ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【カバー&文具のいいところ】
無地のノートはアイディアを自由にする

こんにちは。ふじもりです。

今回は「ほぼ日のノート」をご紹介します。
「ほぼ日のノート」には、
いくつか種類がありますが、
わたしはいつも、無地のタイプを使っています。



上の段左から、無地、方眼、罫線(A5サイズ)。下の段にはそれらのA6サイズ

なぜ無地なのかというと――
これは、社会人になったばかりの頃の、
ある人の言葉がきっかけでした。
(これは、まだほぼ日に転職する前の話です)


初めて出社した日
部長に呼ばれて、
最初に言われたのが‥‥

「ノートは、持っているかな?」

もちろん持っていました。
よくある、横線が入った普通のノートです。
それを見せたら、部長はこう言いました。

「ノートは、無地にしましょうか。」

‥‥ん?

部長の言葉をまとめると、
こんな理由でした。

社会人になると、
いろんなアイディアや意見を求められるようになる。
そのとき、ちゃんと“出せる”自分でいるために、
ノートは無地がいいんだ、と。


- 線を気にすると
正しい表現を出しがちになる。
感情に合わせて、大胆に使おう。
- 文字でも、絵でも、好きなように表現していい。
 そして、頭を整理する。
- 子どものような気持ちを忘れない。

そうすることで、
自分のアイディアや可能性を広げやすくなる。


‥‥とのことでした。

正直、無地のノートをつかうのは、
子どもっぽい気がして
少し恥ずかしかったです。
でも、部長に言われたので、
しぶしぶ無地を買いました。

しばらくのあいだは、ページの左上から
きれいに文字を並べて書いていました。

でも、だんだんと、線は大胆になり、
図を描いたり、絵を描いたり‥‥
メモ、アイディア、感じたこと、やりたいこと、
なんでも自由に書き始めるようになりました。



昔のノート1

なにかに行き詰まっていたとき、
矢印を使って、解決策へと自分を導いたり、
頭の中を整理したりしていました。


昔のノート2

言葉で説明しにくいものは、
下手でも絵で表現すると、
伝わりやすいことに気づきました。
人への伝え方も、少しずつ
うまくなってきた気がします。



昔のノート3

ときには、心の中にある叫びみたいなことも、
そのまま書いていました。

「自分の中でわからなくなってきた。」
「的外れでもいい ヒントほしい」


この、なんともいえない“自由な感覚”と
”ノートに支えられている実感”を
後輩たちにも味わってほしくて
新入社員が入ってくるたびに、
無地のノートをすすめていました。


***

ほぼ日のノートは、
どれもトモエリバーの紙でできていて、
なんといっても書き心地がいいんです。

どんどん鉛筆がノートの上を走ります。

いろいろ書いたあとの、
くたくたになった感じも、たまらないですね。

最近は、なるべく荷物を軽くしたいので、
今はA6サイズを使っています。

無地のノートのほかにも、
罫線のノートもときどき使ってます。


左が罫線、右が無地。無地にはアイディアを刺激するシールを貼ってます


罫線は字の練習用に使っています。

「縦書き文字をきれいに書けるようになりたい」
――40代を過ぎてから、特にそう思うようになりました。


罫線ノートは上開きにして使っています。




気分に合わせて、
tragenに、ノートと文庫本そして文具。
ときにはノート2冊と文具を入れて持ち歩いています。


ほら、すっぽり!

ノートは、アイディアも自分も
広げてくれるアイテムのひとつ。
ノート、いいですよ。

---*ご紹介した商品 ---
ほぼ日の無地ノート(A6・A5)
ほぼ日の罫線ノート(A6・A5)
ほぼ日の方眼ノート(A6・A5)
tragen(ブラック) [オリジナルサイズ(A6)]




【カバー&文具のいいところ】
weeksと文具が入るひきだしポーチ・姉

こんにちは。
手帳チームのひがしです。

手帳チームのメンバーそれぞれが
カバーや文具のいいところを
ご紹介する連載企画。

今日ご紹介するのは
weeksと文具を一緒に収納できる
ひきだしポーチ・姉の
とうめいチェックです。



ひきだしポーチ・姉の特徴は
じゃばら状にガバっと開く間口と
細かく仕切られたポケット。
真ん中の仕切りには、こんな風に
weeksがぴったり入ります。


weeksより少し厚みのある、weeks MEGAもここに収納できます。

一緒に使う文具も入れてみたのですが
こんな感じでたっくさん入りました。



なかでも、これはいいかも!
と思った使い方は、頻繁に使う文具を
フラットペンケース comodoに入れて
そのままひきだしポーチに入れてしまう。
というやりかたです。


ペンケースもペンを入れたまま収納!

