はちみつ探検隊 桜並木のはちみつ、の巻。1万年以上前から人が食べていて、いまも変わらない食べかたで親しんでいるもの、それは、はちみつです。ある日、わたしたちはひと瓶の、花のかおりあふれるはちみつに出会いました。それは作家の塩野米松さんからいただいたものでした。日本の花と蜂がもたらすめぐみをもらう旅。はちみつ探検隊、一歩ずつ進みます。 はちみつ探検隊 桜並木のはちみつ、の巻。1万年以上前から人が食べていて、いまも変わらない食べかたで親しんでいるもの、それは、はちみつです。ある日、わたしたちはひと瓶の、花のかおりあふれるはちみつに出会いました。それは作家の塩野米松さんからいただいたものでした。日本の花と蜂がもたらすめぐみをもらう旅。はちみつ探検隊、一歩ずつ進みます。
1958年福島県生まれ。福島県喜多方市の酒蔵「峰の雪酒造場」の4代目。日本ではめずらしいはちみつ酒のつくり手。/はちみつ探検隊 ほぼ日乗組員3人、S 蜂が好き、O 花が好き、T 酒が好き
第4回 桜で、デザート。
ブルーベリーのはちみつでマリネした肉を
バーベキューし、食べ終えた
我々はちみつ探検隊は、
食後のデザートにとりかかろうとしています。



これから冬を迎えますので、
あたたかかい飲みものを
つくってみたいのです。
▲はちみつのおかげで
何もかもおいしい。
料理に熱が入ってきました。
▲鍋にりんごなどのフルーツ、
しょうが、シナモン、
クローブなどのスパイスを入れ、
赤ワインをそそぎます。
いっしょに煮込むスパイスやフルーツは、
「おうちにあるもの」でよいと思います。
鍋を弱火で、沸騰しないように少しずつあたためて、
最後にはちみつをたらします。
ワインの原料はぶどうなので、
ブルーベリーのはちみつでも
相性バッチリだと思いますが、
デザートにぴったりの
「かくのだての桜並木」が向いていると思います。
▲はちみつを入れます。
あたたまりたいときはたっぷりがいいと思います!
▲カップにそそいで。
▲ホットワイン、できあがりました。
スパイスがきいてて、あまくて、
ほんとうにおいしいです。
火を入れすぎるとはちみつの酵素が減り、
お酒の風味もなくなってしまうので、ご注意ください。
ホットワインを飲むと、
トナカイの鈴の音が聞こえる気がします。
冬がたのしみだ!



そして、桜のはちみつとスパイスといえば、で、
チャイもつくってみました。
▲鍋に牛乳、クローブ、シナモン、
カルダモン、紅茶の茶葉を入れます。
紅茶は、ティーバッグでも葉っぱでも。
沸騰直前で火をとめ、
お茶の成分が出たことを確認し、
最後にはちみつを加えます。
▲チャイには、桜か、
「日本みつばちドロップ」が
合うと思います。
▲カップにそそいで。
▲できあがりです。
デザートは飲みものだけでもよかったのですが、
私たちはさきほど食べた
ブルーベリートーストのおいしさが忘れられず、
ホットワインで使わなかったりんごを軽くソテーして
最後にはちみつを加え、トーストに載せました。
りんごトーストです! 
▲これも、最高なおいしさでした。
このりんごの産地である、
福島のフルーツファームカトウさんに教えてもらった、
りんごのハニーソテーにも、
トライしてみましたよ。
オリーブオイルで炒めるのがポイントです。
▲オリーブオイルでりんごを炒めます。
▲はちみつを入れます。
▲しばらく置いておく。
オリーブオイルで炒めることで、
デザートっぽさがやや減り、
バゲットやくせのあるチーズといっしょに
食べたくなります。



