ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

【カバー&文具のいいところ】
並べたらこんなに小さい「タイト ジップ」

こんにちは、ほぼ日のひらのです。
ほぼ日手帳チームの乗組員が、
いまこそおすすめしたいカバーや文具を
ピックアップしてご紹介している
シリーズ連載、本日のアイテムはこちら!

「タイト ジップ」

その名のとおり、どれだけタイトなのか、
通常のジッパーズタイプのカバーと並べて
比較していただきましょう。
まずは、こちら。


同じオリジナルサイズでも、コンパクト。

わっ、ちっちゃーい!
左がオリジナルサイズのカバー
「タイト ジップ(カフェオレチェック)」。
そして、比較として右に並べたものが
「ミナ ペルホネン / pomppia(light blue)」です。

具体的に数字にしてみると
タイト ジップ「縦174mm×横143mm」
ジッパーズ「縦196mm×横159mm」
その差は縦22mm、横16mmぐらい。
100円玉の高さぐらいの差があります。

つづいて、厚さも比較してみましょう。



えっと、写真で違いがわかるでしょうか。
タイト ジップが「厚さ27mm」に対して、
ジッパーズが「厚さ30mm」でした。
その差は3mmと微妙な差なのですが
これまでにジッパーズタイプのカバーを
使った経験のあるかたには
機会があれば、ぜひ一度
手に持っていただきたいんですよ。



こうして掴むようにして持ってみると、
あれ、なんだかこの手が覚えている
厚みよりも薄くなってる気がする‥‥!
という感覚になりました、ぼくは。
以前、2014年にジッパーズのカバーを
使っていたことがあるのですが、
ずいぶんと細く感じるんですよね。

おかしいなあと思って自宅にある
過去のジッパーズカバーを見てみると、
当時はカバーにいろいろはさんでいたから
パンパンに膨らんでいたんですよね。


こんなに入れているとは思ってなかった!

ほぼ日手帳にあれこれ貼っていたし、
ポケットにもいろんなものが入ってました。
そう、平野という人間は
ポケットがあればあるだけ
なんでも入れてしまう性質がある。
そんなわけで、個人的な使用感は
3mmどころの差ではありませんでした。

こちらのタイト ジップは、
そもそもポケットの数が少なくて、
タイトさをキープしたまま持てるように
設計されているんですよね。


カバーの左側にカードポケットがふたつ。


右にはポケットなし。ちょっとした紙ならはさめます。

しかも、カバー内側の素材に
牛革を使っていることもあって
ちょっと硬めにできています。
その硬さのおかげで、
膨らみにくくなっていそうですね。
紙の資料や文具をはさんで持ち歩くのは、
ちょっとだけでOKな
ミニマル派のかたに、おすすめです。

コンパクトに持ち歩ける
「タイト ジップ(カフェオレチェック)」は
オリジナルサイズ、カズンサイズの
2サイズで展開していますよ。
そして、おそろいの柄の
トートバッグもご用意しているので
こちらにはた〜っぷり入れましょう。

それでは、また次回もおたのしみに!

---*ご紹介した商品 ---
タイト ジップ(カフェオレチェック)[オリジナルサイズ(A6)]

タイト ジップ(カフェオレチェック)[カズンサイズ(A5)]
トートバッグ(カフェオレチェック)




【カバー&文具のいいところ】
新色のtragenカバーで手帳と文具をひとつに

こんにちは、手帳チームのかわばたです。
今回の連載では、
手帳チームのみんなが代わる代わる
手帳や文具のいいところをご紹介しています。

わたしが紹介するのは
「tragen(トラーゲン)」の手帳カバーです。
シンプルですっきりとした見た目ながら、
たっぷり収納できるポケットがついた
三つ折りタイプのカバー。
手帳といっしょに文具やカードなどを
持ち歩きたい人にぴったりです。

これまで、ブラック1色展開でしたが、
「ほぼ日手帳2025 Spring」で
オークモスとレッドが新登場!
社内でも新色を使っている人が
続々と増えています。
そんな中から、個人的に気になった2人に、
カバーの使い方を教えてもらいました!

【しらとのtragenカバー】
ひとりめは、
手帳チームの生産管理を担当しているしらと。
オークモスのtragenのカバーに、
どんなものを入れているのでしょうか‥‥?