必要なのは手帳と少しの文具だけ。
という時にはこんな感じで持ち歩けます。


ゴムバンド付きのcomodoでweeksを挟むようにセット。

ペンケースさえもそのまま収納できて
持ち歩きのスタイルがすぐに変えられる。
これは結構うれしい発見でした。

手帳チームのメンバーがおすすめする、
「カバー&文具のいいところ」はまだまだ続きます。
次回もどうぞおたのしみに!

---*ご紹介した商品 ---
ひきだしポーチ・姉 とうめいチェック
カラーズ スイートパープル weeks/週間レフト/日本語版・4月はじまり
フラットペンケース comodo




【カバー&文具のいいところ】
文具も収納できる! 
手帳と持ち歩けるアルバム

こんにちは。
ほぼ日手帳チームのあさこです。

きょうは、
ほぼ日手帳の文具のラインナップに
ひっそりと隠れているケース類を
ご紹介します。



左から順に、

・ほぼ日のアルバム
・ほぼ日のカードアルバム
・ほぼ日のあんしんケース

です。

それぞれ、名前のとおり
写真を入れるアルバムとして、
カードをまとめるフォルダーとして、
あんしんして保管できるケースとして
使えるのですが、
(あんしんケースだけちょっとあいまいですね、
 医療証やパスポートなどを
 入れておけるサイズに作られています)

個人的には
手帳と一緒に使う
薄めの文具を持ち運ぶケースとして
いいサイズ感だと思っています。

どれもオリジナル(A6)サイズより
ひとまわり小さめで、
ほぼ日手帳オリジナルにはさんでおくのに
ちょうどいいサイズです。


カバーの裏にポケットがあるタイプは、そこにすっぽりおさまります


カバー内側のポケットに入れておくこともできます。あんしんケースだけ、入れるものによっては窮屈に感じるかもしれません

ちなみに、weeksと重ねてみると
こんな感じです。
ちょっとだけ、ケースのほうが幅が広いです。



それぞれどんなものを入れるとよさそうか
ためしてみたので
よかったらご覧ください。


フォトアルバム

このアルバムは、
L判写真を入れられるポケットが
10枚あります。



100均で買った丸シールを入れると
ぴったりおさまりました。気持ちいいです。



右側に入れているのは
ほぼ日の「ふやせるポケット」の
カードサイズとチケットサイズ。
ショップカードなどを
手帳に貼りたいけど、
裏面もかわいいから迷うなあ‥‥
というときに役立ちます。



あとで手帳に貼る予定の
パッケージの切り抜きやなどを
入れるのもいいかもしれません。
ポケット数が多すぎないので、
溜め込まないようにしようと意識できます。

(手帳にあとで貼ろう! と思って
 レシートやパッケージやらを
 テーブルの上にとりあえず置いていたら、
 1ヶ月分くらいの切り貼りしたいものが山になって
 目をそむけたくなる時期が私にはありました。
 このアルバムに入れると決めたら、
 循環がよくなる気がします)


カードアルバム

カードアルバムは、
カードサイズのポケットが
16個あります。



「ほぼ日の両面シール」と
「ほぼ日のテンプレート」を入れるのに
とてもちょうどいいサイズでした。



ちょっとしたメモパッドも
入ります。



あとは、切れているマスキングテープ
「KITTA」を入れるのにもぴったり!
たくさん持っているかたなら、
「KITTA」だけを収納するケースとしても
いいかもしれないとも思いました。



つづいてはシール。
いろいろありますが、
左からお話ししますね。

左上段には、
食べたお菓子に貼られていたシールを
自分で切った台紙に貼ってみました。
会社でおいしいお菓子を
いただくことがよくあるのですが、
家にある手帳に貼りたくて、
移動している間の
ちょっとした置き場がほしかったんですよね。

台紙には、ほんとうは
剥離紙などが向いていると思うのですが、
私が100均に行ったときにはなくて、
代わりに
ネイル用のペーパーパレットを買いました。

左下にあるのは
フレークシール。
そのままつっこむと
パラパラと落ちていってしまうかなと思って
「ふやせるポケット」の
カードサイズに入れました。

右側は、
もともと台紙のサイズが小さめな
シールをいれてみています。
こういうシールは
大きいサイズのファイルに入れると
底のほうにいってしまい
手が届かなかったりして
どうしたものかと思っていたのですが、
このケースを使えば
その問題も解決しそうです。