館ヶ森アーク牧場のバーベキューテラスで、
はちみつを使った料理を
ほんとうにおいしく食べ終えて、
私たちはちみつ探検隊は、
今日歩いたブルーベリー畑と、
サルビアの花畑にいた
懸命なみつばちのことを考えました。
頭と心にはちみつのあまさが
いきわたっています。
▲ブルーベリーのはちみつのふるさと、
だいわブルーベリー園。
「はちみつを使ったお料理とそうじゃないもの、
どちらもよかったけど、
やっぱりはちみつ入りは、
たまらないおいしさだったたね」



「探検隊のしすぎかなぁ」



「ともあれ、ほんとうに、みつばちに感謝です」
▲回を追うごとに、
はちみつがどんどん好きになっていく
私たちです。
▲また遊びに来るよ、アーク牧場の蜂たち!
11月7日(木)午前11時から販売する、
ほぼ日のはちみつ「日本の花」は、
このたびのバーベキューのお料理に使った
「はなまきの宝石箱のブルーベリー」と、
デザートに向いている
「かくのだての桜並木」に加え、
貴重な日本みつばちの「ドロップ」と、
寒い冬には欠かせない「ベアハンド」も並びます。
2019年11月15日午前11時までの
送料無料キャンペーンの期間中に、
ぜひお買い求めください。
ほぼ日のはちみつ日本の花 2019年11月7日(木)午前11時販売スタート
今回は、下記の4種類のはちみつを販売します。
2019年11月15日午前11時までの
送料無料キャンペーンの期間中に、
ぜひお買い求めください。
はなまきの宝石箱のブルーベリー
160g 1,814円(税込・配送手数料別)

賞味期限:2021年9月15日/出荷時期:1〜3営業日



岩手県花巻の無農薬のブルーベリー園に咲く
約36品種の花から、
蜂名人の誠太さんのみつばちが採取してつくった、
ブルーベリーの主体の花のはちみつ。
そのままなめてももちろん、
酸味のあるフルーツにかけるとばつぐんにおいしい。
バタートーストにくだもののスライスをのせて、
その上からトロッとたらすのが、すごくおすすめです。
肉料理(豚、鴨、鶏)にも合います。
かくのだての桜並木
160g 2,160円(税込・配送手数料別)

賞味期限:2021年9月15日/出荷時期:1〜3営業日



秋田県角館の、
観光名所としても名高いソメイヨシノの並木から
採れたはちみつです。
作家の塩野米松さんが自慢のてみやげで持ってきた、
「日本の花」のお店を開くきっかけになったもの。
90歳超えのあんづえのおじいちゃんが
角館の川沿いで育てた、西洋みつばちが集めます。
はなやかな桜の香りとくせの少ない濃厚なあまさが魅力。
何と組み合わせてもおいしいですが、
香りがいいので、パンやヨーグルトとともにどうぞ。
ビールに少量のはちみつを加えた
桜カクテルビールにするのもおすすめです。
日本みつばち ドロップ
160g 2,268円(税込・配送手数料別)

賞味期限:2021年9月15日/出荷時期:1〜3営業日



日本在来種の日本みつばちの、貴重なはちみつです。
日本みつばちの巣からたれおちた(ドロップ)
蜜部分だけを取り出して、濾して瓶につめました。
はちみつらしい深い味で、
ヨーグルトやパンにはもちろん、
和菓子や煮物、厚焼きたまごの味つけにも使えます。
比較的凝固しにくく、飲みものにもまざりやすいので、
豆乳やカクテルに入れてもおいしいです。
調理に向いているので、ドレッシングやマリネ、
サンドイッチの具にひとたらしするのもおすすめ。
日本みつばち ベアハンド
160g 2,268円(税込・配送手数料別)

賞味期限:2021年9月15日/出荷時期:1〜3営業日



貴重な日本在来種の日本みつばちのはちみつです。
蜂名人の誠太さんが、古式製法で
日本みつばちの巣ごとしぼっています。
「森にいるくまが
冬眠の前に食べるはちみつと同じ」なので
「ベアハンド」と名づけました。
花粉、ローヤルゼリー、蜂の子エキスなど、
日本みつばちのめぐみが瓶につまっています。
とても濃厚で、黒パンやチーズなどに合います。
元気のないときにもそのままひとさじ、どうぞ。
2019-11-06-WED