やさしいタオルニュース
2013/12/13 11:00
 
TOKYO PEAR
活版印刷機が大活躍!

今回「やさしいタオル」には
2回目の参加となった
TOKYO PEARのおふたり。
2008年に、ダレンさんと恵梨子さんが
シアトルで結成した、
活版印刷のユニットです。

恵梨子さんがおもにイラスト、
ダレンさんがデザインから
活版印刷での仕上げを担当。
今回のTOKYO PEARのデザインは、
このタオルのためのかきおろし。
色はふたりで調合して決めていきます。

タオル自体へのプリントは、もちろん
活版印刷ではないのですけれど、
機械とはいえ、
手作業が大きなポイントとなるところは、
(規模の大小はあれど)、おんなじ。
ふたりがつくった活版印刷の仕上がりの
ニュアンスを最大限にいかすよう、
タオル工場の職人さんたちも
努力してくださっているんですよ。

先日、アトリエにおじゃましたときに、
ことし導入された大型の印刷機で
プリントするところを見せていただきました。

ダレンさんのからだが大きいので
それほどには見えないかもしれませんが、
2トンもあるというこの機械、かなりのサイズ。
複雑な仕組みは、
繊細な作業を、効率良くできるように
つくられているのだそうです。

もちろん中古(もう、ヴィンテージの域)なので
古書で当時の印刷会社の機関誌をさがしたり、
ネットで調べたりしながら、試行錯誤。
だんだん自分たちの相棒として
そだてていったそうです。

すでに完売のものも出ていますが、
TOKYO PEARのおふたりとは
今後とも仲良くさせていただきたいなと
思っております。
どうぞよろしくおねがいいたします。

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