スマホから印刷できるiNSPiCを使って
出した写真は
少しゆとりはありつつも
こうやって保存しておくと
見返すのがたのしそうだなと思いました。

右にあるのはクリアスタンプ!
これは、
乗組員が別のカードケースでやっていて、
「なんてぴったりなんだろう!」と思って
まねしてみたものです。
全部のポケットに入れると
厚さが出てしまいますが、
お気に入りを2つくらい持っておくのに
ちょうどいいと思いました。

ちなみに、
アルバムの最初と最後にひとつずつ、
カードサイズではない、
大きなサイズのポケットがついています。



フォトアルバムで入れていたような
シールはもちろんのこと、



クリアなことを活かして、
写真を入れて
表紙を作るのもたのしいと思います。
写真は、私の飼っていた犬です。
かわいいです。


あんしんケース

最後にお見せするあんしんケースは、
いろんなサイズのものを
ほどよく収納したいな、と思うかたに
おすすめです。

左側にポケットがあるのですが、
フラップタイプで上が空いているので
わりと余裕をもって
ものを挟んでおけます。
なので、ご紹介しているケースのなかで唯一
B7サイズのノートを入れることができます。


ななめにでーんと入っているのは、いろんなマスキングテープを巻き取って持ち運びやすくした棒(?)です

真ん中には
4つのカード入れがあります。

このあんしんケースは
ほかの2つのケースとくらべて
素材がよりしっかりとしたビニールを使っているので、
あまり厚さがないものを入れたほうが、
スムーズに出し入れできそうです。
(ちなみに、
 カードアルバムに入れられたテンプレートは、
 あんしんケースには入りませんでした。)



右側はもうひとつ大きいポケットがあるのですが、
こっちはフラップタイプではなくて、
上下が固定されています。
シールなどを
安心して収納しておくことができます。

・・・

いろんなものを
いっぱい入れることができたので、
気づいたらこんな長くなってしまいました。
もしここまで読んでくださっていたら
最後までありがとうございます!

今回お話ししたケース以外にも、
手帳にバンドでつけられるペンケースや
ドキュメントケース、
ポーチなど、
収納にぴったりな商品が
たくさんある
ので、
ぜひサイトをのぞいてみてください。

---*ご紹介した商品 ---
ほぼ日のフォトアルバム
ほぼ日のカードアルバム
ほぼ日のあんしんケース
ふやせるポケット
ほぼ日の両面シール
ほぼ日のテンプレート
ミニフォトプリンター iNSPiC PV-223




【カバー&文具のいいところ】
旅をスマートに! tragen フラットポーチ

こんにちは、手帳チームのいわさわです。
今日、わたしが紹介したいのは
「tragen フラットポーチ」です!


手に持っているのが「tragen フラットポーチ(A5サイズ用)」です。

HONを持ち運ぶのにおすすめのポーチですが、
実はこれからの行楽シーズンにもぴったりのアイテム。
夫が「それ、いいやん!」という使い方をしていたので、
そちらをご紹介します。それがこちら!



これ、どこかわかりますか?
新幹線の座席についているポケットです。

出張や旅行時など、
新幹線や飛行機に乗ると席についてすぐ、
tragenのフラットポーチをバッグから取り出し、
こんなふうに前ポケットに入れておくのだとか。

このポーチには
サッと取り出したいものがひとまとめになっているので、
上の棚などに置いているバッグから
都度荷物を取り出す必要がなくなり、とても便利だそう。
ポケットに差し込める薄型のポーチを探しているときに、
tragenのポーチがぴったりかも! と思ったのだとか。

中にはこれだけのものが入っていました。


家で中身を並べて撮ってみました。

入っているのは広いスペースに、HONとボールペン、
電子書籍リーダー(Kindle)、アイマスク。
ポケット部分に、
メガネ拭き、イヤホン、モバイルバッテリー、
スマホの充電ケーブル、Apple Watchの充電ケーブル。
仮眠するときはさらにここが、
外したメガネの一時置き場にもなるのだとか。

実際に使ってみてどこがいいのか、夫に聞いてみました。

「いっぱい入れても壊れなさそうな安心感があるんだよね。
パンパンにはなるけど、しっかり入ってフタも閉まるし」



しっかり入っているけれど、見た目もキレイ。

わかる! けっこう入るよねぇ。
それでそれで?

