“100年に1回”だから 365日着られます。 スタイリスト佐伯敦子さん

――

〈O２〉では定番になっている、
「100年に１回出合うか出合わないか」と
言われているコットン、
「ハイブリッドラマ」のハイネックが仲間入りしました。
ハイネックのカットソー、待ちのぞんでいました！

佐伯

わたしは持っているんですが、これは本当に便利です。
春と秋は１枚で着ますし、冬はインナーとして使うし、
夏にも日焼け対策で着てます。

――

一年とおして着ていらっしゃるんですね。

佐伯

もうずっと。
冬にボリュームのある
ニットカーディガンをはおるときなんか、
中に着るものは薄くしたい。
かといって、いかにもなインナーは避けたい。
でもこれなら、だいじょうぶですよ。

――

羽織っているものを脱いでも
品よく見えるというのは、
やっぱりこの素材の「魔法」ですね。
「あ、今日脱げないインナーだわ」って
ガマンするときが、けっこうあります‥‥。

佐伯

わかります。
暖房のきいた室内にいると脱ぎたくなって。
わたしはスタイリストという仕事柄
スタジオによく行くので、
アウターの脱ぎ着の機会が多いから重宝しています。

――

室内と外の寒さの
寒暖差をほどよくうめてくれる、
いいクッション役になってくれそうです。

佐伯

そう、薄手のもののほうが重ね着しやすくて、
温度調節もしやすいし、
気温に合わせてコーディネートを考えやすい。
暑い日は、これ１枚でもだいじょうぶですよ。
ハイネックで暑そうに見えますが、
クルーネックのTシャツを着ていても、
わたしは日よけに
首にストールを巻くので同じことなんです。
気温が高い日はくるくるっと
袖をまくればいいだけですし。

白井

袖の仕様は「バインダー」という、
生地をはさみこむかたちで縫製しています。
ふつうは「バインダー」にすると
あまり伸びないんですが、
フライスをつかってちゃんと伸びるようにしてあるので
まくってもしっかり止まります。

佐伯

首のところも、着ていない状態だと細く見えて
きゅうくつそうにも思えるんですが、
着るとやさしくフィットします。

白井

「ハイブリッドラマ」の伸縮性があるから
細くできるんです。
着たときにぐいっと伸びて、
サッと肌に寄り添う。

――

やっぱりすごい。魔法のよう。
天然素材の綿でここまで伸び縮みするのは
着る度に「ハッ」とします。

佐伯

ポリウレタンか何かが混ざっているのか
と思いますよね。
でも、この形が完成するのに
けっこう時間がかかりました。
白井さんがずっと首がきゅうくつにならないか、
あたまが入るかどうかを気にしていて、
最初はすごく太くしていた（笑）。

――

えー！　
白井さん自身が
「ハイブリッドラマ」の底力を
信じられていなかった（笑）。

白井

ぼくが着たり、家族に試してもらったりして、
ようやく確信がもてました。
これはぜったい大丈夫だと。
それでここまで細くできました。

――

そういう経緯があったんですね。

白井

細さを気にせず安心して着ていただければ。

――

これまでにFIROのカーディガンを
ご購入いただいた方には、
その中に着ていただいてもよさそう。

佐伯

アンサンブルにもなってかわいいですね。

――

シンプルなデザインなので、
着こなしの幅が広いんですね。
長く、たくさん着ていただきたいです。

（おわりです）