ふわふわ、さらり。
ぺたんとしない。
折りじわがかっこよくて、
ボリューム感があるのに、
おどろくほどの軽さ。
夏にぴったりの、そんな素材をさがして、
「ほぼ日のくびまき」がみつけた答えのひとつが、
オーガニックコットンでした。
たて糸は、繊維の長さが35ミリ以上の超長綿である
スーピマコットン。
最高級の品質を誇るスーピマのなかでも、
生産量がごくわずかなオーガニックのものを使いました。
そして、よこ糸には、アカラ種のコーマ糸。
どちらも、オーガニックコットンの権威でもある
昆虫学者のサリー・フォックスさんが管理する、
遺伝子組み換えをしていない種から育てたもの。
害虫の駆除には天敵の昆虫を使い、
収穫には、枯葉剤ではなく、
霜がおりて葉が枯れるのを待ってから行なうという、
とてもていねいなつくりかたをしている綿なんです。
いずれも、綿の栽培に適したアメリカ・テキサス州の
エルパソ近郊で育てたものです。
この「しましま」は、
今回のラインナップで、いちばんのやわらかさ。
そのひみつは、平織りのなかで
よこ糸の打ち込み本数を工夫して織り上げた
こまかなボーダー柄。
紺、白、オフホワイト、ベージュの、
偶然がおりなすような柄ゆきは、
ねじったり、重ねたりと、
まきかたを変えることで、いろんな表情がうまれ、
くびもとをたのしくいろどりますよ。