「ファスナーの引き手の革にちょっと高級感があって、
安っぽさがないのもいいよね。
あとL字にパカッと開くから、
中のものが整理しやすいのもいいんだよね」


おぉ、それはこのポーチを企画した
大切なポイントだと言っていたところだ!
(語っていたのはこのページ


あんなにたくさんのものが、こんなにきれいにおさまります。

いいところがちゃんと伝わっていて、
便利に使ってくれているんだなぁと
話を聞きながらうれしい気持ちになったのでした。

夫が使っているのは大きいサイズ(A5サイズ用)ですが、
こちらのポーチにはひと回り小さい「A6サイズ用」も。
話を聞いていると、そちらには
スマホや常備薬、文庫本などを入れて、
旅先に持っていくと便利そうだなぁと思いました。

今回は旅のおともにもぴったりの
「tragen フラットポーチ」のご紹介でした。
それではまた!

---*ご紹介した商品 ---
tragen フラットポーチ A5サイズ用
tragen フラットポーチ A6サイズ用




【カバー&文具のいいところ】
「phoolon」のお花を見て!

こんにちは、手帳チームのなかまえです。
今回の連載では、
手帳チームのみんなが代わる代わる
手帳や文具のいいところをご紹介しています。

突然ですが、わたしは「phoolon」というカバーの
「宣伝大使である!」と勝手に思っています。

見てください。
インドの伝統的なプリント手法
「ブロックプリント」で作られたからこそ
にじみ出る、この味わい‥‥。



もちろん、生地の仕入先である
「chahat(チャハット)」さんと交渉し、
生地選び、デザイン作り、
サンプルを見ながら何度も何度もやり取りをして‥‥
と、何から何まで頑張ってきた企画担当の
差し置いて、「なんたることか!」という声も
きっとあるかと思います‥‥!!
そう! そうなんです、頑張って作ったのはであり、
またこんなに魅力的なデザインになったのは、
やっぱり「chahat」さんのおかげ。



なんて言ったって、このカバーの素晴らしさは、
インドの職人さんが
木版を1つ1つ手で押して生み出した、
この三つ折りの生地。
手法特有の立体的な色や、味わい深いかすれは
スクリーンプリントでは
表現することができないものですから、
本当に貴重なカバーなのです。


オリジナルは「ちいさい花」、カズンは「おおきい花」がプリントされています。

では、なぜこんなことをわたしが自信満々に
話しているかというと、
わたしは、このデザインに心の底から惚れ込み、
(勝手に)並々ならぬ思い入れを持っているのでした。

そして、その思いをYouTubeの
「新作ラインナップ発売直前LIVE配信」で
熱く語ったのです。



するとなんと、SNSやブログ(note)、
ほぼ日主催のイベント「生活のたのしみ展」などで
「なかまえさんがおすすめしていたから、
phoolonを買いました!」
「なかまえさんの熱い思いを聞いて、
phoolonを選びました!」
と伝えてくださる方がたくさんいらっしゃったのです。
これは‥‥!! もっと宣伝せねば‥‥!!
魅力を伝えなければ‥‥!!!!!!
と、わたしの中で熱い思いがたぎりました。
だって本当に素敵なカバーですから。


見てください、このプリントを。
さあ! 近くに寄って!
すごく美しいと思いませんか?
すべて手作業ですから、同じものは2つとしてないのです。



そして、このフラップ部分のワンポイント。
これもインド生まれのチャームなんです。
なんてかわいいんでしょう。



しおりのこのショッキングなピンク。
これも、すごくいいアクセントに
なっていると思いませんか。
爽やかさの中にある、愛らしさ。
ここがたまらなく好きなんですよね。



マグネットで閉じる仕様になっているのですが、
念のためマグネットを2箇所につけてあるので、
手帳に紙ものをたくさん貼りたい!
チケットでパンパンにしたい!
なんて方にも、安心ですよ。
親切でやさしい仕様です。



カズンはもちろん、day-freeといっしょに使うのも
おすすめ。同系色の青もとっても素敵でしょ。


 
 
***

YouTubeでもお話させてもらったのですが、
わたしは水色とピンクの組み合わせが
本当に大好きで、
「かつてphoolonみたいな部屋に住んでいたんです」
「本当にphoolonがぴったりな部屋だったんです」
と、うわ言のように繰り返していましたが、
当時の、わたしの思い出の部屋はこんな部屋でした。



ここに、ピンクの冷蔵庫と時計を置いて、
ひとりで10年近く住んでいたのです。
どこを眺めても本当にお気に入りで、
毎日帰るのがたのしみでたのしみで。
だから、結婚を機に離れるときには、
ずっとずっと泣いていました。
「わたし、こんな大好きな部屋を手放すんだ‥‥」
「もう、この部屋には帰れないんだ‥‥」と。
この部屋には、そんな思い出がありました。