HON(A6)をはじめ、文具、電卓などが
たっぷり!!
「tragenのカバーは、
表面や裏面、内側にポケットがあるので、
文具好きなわたしは
常にたくさん入れてしまいます!」



閉じた状態のカバーはこんなにスマート。
「生活のたのしみ展で買った
ほぼ日のおさるのワッペンと
Sleepy Sheepさんのキーホルダーをつけて
アレンジしてみました」



表面のファスナーつきポケットには、
ペンやミニハサミ、のりなどの文具、
メジャー、そして「ヘビ」がひょっこり‥‥!
「このヘビは充電器のコードなどを束ねるグッズ。
tragenのカバーは
こんな立体的なものも入っちゃいます」





マグネットで開閉する仕様のこのカバー。
その磁力を活かして、
ポケットの内側にクリップをまとめていました。
ナイスアイデア!



「HON(A6)につけられるカバーを探していたところ、
tragenのカバーがぴったり。
左側のカードポケットには、
絆創膏やふせん、カード類を収納しています」



サッと取り出しやすい裏面のポケットには、
よく使う電卓、ふせん、コースターを
収納していました。




【おーたのtragenカバー】
もうひとつの新色、レッドの
tragenカバーを使っている
商品チームのおーたにも話を聞きました!
スタイリストの伊藤まさこさんと
ほぼ日がいっしょにいろいろなアイテムを展開する
weeksdays」を主に担当しています。





入社17年目。
手帳チーム所属ではないですが、
入社前の2003年から、
ほぼ日手帳を愛用しているそう。
「1日1ページや週間レフトといった
フォーマットは気にせず、
毎年ただただ好きな表紙の手帳を買っています(笑)。
今年はパディントンのweeksに一目惚れ。
今までは手帳カバーをつけずに
そのままweeksを使う派だったのですが、
春に発売されたtragenのレッドが
あまりにかわいくて‥‥。
久々にカバーつきで使っています。
パディントンの表紙との相性もばっちりなんですよ〜」



「最低限のものをコンパクトに持ち歩きたい」
というおーた。
中のものをすべて見せてもらうと、
ペンやふせん、名刺、メッセージカード、
コジコジの「ほぼ日のテンプレート」(ロフト限定)などが
入っていました。
「tragenのカバーはものを分類しながら、
スッキリ収納できるところがお気に入り」



「使ってみると表面のポケットがとくに便利。
ポケットに“底”があるから、
ペンなどが後ろに落ちていかず、
取り出しやすいんです」



「裏面のポケットにスマホを入れることも。
このカバーに手帳、文具、名刺、スマホと、
仕事に必要なアイテムをすべて入れておけば、
移動のときにサッと持ち運べるので助かります。
このレッドは、
持ち歩いていると明るい気持ちになるし、
人にも『いいね』と言われることが多く
うれしくなります」



手帳といっしょに
ものをたくさん持ち歩きたい派にも、
スッキリ収納したい派にもぴったりのtragenのカバー。
お好きな手帳と組み合わせて
使ってみてはいかがでしょうか。


たまたま手帳カバーとおそろいの色の服を着ていたふたりでした。

次回の手帳ニュースでは、
どんなおすすめアイテムが登場するのでしょうか。
どうぞご期待ください〜!

---*ご紹介した商品 ---
tragen(オークモス) [オリジナルサイズ(A6)]

tragen(レッド) [weeksカバー]



【カバー&文具のいいところ】
軽さと薄さが魅力の「ONLY IS NOT LONELY」

こんにちは、手帳チームのしおぐちです。

今日、わたしがご紹介するのは、
ゴムバンドつきのカジュアルな手帳カバー
「ONLY IS NOT LONELY」
です。



この手帳カバーは、通常のカバーについている
ポケットやバタフライストッパーをなくしていて、
とにかく軽くてすっきり持てるのが
最大の特徴です。


●しおぐちの推しポイントはココ!

(1)とにかく薄い



内側のポケットがなく、厚みも抑えられていて、
とってもすっきりとしています。



ポケットはありませんが、
表紙を差し込む部分に紙ものは挟めますし、
もし、物足りなくなったら
ふやせるポケットを使うのもいいですね。

試しにバタフライストッパータイプの
カバーと比較してみましょう。



今回はファブリックのカバーと
比べてみましたが、
厚みもやや薄くてスリムですね!


