sunuiのアトリエに行く前に‥‥。
2011-04-13-WED
編みつないだ看板セーターなど。
2011-04-14-THU
初代カンカンバッチ登場。
2011-04-15-FRI
どこでもない、どこかの国のものに。
2011-04-18-MON


まず、「ほぼ日作品大賞」のことをお話ししましょう。

2010年5月。
ほぼ日刊イトイ新聞は、
芸術とも、大量生産品とも違う「作品」を広く募る、
はじめての公募企画をスタートさせました。
それが、「第1回 ほぼ日作品大賞」です。

いったいどれくらいの応募があるのか、
確信のないなかで、はじめた公募でしたが、
応募総数はじつに3000点を超え、
私たちの想像をはるかに上回るレベルの高い
コンテストとなりました。

また、このはじめての公募企画には、
6名のすばらしいスペシャリストの方々が、
審査員として参加してくださいました。
大橋歩さん、佐藤卓さん、ひびのこづえさん、
桐島かれんさん、大熊健郎さん、細井潤治さん。
そして糸井重里という、全7名で審査し、
大賞、金賞、銀賞といった賞が発表されました。
(審査直後の座談会はこちらをどうぞ)

そして、見事、栄えある
「第1回 ほぼ日作品大賞」を受賞したのが、
創作ユニット「sunui(素縫い)」の
みなさんがつくった「カンカンバッチ」です。







大賞を受賞した「カンカンバッチ」は、
カラフルでバリエーション豊かな手づくりのバッチ。
つくったのは、
「sunui(素縫い)」という女性4人組のユニットです。

「カンカンバッチ」は、彼女たち4人が、
旅行中にみつけたさまざまな素材を組み合わせて、
ひとつひとつ手作業で仕上げたもの。
たとえば、それぞれのバッチの中心にあしらわれた
銀色のおさらのようなものは、
アジアを旅行していたときに見つけた
お菓子のアルミカップを、
ひとひとつ叩いて平らにしたものなんだそうです。

ですから、「カンカンバッチ」は、
ものによって、色や形がまったく異なります。
同じものは、ひとつとしてないのです。

その、手づくりの痕跡の残る、
かわいい勲章みたいなバッチは、
審査員の心をわしづかみにし、
「sunui(素縫い)」の「カンカンバッチ」は、
述べたように、見事、大賞に輝きました。

そして、その審査の会場で、
審査員のひとりである
コスチュームアーティストの
ひびのこづえさんが、
「カンカンバッチ」を眺めながら、
こんなふうにおっしゃっていたのを、
私たちは覚えていました。

「──この人たちのアトリエに、
 一度、遊びに行ってみたいなぁ」

そんなわけで、ある晴れた日の午後、
東京、武蔵小山にある
「sunui(素縫い)」のアトリエを
ひびのこづえさんが訪ねました。
あ、糸井重里もついていきました。

次回から、訪問の様子をお届けいたします。

(つづきます)


2011-04-13-WED


お待たせしました! 第1回ほぼ日作品大賞受賞 sunuiのカンカンバッチ、抽選販売いたします!

4月19日午前11時受付開始

第1回ほぼ日作品大賞を受賞した、
sunuiさんの「カンカンバッチ」。
このたび「ほぼ日」での販売用に、
なんと、170個のカンカンバッチを
つくっていただきました。
もちろん、どれも一点モノ。
同じものはひとつとしてありません。
4月19日午前11時より
抽選販売の申込受付を開始します。
どうぞ、おたのしみに!

下の画面で、
販売される「カンカンバッチ」をごらんいただけます。
拡大して、じっくり見てみてくださいね。
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