けれど、phoolonを見たときに思い出したんです。
「あの部屋をはじめて見たときのドキドキに似てる!」
「あの部屋、好きだったなあ!」
「あそこに置いたなら、どんなに似合っただろうなあ!」
そう思うと胸はいっぱいになりました。
 
そして不思議なことに。
「離れてしまった悲しい思い出」
で終わっていたあの部屋が、
phoolonに触れているうちに徐々に
なんだかすごくいい「過去」「思い出」のように思えてきて‥‥。
過ぎ去ってしまったけれど、
「ずっとずっと胸の中にはあの場所があるんだなあ」
と思えました。
それだけで、すごくすごく
しあわせな気持ちになれたんです。
不思議なものですよね。



そんなこともあって、
わたしはphoolonが本当に大好き。
これからも、
「phoolonおすすめですよ!」
「phoolon素敵ですよ!」
とたくさんたくさんお伝えしていきたいと思います。
手帳だけでなく、ノートカバーとしても使えますからね。
ぜひ「世界にひとつ」を手にとってみてください。


---*ご紹介した商品 ---
phoolon(おおきな花)




【カバー&文具のいいところ】
北岸由美さんの文具でワクワクを補充

こんにちは、ほぼ日のかわばたです。
今回は、春の陽気にぴったりな
ワクワクするような文具を紹介させてください。
それがこちらです!



色とりどりの花々に囲まれ、
おめかししてお茶会をしているような動物たち。
見ているだけでワクワクして、
たのしい気分になってきませんか‥‥?

こちらは、あたたかい筆のタッチと色使い、
絵本のような世界観が魅力の
イラストレーター・北岸由美さんの
「ほぼ日の下敷き」です。

ほぼ日手帳2025では、
北岸さんのイラストをデザインした文具を
いろいろつくりました。
そのひとつひとつが、ほんとうにすてきなんです。
細部までじーっくり見るとよりその世界観に浸れて、
どんどん心がときめいてきます。



「ほぼ日の下敷き」は
手帳にぴったりな3つのサイズをご用意。
パッと心が明るくなるような
彩り豊かなイラストが全面にプリントされています。



こちらはカズンサイズ用「in the garden」。
お茶会をしているみんなに
花束を届けに来たように見えるねこの姿も。
襟元から足元まで、おしゃれに抜かりなく、
とってもかわいい‥‥。




オリジナルサイズ用「in the room」には、
2匹のねこが暮らすお部屋の様子が。
部屋にはマットやクッション、ぬいぐるみなど
うさぎグッズがたくさん!
無類のうさぎ好きなのでしょうか‥‥。
(わたし自身、うさぎを飼っているので、
このねこたちに共感。仲良くなれそうです!)



weeksサイズ用の「アニマルマンション」で
気になったのは、
植物に囲まれて暮らす、読書家っぽいコアラ。
とても小さな部屋にはネズミが暮らしていますね。
(本の感想を言い合っているかも‥‥?)





さらに、小さな絵がたくさんちりばめられた
「ほぼ日のクリアファイル」もあります。
北岸さんが大切にしているアイテムや、
額におさめられたアートが並んだデザインです。



たとえば、色違いのフードをかぶった
こんなかわいらしい2匹の動物が!



個人的に好きなのは、このティーバッグ。
きれいなお花が1輪おさまっていて、
お湯を注いだら、とてもいい香りがしそう。
よく見ると、タグにはねこの顔が‥‥!
この細かい表現にグッときます。



ジェントルな雰囲気のワニとカメもいました。
大事な式典やパーティーに向かうのでしょうか。



しおりや手紙などをはさまれた手帳も。
もしかしたらノートかな?
いずれにせよ、大切に使っている感じが伝わってきます。



額縁に彩られたこんなチャーミングな動物も!
たのしそうな装いとポーズに、
思わずクスッと笑ってしまいます。



ハリネズミも発見!
わたしは昔、ハリネズミを飼っていたので、
見つけてうれしくなりました。



お茶を飲みながら、物思いにふけるねこも。
この絵を見て、
目黒にあるクロックムッシュのおいしい喫茶店を思い出し、
久々に行きたくなりました。



釣り人(動物)は、
バンダナとつなぎのスタイリングが
とってもおしゃれですね。

見れば見るほどかわいい絵がいっぱいで、
際限なく紹介してしまうところでした!