(2)とにかく軽い



素材は、合皮を使用しています。
軽量で気軽に使える素材なのに
ちょっぴり高見えするのもうれしいところ。


(3)ゴムバンドでしっかり閉じられる



このゴムバンドがとってもいい仕事をしてくれます。
カバンの中で手帳が開かない安心感もありますし、
バンドでしっかり閉じることで
よりすっきりと持つことができますよ。


(4)シンプルでミニマルなデザイン



表紙のメッセージが際立つ
シンプルなデザインもお気に入りです。

表紙の「ONLY IS NOT LONELY」の英文字は
ゴールドの箔押しですが、
落ち着いたデザインでビジネスシーンでも
使いやすいのではないでしょうか。



実は、内側に「なんでもない日、おめでとう!」という
ささやかなメッセージが隠れているんですよ。

サイズは
オリジナルサイズ(A6)とカズンサイズ(A5)の2種類。



サイズによってカラーが違い、
A6が深いグリーン色、A5がチョコレート色です。


●こんな人におすすめ!

わたしが特におすすめしたいのは‥‥

(1)「day-free」や「avec」をお使いの方



もともと薄くて軽い手帳本体の
「day-free」や「avec」とは相性抜群です。



カバーを付けてもこんなに薄い!
使い心地もとっても良いんです。


(2)ほぼ日のノートをお使いの方



実はノートカバーとして使うのもおすすめ。



手帳カバーと使えるほぼ日のノートは、
方眼ノート、罫線ノート、無地ノートの
3種類のご用意があります。

わたしは、まさにこの使い方をしていまして、
仕事用でA5サイズの方眼ノートとカバーを
一緒に使っています。
アイデア出しやメモ帳として活躍中です。



使っているのは、
去年の同型のカバーなんですけどね。

デスクに広げっぱなしにしていても
かさばらず邪魔にならないですし、
会議などで席を移動するときにも
ペンとノートを一緒に持ち歩けるので
とても便利です。

次回の「カバー&文具のいいところ」は
どんなテーマでしょうか。
まだまだ続きますので、おたのしみに!

---*ご紹介した商品 ---
ONLY IS NOT LONELY(Ivy Green) [オリジナルサイズ(A6)]
ONLY IS NOT LONELY(Chocolate) [カズンサイズ(A5)]



【カバー&文具のいいところ】
週間手帳で気軽にはじめるライフログ!

こんにちは、
手帳チームのひがしです。

ほぼ日手帳チームのメンバーが
さまざまなテーマでお届けしている手帳NEWS。

今回の連載では、
ほぼ日手帳の手帳やカバー
文具の魅力にもっと気づいてほしい!と
そのアイテムのいいところや
おすすめポイントをご紹介していきます。

今回わたしがご紹介するのはこちら
「ほぼ日の週間手帳」です。



ほぼ日の週間手帳は、見開き1ページに
1週間の予定を見やすく書くことができる
バーチカルタイプの手帳。
A6サイズよりひとまわり小さめで
手帳をちょっとためしてみたい方や
今使っている手帳の書くスペースが
すこし物足りない方にもおすすめです。


1日ごとに3つの「チェックボックス」と「24時間の時間軸」もあります。

先週1週間、ほぼ日の週間手帳を使って
ライフログをやってみました。
書き始める前に、
フォーマットを区切って
左側に項目を書いておきます。

わたしが書いたのはこの6つ。
・small wins(小さな成功)
・weather(天気)
・break fast(朝ご飯)
・lunch(お昼ご飯)
・dinner(晩ご飯)
・sleep hours(睡眠時間)



6つを1週間。
意外にたくさん書けます。
ほんとに?
ほんとでした。
書くスペースを区切ると
むしろのびのび書けて不思議。

一番下のスペースが少しあまったので
その日1日を表すシールも貼ってみました。

最初に書くことを決める。
横線を足して、区切る。
この2つをやっておくだけで
毎日内容を考える必要もなく、
気軽につづけることができました。

そしてこの手帳、
厚さ4mmとかなり薄いので
持ち歩きにもぴったりなんです。

手帳カバーにノートと
いっしょに収納したり。


表紙にはだいすきな“フードリ”のシールを貼りました。

手帳カバーの裏ポケットに
スッと収納したり。



文庫本カバーの隙間にも入ります。



上から見ても、厚みの違和感なし。

いろんな隙間にスッと入れて
持ち歩いてみてくださいね。

ほぼ日の週間手帳は、
1月はじまりと4月はじまりの
2種類から選べます。

4月はじまりは3月31日(月)の週から
書きはじめられるので
4月から新たに手帳をはじめたいかたにも
おすすめです。

ほぼ日手帳チームのメンバーがおすすめする、
「カバー&文具のいいところ」はまだまだ続きます。
次回もどうぞおたのしみに。

---*ご紹介した商品 ---
ほぼ日の週間手帳 2025




【カバー&文具のいいところ】SPY×FAMILYのかわいさがつまった文具3選!

