し直さなくていい」
とよろこんでいただいてます。

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