改めて北岸さんの絵をじっくり見て、
「目」がとても好きだなぁと思いました。
誰にも媚びずに、
しっかりと前を見据えている感じがします。
実際、わが家のうさぎと触れ合うとき、
誇り高い目をしていていいなぁと思うのですが、
北岸さんの絵の動物たちにも同じことを感じました。



北岸さんの文具は、
下敷きやクリアファイルのほかに、
ふせんやメモ帳などもあります。
それぞれすてきなデザインなので、
ぜひチェックしてみてくださいね。

「カバー&文具のいいところ」を紹介する
手帳NEWSは5月上旬まで続きます!
次回もどうぞおたのしみに!

---*ご紹介した商品 ---
北岸由美 / ほぼ日の下敷き

北岸由美 / ほぼ日のクリアファイル おみやげ オリジナルサイズ用
北岸由美 / ほぼ日のクリアファイル おみやげ カズンサイズ用



【カバー&文具のいいところ】
「Banquet BLUE」で名シーンを堪能!

こんにちは!
手帳チームのコマタです。

3月後半からの手帳NEWSでは、
手帳チームのメンバーが、
それぞれ手帳や文具のいいところを
たっぷり語るという連載を掲載中です。

今日わたしが取り上げるのは、
『ONE PIECE magazine』との
コラボカバーのひとつ「Banquet BLUE」です。

『ONE PIECE』コミックス66巻で、
「魚人島」での戦いを終えた麦わらの一味が
竜宮城での宴(英語にすると「Banquet」)を
楽しむシーンがデザインされています。



これまで『ONE PIECE magazine』コラボでは
バタフライストッパータイプや3つ折りの革カバーが
出ていたのですが、
2025年版で新登場したのが、
PVCという軽量のビニール素材を使った3つ折りカバー
表側に透明のポケットがついていて、
文具などを入れることができるのです。
「ほぼ日のテンプレート ONE PIECE」を入れると
色合いもかわいいです。



裏返しにすると、さらにポケットが!
こういう「ちょっとしたメモを入れておけるスペース」
って本当に便利なんですよね。
シール冊子になっている
「どんどん貼れる、どん!!シールブック」
ばっちり持ち運べますよ。



ちなみに、裏側のデザインに入っている
このシーンがわたしは好きです。
御膳に盛りつけられたおいしそうなごちそうが、
次のコマ(左)ではすっかり、お皿だけに。
お酒が入っていたとっくりも、ごろんと倒れています。
コマとコマの間に、楽しく幸せな時間が
流れたのだろうなと想像します。



では、カバーの中を見てみましょう。
右側にロゴ入りのとうめいポケットがあります。
「貼ってはがせる 喜怒哀楽ふせん」
入れておくのもいいですね。



左側にも縦向きのポケットが。
その後ろ、手帳本体を入れられる部分にも
メモやカードなどの薄いものを
はさんでおくことができます。
書きたいときにすぐ取り出せるように
「気持ちが伝わる スクエア一筆箋(Vol.1)」
を仕込んでみましたよ。



そして左上には、しおり代わりになる
フラップ
がついています。
ちょっとだけアレンジして、シールブックから
「ドドン!!!」のシールを貼ってみました!
中身はもちろん、
「手帳本体オリジナルONE PIECE」です。



最後に、わたし的に
このカバーの熱いポイントを語らせてください。
なんといってもこの、控えめに入った英文です。

これは、作中に出てくる
「人々は今のために生きたのだ
 笑うために生きたのだから――」

というナレーションを英訳したものなんです。

できれば手帳には、
楽しいこと、うれしいことだけを書いて過ごしたい。
でもやっぱり、365日の中には
しんどいときや悲しいときもあります。
無意識に、眉間にしわがよってたり、
しかめつらになってしまっていたりするときも
あるかもしれません。

今のために生きる。笑うために生きる。

毎日を一緒に過ごす手帳に
この言葉が入っていることで、
大切なことを思い出させてくれる気がしています。

2025年もちょうど、1/3が過ぎたあたり。
残りの2/3も、たくさん笑って過ごしていきたいですね。

ではでは、次回の記事もどうぞお楽しみに!

---*ご紹介した商品 ---
Banquet BLUE[オリジナルサイズ(A6)]
手帳本体オリジナル ONE PIECE
どんどん貼れる どん!!シールブック
ほぼ日のテンプレート ONE PIECE
貼ってはがせる 喜怒哀楽ふせん




【カバー&文具のいいところ】
ミニウォレットでミニ文具セット作り

こんにちは。ほぼ日手帳チームのあさこです。

今日は、
「POTR/ミニウォレット Stroll Jr.」を
ご紹介します。

「POTR/ミニウォレット Stroll Jr.」は、
「POTR/Stroll」という手帳カバーを
そのまま小さくしたようなデザインなのですが、
見ていただいたほうが早いので
お見せしますね。

こちらです。



一番右にちんまりといる、
オレンジ色のものがそれです。
左と真ん中にいるのは、
それぞれカズン(A5)サイズ用と、
オリジナル(A6)サイズ用のカバーです。

そもそも、「Stroll」という手帳カバーが
かばんを小さくしたような見た目で
かわいい! と思っていたのに、
そのさらに上を行く小ささなのです。
かわいい!