こんにちは、ほぼ日手帳チームのツルキです。
現在、手帳NEWSでは
ほぼ日手帳チームの乗組員が
カバーや文具のいいところを
お知らせしています。

今日、わたしがご紹介したいのは
SPY×FAMILYのアイテム。



SPY×FAMILYシリーズにはこんなにも!
たくさんの手帳や文具があるのですが、
きょうはなかでも、かわいい&使える文具を
3つ選んでみました。

1つめは、ミニお手紙メモセット





こちら、アーニャをはじめとした
登場人物がプリントされた、
手のひらサイズのちいさいメモです。
三つ折りにできて、星(ステラ)や
ピーナッツの形の穴から
ちらりと絵がのぞくのがとてもかわいい!


△この絶妙な顔ののぞきぐあい! キュートすぎます!

誰かに渡すのはもちろん、
じぶんの手帳に貼るのもおすすめです。





単純にかわいくてうれしくなるし、
「開く」というワンクッションがあるから
誰かに見られたらちょっとはずかしいような
ことも、堂々と残しておけます。
開く動作自体もたのしいですしね!


2つめは、きらーんシールセット


△実物のキラキラ、少しでも伝えたい! 輝いてます!

△スライダーケースに入っています。

SPY×FAMILYのさまざまな場面が大小計15枚、
キラッキラのシールになっています。
キラキラだしかわいいしで、
なかなか使う勇気が出なかったのですが‥‥、



キラキラだからこそ! の予定に
思い切って貼ってみたら、
これ、気持ちがかなり盛り上がります!



シールが入っているスライダーケースは、
小物を入れるのにもぴったりですよ!

3つめは、ほぼ日のテンプレート SPY×FAMILY





これ、いちど試してみてほしいです。
テンプレートをなぞるときに、
促されるようにペンが動いていくのが
思った以上に心地よくて、
線をひくこと自体が楽しいんですよ。
しかも、かわいいイラストが描けてしまう。
ピーナッツの「P」の穴の部分だけ、
自分で書き入れるときに緊張するのも
またちょっとしたお楽しみです。

気軽に取り入れられて、
日々の手帳タイムがちょっとうれしくなる
SPY×FAMILYの文具たち、おすすめです!


---*ご紹介した商品 ---
SPY×FAMILY / ミニお手紙メモセット
SPY×FAMILY / きらーんシールセット
SPY×FAMILY / ほぼ日のテンプレート SPY×FAMILY




【カバー&文具のいいところ】
6色の糸で生まれる「さくらんぼ」

こんにちは、ほぼ日手帳チームのひらのです。
東京の気候はなかなか安定しませんが、
すこしずつ、春らしくなってきています。
急に冬に戻されたりして
体がびっくりすることもありますが、
日記を書くにはいいネタですね。

ほぼ日手帳チームの乗組員が
カバーや文具のいいところをお伝えする連載、
きょうは春にぴったりな柄のweeks
「さくらんぼ」をご紹介します。



ネクタイに使われる織り生地で作られる
「タイ&チーフ」シリーズは、
もう10年以上続く定番シリーズ。
デザインが毎年異なるのですが、
今年の「さくらんぼ」は、
これが水彩画のようなんですよ。

さあ、じっくりと近づいてみますよ。
ぐぐぐぐーっと。



惚れ惚れしちゃいます、この細かさ。
ぼくは毎年タイ&チーフシリーズの
原稿を担当しているのですが、
「おお、ここまできたか!」とびっくりました。
さくらんぼの果実の
絶妙なフォルムに陰影までついていて、
葉っぱの模様や花の細部まで
しっかりと再現されているんです。
水色の地色以外に使っている糸の色は、
緑、赤、濃赤、白、茶色、黄色。
この6色で、ここまで細かく表現しています。

このシリーズは大きな織りの生地から
切り出して作っているので、
ひとつひとつの柄の入り方が
すべて異なるのもポイントです。
ためしに3つを並べてみましょうか。



遠目には同じに見えるかもしれませんが、
細かいところまでよく見てみると違いますよね。
手元に届いたら、ぜひチェックしてみてください。
さくらんぼの柄が
表紙の「2025」の西暦の数字にかかっていたり、
背表紙にさくらんぼの花が入ったり、
どんな柄の入り方でもオンリーワンですよ。

この柄がどう作られているのか、
生地の裏側をご覧いただきましょう。



わあーーっ、カラフルな無数の糸!
さくらんぼの柄があるところだけでなくて
全体に川が流れているようですよね。
この裏側だけを見たとしても、
表側の柄は思い浮かばないと思うんです。

近づいてみても、横にしてみても、
糸をさわってみても、ためしに引っ張ってみても、
この糸の束がどうやって
さくらんぼの柄になっているのか
ぼくもよくわかっていなかったのですが、
これをスイミングに見立ててみたら
ちょっとわかりました。

スイミング? なんのこっちゃですよね。
ええと、どういうことかと言いますと、
プールで同じコースを
6人の選手が泳いでいる様子を想像してください。

はい、想像できましたか。
その選手たちは、みんな潜水をしています。
彼らはそれぞれに
異なる色の帽子をかぶってましてね、
1=緑の帽子、2=赤い帽子、3=濃い赤の帽子、
4=白い帽子、5=白い帽子、6=黄色の帽子。
みんな同じコースで潜っているけれど、
息継ぎのタイミングはバラバラ。
「ぷはぁーっ!」と浮上したタイミングで
観客のわたしたちから帽子が見えます。
その息継ぎの瞬間が、
生地の表側に出ている色ということですね。


これだけの糸を使っているから凹凸ができます。

「さくらんぼ」の柄では、
赤や緑はたくさん使われていますよね。
ところが、花の中央にしか使われない黄色の糸は、
ずーっと水中に潜っているようなものなんです。
その分、生地の裏側から見ると
いちばん下だから目立っていますよね。
たくさん使う色でも、少しだけ使う色でも、
糸の長さは同じだけ必要になるということです。

という想像をしてぼくは理解したのですが、
ちゃんと伝わっているかどうか‥‥。
構造まで理解する必要はないのですが、
生地の裏側まで見る機会って
なかなかありませんよね。
こんなに複雑な糸の組み合わせによって
「さくらんぼ」の柄ができているんだなって
関心を持っていただけたらうれしいです。

タイ&チーフシリーズを手に取る機会があれば、
ぜひ裏側も想像してみてくださいね。
ほぼ日手帳チームの乗組員がおすすめする、
「カバー&文具のいいところ」はまだまだ続きます。
次回もどうぞおたのしみに。

---*ご紹介した商品 ---
タイ&チーフ / さくらんぼ(weeks)

タイ&チーフ / さくらんぼ(weeks MEGA)
プラス×ほぼ日デコラッシュ(さくらんぼ)




【カバー&文具のいいところ】
作品の魅力がたっぷり詰まったweeks

こんにちは、手帳チームのいわさわです。
今日からはじまった新連載
「カバー&文具のいいところ」。
2025年の手帳や文具を使いはじめて数ヶ月経ったいま、
“もっと” みなさんにおしえたい! 知ってほしい!
それぞれのアイテムの魅力を、
手帳チームのメンバーがご紹介していきます。

さて、トップバッターのわたしが紹介するのは
草野マサムネ×junaidaのweeks「紫の夜を越えて」です。



見てください、この絵!
描かれているのは紫色の神秘的な森なのですが、
よーく見るとそのなかに、
ネコやシカ、馬などの生き物のほか(かたつむりも!)、
惑星やきれいな花々などが水彩絵具で表現されています。

元々、この絵は歌画本『ひみつストレンジャー』という
書籍のために描かれたもの。
スピッツのアルバム『ひみつスタジオ』に収録されている
草野マサムネさんが書いた曲の歌詞に、
junaidaさんがひとつずつ物語を描いていった書籍で、
その本が出ると聞いたとき、
スピッツとjunaidaさんという
好きなアーティスト同士のコラボに
ドキドキしたことを覚えています。


右が歌画本『ひみつストレンジャー』。読み込みすぎて少し使用感が出ています。

そして実際に本を見たときの驚きといったら!
稚拙な言葉になりますが、
「なにこれ、すごっ…」と圧倒されました。
歌詞の世界が絵になることで曲に広がりが生まれ、
本を見ながらアルバムを聴き直したり、
再び曲だけでたのしんでみたり、本だけを眺めてみたり。
見るたび聴くたびに絵や曲から新しい発見があって、
何度もワクワクしました。