ぱっと見の見た目だけではなく、
手帳カバーと同じ生地を使っていたり、
持ち手にスナップボタンがついていたり、
ダブルジッパーで開け閉めできたりと、
細かいところまで手帳カバーとおそろいなところも
気に入っています。

いくつかおそろいポイントがあるなかで、
個人的に一番好きなポイントは
ウォレットの内側にあります。



手帳カバーのなかに
手帳がおさまっているように、
このミニウォレットには
小さいノートがセットされているんです。
手帳と同じ、3.7mm方眼のノートです。



しかも、このミニウォレットは
キャロット、グリーン、パープルの
3色展開なのですが、
中に入っているミニノートの表紙の色が、
それぞれの外側の色とおそろいなんです。


ノートそのものも、トモエリバーを使っていて、実は96ページもあるので、小さくてもたくさん書くことができます。

このミニウォレット、
手にとると
愛でたくなるかわいさなのですが、
語彙力があまりなくて
かわいさを「かわいい」以外の言葉で
うまくお伝えできずに
どうしようかと考えて、
ミニ文具セットを作ってみました。

ちょっと唐突ですがご覧ください。


左から順にはさみ、カッター、修正テープ、ペン2種類、ポチ袋、便箋が並んでいます。

いかがでしょうか。
と、言われても、という感じだと思うのですが、
愛でたくなる小ささが
少しでもお伝えできているでしょうか‥‥。

でも、これ、
ただただかわいいからと
並べているだけではなくって、
全部きれいにおさまります。





このときに改めて思ったのですが、
このミニウォレットは
小さくてかわいいだけではなく、
意外にものをたくさん入れることができるのです。

なので、ちょっとぜいたくではあるのですが、
手帳といっしょに使う
細々とした文具入れとしても
とってもいいなと思いました。

まずは外側のポケット。
このなかには、たとえば
両面シールやテンプレートなどの
薄いものを入れるのはいかがでしょう。



そして中。
ジッパー部分には、
より細々としたフレークシールなど、
そのままだとバラバラとなくしてしまいそうなものを。



実は今日の今日まで
見逃してしまっていたのですが、
ジッパーポケットのうしろにも
ポケットがひそんでいまして、
ここは細めのマスキングテープを入れるのに
ちょうどいいことに気づきました。



そして、
厚みのあるデコラッシュやPochitto6などの
手帳をにぎやかにするアイテム、
ミニサイズの修正テープ、カッター、ペンを
入れると‥‥



こんなにいろいろあるのに、



ちゃんと収まります。





収納力まで
手帳カバーとそっくりなので、
手帳といっしょに使う
細々としたものを
すっきりと持ち運ぶのに、
この商品をおすすめしたいです。

あ、もちろん
「ミニウォレット」という名前のとおり
お財布としてもとっても便利なので、
気になったかたは
ぜひチェックしてみてください。

---*ご紹介した商品 ---
POTR/ミニウォレット Stroll Jr.
POTR/Stroll(ブラック)
ペンコ バレットボールペン ライト 0.7mm
手帳ばさみ ポケットセクレタリ
ほぼ日の両面シール
ほぼ日のテンプレート




【カバー&文具のいいところ】
day-freeの味方「日付用フレームシール」

こんにちは、手帳チームのなかまえです。
今回の連載では、
手帳チームのみんなが代わる代わる
手帳や文具のいいところをご紹介しています。


今回、わたしがおすすめしたいのは、
ほぼ日の日付用フレームシール」!
みなさん使ったことありますか?
わたしは今年から使いはじめた
まだまだ初心者なのですが、
いま、大ハマリしているところなので、
この魅力をお伝えできるのがうれしいです◎



「何をするものなの?」 かと言えば、
まあ「見たまま」「名前のまま」なのですが、
日付を自由に書き込んで使えるシールです。
メモページや、day-freeの方眼ノートページなどの
フリースペースに貼って使うのがおすすめ。




実際に使用すると、こんな感じです。
(これは、day-free(A5)で使用しています)