その書籍のなかの「紫の夜を越えて」のタイトル絵が
表紙になったのが今回のweeksです。
キャンバスのような素材の布クロスに絵がプリントされ、
本の世界の一部を毎日手にできる喜びがあります。


水彩画の筆運びまでもがしっかりと感じられます。

実際にこの手帳を仕事用の手帳として
毎日使っている星野に、
使ってみてどう? と聞いてみました。



「元々『紫の夜を越えて』という曲が好きで、
仕事中にちらっと目に入ったときに、
勇敢な気持ちになれるところが気に入ってます。
このweeksにはセットで下敷きがついているので、
『紫の夜を越えて』の世界観を、
手帳と一緒に使えるのもとてもうれしいです」


星野のパソコンのそばにいつも置かれています。

そう! このweeks、
オリジナルの下敷きもセットになっているんです!


セットの下敷きのデザイン。左が表面、右が裏面。

表紙の1枚絵だけでなく、
junaidaさんの絵の世界をもっと感じてほしくて、
よくばってセットにしました。
「紫の夜を越えて」の
書籍の本文の絵をデザインしたもので、
見ていると、曲の世界観をより深く感じられます。

新しい世界へと誘ってくれそうな美しいweeks、
ぜひ特別な下敷きとともに使ってくださいね。

---*ご紹介した商品 ---
草野マサムネ×junaida / 紫の夜を越えて(weeks)




2月22日は猫の日!
乗組員のねこ手帳をあつめました。

こんにちは、手帳チームのみずのやです。

本日2月22日は猫の日!
ということで、ねこ好き乗組員3名の
ねこ手帳をあつめてみました。

◯乗組員のねこ手帳 <にびくん>



にびくんは、「にび」の名前のとおり、
鈍色(グレー)で、
ちょっと鈍くさいところがあるそう。
首元の白い三角ナプキンと、
白い靴下がなんともいえないかわいさです。

最近のお気に入りの写真を
たっぷり詰め込んでコラージュした
と話すのねこ手帳は、
デザインペーパーやスタンプをつかった
とっても華やかなページ。
個人的には、暗闇でキュピーンと
目が光るにびくんとイラストに心奪われました…!

にびくんのベストショット。まっすぐな眼差しに吸い込まれそうです。

◯乗組員のねこ手帳 <デリダくん>



デリダくんは、警戒心は強いけれど、実はとっても甘えん坊。
とっても幸せそうにまどろんでいる写真が
まさに「ねむい…」と思っていそうで癒やされます。
「ネコの日」の袋文字が
デリダくんカラーになっていてかわいい〜!
の愛情たっぷりの文章から、
デリダくんとのすてきな関係性が
伝わってほっこりしました。


デリダくんのベストショット。どうしてちょっと首傾げてるの…かわいい…

◯乗組員のねこ手帳 <ふとしくん>



甘えたがりだけど抱っこは嫌いな
ふとしくん。
尻尾が太くて手足が長い、
アンバランスな体型が大好きだそう。

愛らしいイラストとカラフルな色合いが
目を引くのねこ手帳は、
ふとしくんの好きなものを集めて描いたそう。
おうちでのふとしくんの様子が目に浮かびます。
袋文字の雰囲気もとってもかわいい…!


ふとしくんのベストショット。手帳のイラストとは打って変わって、哀愁漂う雰囲気がすてきです。


三者三様のねこ手帳、
とってもかわいくて癒やされました。
わたしも今日はねこの文具をつかって
手帳デコにチャレンジしてみようと思います。

ぜひみなさんのねこ手帳も
SNSで見せていただけたらうれしいです!
最後までお読みいただきありがとうございました。

【わたしの選んだほぼ日手帳2025】
メリー号と共に進む航海日誌

みなさんこんにちは。
手帳チームのコマタです。

2025年は、どの手帳を使うのか?
手帳チームメンバーそれぞれが
マイ手帳を紹介してきた連載も
本日がラストとなりました。

わたしは、以前は
weeksユーザーだったのですが、
2023年版で大好きな漫画『ONE PIECE』の
手帳が登場したため、ここ2年は
『ONE PIECE』の手帳を使ってきました。
2025年も引き続き、
『ONE PIECE』とともに1年を過ごします!