こんなふうに、書き方のサンプルもついているので、
不器用なわたしにとっては、
「真似すれば簡単に可愛く書けちゃう」
というところも、うれしいポイント。



ストライプや水玉、リボンのようななみなみ‥‥
などなど、多様な25種類のデザインが
4枚ずつ入っているので、たっぷり100日分使えます。
こんなふうにペリッと剥がして貼るのがたのしい。



わたしは「くっきり」見せたい派なので、
サインペン(細字)で日付を書いて使っております。



では、どんなシーンで使っているかというと
わたしは日ごろ、
日記は5年手帳に、
仕事のメモはHON(A6)に、
読書日記はweeksに‥‥
といった具合に、用途ごとに手帳を分けて
使っているんですが、
今年からもうひとつ「実現手帳」という
ノートを作ることにしたんです。

それは、今年中に叶えたいことをとにかく
実現していくためのノート。
・やりたいこと
・そのために準備すべきこと
などをたくさんたくさん書き込んで使っています。
そんな用途ですから、
毎日何かが起こるわけではないので、
day-freeを選んだのですが、
やっぱり「日付」を
書きたくなっちゃうときがあるんですよね。

それで、今年の実現したいことのひとつに
「これまで見たことのない
 世界の名作映画を1本でも多く見たい!」
という野望があったので、日付用フレームシールで
日付を記録しながら、どんどん映画を見ています。
『インディ・ジョーンズ』『ジュラシック・パーク』
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』‥‥。



それが、おもしろくておもしろくて。
あまりにも感動したものですから、
それでは飽き足らず、その感想文を
まとめた本も作って販売することにしました。
やりたいことは何でもやろう! の精神です。

ちなみに『タイタニック』は2023年に
はじめて見たんですが、
その記録も残しておきたかったので、
(めちゃくちゃ感動したので)
(あれ、すごいいい映画ですよね)
(そりゃみんな見るはずですよね。びっくりしました。)
シールの上部に「2023」と書いて、
感想を残しておきました。こんなこともできます。



そして、1つのページに2つ以上使ってもいいですね。


今年は、この「日付用フレームシール」といっしょに
夢をどんどん実現していく1年にしたいと思います。
おすすめですよ。


---*ご紹介した商品 ---
ほぼ日の日付用フレームシール
手帳本体day-free(A5)




【カバー&文具のいいところ】
持ち歩ける春風。久保田寛子「花あかりの音色」

こんにちは。
ほぼ日のツルキです。
いま手帳NEWSでは、手帳チームメンバーが
カバーや文具の魅力をお伝えしています。

4月に入ってから、東京は寒い日が続いています。
ほぼ日まわりの桜は満開なのですが、
このままではお花見に行けず
桜の季節が終わってしまうかも‥‥。

そんな状況のなか、
みなさんにお見せしたいのが
久保田寛子さんの手帳カバー
「花あかりの音色」です。


木の幹や草むらも、引き込まれるような雰囲気。

描かれているのは、桜の並木道。
桜の花びらには
ほんのりピンクがかった白を主体に
濃いめのピンクや青、黄色、赤まで
使われています。
この色とりどりの花びらを見ていると、
桜を目にしたときの胸のざわめきが
思い起こされるような気がします。

花ふぶきの描写からは、
見るたびに違う印象を受けます。
春の嵐のような強い風が
吹いているように見えるときと、
やわらかな風にしんしんと花びらが
ふりつもっているように見えるときと。
みなさんはどちらでしょう?



自転車を押しながら歩く、帰り道の猫たち。
なんでもない、こういう時間のことを
後からふと思い出すことってありますよね。



裏面には月のハープを弾くねずみ。
手帳を裏返した瞬間に
「ここには音楽が流れていたんだな」
とわかるのが素敵です。





バタフライストッパーや
内側のポケットにも花びらが舞っています。
久保田さんの作品は絵本の1ページのような、
物語が感じられる絵ですが、
細かいところにまで絵が続いていると、
その物語が広がっていくような
うれしさがあります。



ここにも物語がこぼれていました。
花びらのかたちをした、
真っ白なしおりの先のチャーム。



わたしのお気に入りは、
手帳を入れたらほとんど隠れてしまう
カバー内側のこの部分。
月の光がもれてくるような、
蛍光っぽい黄色です。



晴れ間をねらって、桜と撮ってみました。
たいせつな思い出、決意、新鮮な気持ち。
「花あかりの音色」は、
春に抱いたさまざまな感情を
思い出せるカバーだなあ、と思います。


それでは、次回の更新もおたのしみに!

---*ご紹介した商品 ---
久保田寛子/花あかりの音色[オリジナルサイズ(A6)]
久保田寛子/花あかりの音色[カズンサイズ(A5)]