まず本体は
手帳本体 オリジナルONE PIECE」に。

HON「DON!」も魅力的なので
とっても迷ったのですが、
今年はベーシックな紙表紙の本体に
Going Merry LOGBOOK(A6)」の
カバーをかけて使うことにしました。



高級感ある、シックな黒革のカバーに
メリー号の顔がきらりと光って、かっこいい!
革のカバーをもつと、ちょっとだけ
気持ちもパリッと引き締まるんですよね。
大海原を進むメリー号といっしょに
2025年の航海を楽しみたいと思います。

写真右にあるのは
今年で8年目になる「ほぼ日5年手帳」。
ちょうど、2冊目の3段目まできました。
こちらは家に置いて、日記にしています。
年々、味わいを増していく
赤い革カバーもお気に入りです。

* * *

さてさて、
『ONE PIECE』手帳のほうは
文具もいっしょに使いながら
気分を盛り上げていきたいと思います。
スケジュールのアイコンとして
Pochitto6 ONE PIECE」を
ポチッと押したり‥‥



友人の誕生日を書くのに
ほぼ日のテンプレート ONE PIECE」の
ビブルカードの部分を
使ってみたり‥‥



どんどん押せる どん!!スタンプ」も、
ページに押すだけで、
年始めの勢いが出ましたよ。
いい感じ!!





1月のページをぱらぱらめくってみると、
「カゼひくなよ」
「おもちが入ってるでやんす!!」
など、いまの季節に
ぴったりな言葉も発見。





読者アンケートで募集した
泣いた、笑った、胸に刺さった
言葉の数々が載っている
2025年版の手帳。
ページをめくるたびに
泣いたり、笑ったり、感動したりと、
忙しいけどうれしい1年になりそうです!



いろんな手帳が登場した
【わたしの選んだほぼ日手帳2025】。
ここまでお読みくださり、
ありがとうございました。

たくさんの種類の中から選んだ
ほぼ日手帳とともに、
みなさんお一人お一人の2025年が
充実した1年でありますように。
いっしょに、手帳ライフを
楽しみましょう〜!



【わたしの選んだほぼ日手帳2025】
しっくりきてるよ、3冊づかい。

こんにちは、ほぼ日のひらのです。
2025年がはじまって10日が経ちました。
仕事始めから1週間も経っていないのに、
お正月ムードから抜け出しちゃいました。

もうすっかりどっぷり、目の前の
「生活のたのしみ展」ムードになっています。

年明け早々でエンジンがかかるのが遅いのかなと
想像していたのですが、
そんなことは言っていられませんでした。
普段はほぼ日手帳の読みものを考えるのを
メインの仕事にしているぼくですが、
今回は遊軍としてちょこまかと動いています。
配送用の段ボールを小走りで持っていき、
揚げたてのポテトチップスの箱が
どっさり詰まったカゴ台車を運び入れ、
不織布の買い回りバッグを
きれいに使えるようにシワを伸ばして‥‥。
ほぼ日手帳チームの巨大なブースについては、
安心して見守っています。

ああ、そういうニュースじゃなくてさ。
目の前にイベントがあると
そのことで頭がいっぱいになってしまい、
ついつい脱線しちゃいますね。

さて!

2025年、新しい手帳を使いはじめたことで
フレッシュな気分になっています。
(ああそうだ、こういう企画だったよ)

ぼくが今年選んだほぼ日手帳は、
こちらの3冊です。



・ほぼ日手帳オリジナル
・HON A6
・weeks

今はこの組み合わせがしっくりきていて、
気づけば3年連続になっています。

◯仕事も家のことも書く「オリジナル」



仕事で使っている手帳ですが、
いちばん雑多に使うのも、この手帳です。
普段はPCバッグに入れていて、
ミーティングのメモも取るし、
お店でもらったショップカード、
こどもが描いてくれた絵や
家族で出かけたチケットの半券など
仕事も家のことも全部ひっくるめて
この手帳に書いています。

ぼくのカバーの選び方としては、
手帳カバーの裏側に
ポケットがあるものを選ぶことが多いです。
後で貼ろうかなというシールや、
リーフレットや仕事で使う資料をはさんでおいて、
サッと取り出すことができます。
勝手に名前をつけるとすれば
「とりあえずポケット」とでも言いましょうかね。
いつかなにかの役に立つ日が来るであろう
(しかし役に立たないこともある)ものを
しまいこんでしまう習性があります。
それは昔からだから、しょうがない。

そんなわけでカバーの後ろ側に
ポケットのあるものから選びました。
ことし選んだ「ラインズファブリック」は、
商品の原稿を担当させてもらったカバーです。
全体のラインナップで並んだときには
シンプルなボーダーの手帳だなあというのが
正直な第一印象でした。
でも、現物を見てから評価がぐーっと上がって、
原稿を書くときにサンプルをさわっていたら
手触りがすっごくやさしくて、
「お、来年はこれにしよ」と候補に挙がったんです。
ヘリンボーンの柄が表情豊かで、
飽きのこないデザインです。

◯3年めの日記「HON A6」



HONがデビューした年から
日記が習慣として身についてきました。
今でこそ、文章を書くことを
仕事になっているのですが、
こどもの頃は日記が大嫌いでした。

学校の宿題になるような
日記や読書感想文みたいな文章って
型が決まっていると思っていたんです。
「ぼくは今日、ハンバーガーを食べました」とか、
うげえめんどくさいなあと思ってました。

日記が書ける人のことを
すごいなーと憧れていたのですが、
先生に見せるために書く日記と違って、
自分のためだけに書く日記はおもしろいなと
思えるように変わりました。

半分以上は日々の反省を書いている気がしますが、
役に立てようとかそういうのじゃなく、
いま思っていることを書いておくと
後で答え合わせするのがたのしいんですよ。

いまなら「生活のたのしみ展」が
頭の中のほとんどを占めているわけですが、
1週間後には終わっているイベントなので、
そのときにはもう「明日からがんばるぞ」とか
「もっと工夫できないかな?」みたいな気持ちは
なくなってしまっているはずですよね。
数日後の、数カ月後の、数年後の自分のために
書いておきたいなと思えるようになりました。
いまの気持ちは、いましか書けないのだから。

その日記専用として使い分けをするのに、
「HON」はちょうどいい存在になりました。
仕事で使う手帳と日記用のHONとで、
どちらかはONE PIECEの特別版にしたくて
今回は「ONE PIECE magazine / DON!」にしました。

◯メモとTO DOを書く「weeks」



ほぼ日では毎週1回は全社員が集まる
ミーティングが行われています。
その場でが考えていることを
メモしているのですが、
週に1度というスパンとweeksとの
相性が抜群だと思うんですよ。
ぼくの場合、週のページのメモ欄は
ミーティングのメモとして使っています。
そして、左ページの予定を書くスペースには
その日までにやらなくちゃならない
TO DOを書くようにしています。

weeksにはメモページもたっぷり付いているので、
取材時のメモなどを
巻末の方眼メモに書くようにしています。
「わーっ、これは覚えておこう」
みたいな気持ちの入った走り書きです。

2025年のweeksとして、
「石川直樹 / DENALI IN THE MIDNIGHT SUN #1」
を選びました。

weeksも実際に触って検討したので、
何個か候補はあったのですが、
最終的な気持ちとして
カッコいいのにしようかなというのが
いちばん素直な気持ちです。
で、こじつけな理由としては、
ぼくの名前が「しんや」なので、
「ミッドナイトサン」という名前に
ついつい反応しちゃうというのもあります。
すいません、ほんとどうでもいいですよね。

◯並べてみたら好みがわかるかな?

会社のロッカーに
過去に使っていた自分の手帳を
いつでも置いてあるので、
机の上に積んでみました。



ほぼ日手帳オリジナルはずっと使っていて、
ちょっと膨れているので、
上に積もうにもバランスが取れませんでした。

こうして重ねてみると、
最初の頃はポリエステルばかりなのに、
年を重ねるごとにコットンのカバーを選ぶことが
増えているようですね。
2020年の「おちつけ」から
2025年までの5年間で4回は
綿素材のカバーを使っていました。
ふむふむ、ということは
2026年のカバーはどうしよっかな。



weeksは背表紙だけ並べてみると
案外シックな色味が多いですね。
ちょっと前まで
ブラウンのパスポートカバーを使っていたので、
それに合わせていたのかな?
こうして見ると、
2025年の石川直樹さんの写真は
はじめて選ぶタイプなんだなとわかります。
ああ、どうりで新鮮な気持ちになるわけだ。

2025年ははじまっていますが、
まだまだ1月はじまり版を販売中です。
ぜひ検討してみてくださいね。
ほぼ日手帳チームのメンバーが選んだ
ほぼ日手帳のご紹介は、次回が最終回です。
それでは、ここまで読んでくださって
ありがとうございました。