ほぼ日手帳 ニュース

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【わたしの選んだほぼ日手帳2025】
しっくりきてるよ、3冊づかい。

こんにちは、ほぼ日のひらのです。
2025年がはじまって10日が経ちました。
仕事始めから1週間も経っていないのに、
お正月ムードから抜け出しちゃいました。

もうすっかりどっぷり、目の前の
「生活のたのしみ展」ムードになっています。

年明け早々でエンジンがかかるのが遅いのかなと
想像していたのですが、
そんなことは言っていられませんでした。
普段はほぼ日手帳の読みものを考えるのを
メインの仕事にしているぼくですが、
今回は遊軍としてちょこまかと動いています。
配送用の段ボールを小走りで持っていき、
揚げたてのポテトチップスの箱が
どっさり詰まったカゴ台車を運び入れ、
不織布の買い回りバッグを
きれいに使えるようにシワを伸ばして‥‥。
ほぼ日手帳チームの巨大なブースについては、
安心して見守っています。

ああ、そういうニュースじゃなくてさ。
目の前にイベントがあると
そのことで頭がいっぱいになってしまい、
ついつい脱線しちゃいますね。

さて!

2025年、新しい手帳を使いはじめたことで
フレッシュな気分になっています。
(ああそうだ、こういう企画だったよ)

ぼくが今年選んだほぼ日手帳は、
こちらの3冊です。



・ほぼ日手帳オリジナル
・HON A6
・weeks

今はこの組み合わせがしっくりきていて、
気づけば3年連続になっています。

◯仕事も家のことも書く「オリジナル」



仕事で使っている手帳ですが、
いちばん雑多に使うのも、この手帳です。
普段はPCバッグに入れていて、
ミーティングのメモも取るし、
お店でもらったショップカード、
こどもが描いてくれた絵や
家族で出かけたチケットの半券など
仕事も家のことも全部ひっくるめて
この手帳に書いています。

ぼくのカバーの選び方としては、
手帳カバーの裏側に
ポケットがあるものを選ぶことが多いです。
後で貼ろうかなというシールや、
リーフレットや仕事で使う資料をはさんでおいて、
サッと取り出すことができます。
勝手に名前をつけるとすれば
「とりあえずポケット」とでも言いましょうかね。
いつかなにかの役に立つ日が来るであろう
(しかし役に立たないこともある)ものを
しまいこんでしまう習性があります。
それは昔からだから、しょうがない。

そんなわけでカバーの後ろ側に
ポケットのあるものから選びました。
ことし選んだ「ラインズファブリック」は、
商品の原稿を担当させてもらったカバーです。
全体のラインナップで並んだときには
シンプルなボーダーの手帳だなあというのが
正直な第一印象でした。
でも、現物を見てから評価がぐーっと上がって、
原稿を書くときにサンプルをさわっていたら
手触りがすっごくやさしくて、
「お、来年はこれにしよ」と候補に挙がったんです。
ヘリンボーンの柄が表情豊かで、
飽きのこないデザインです。

◯3年めの日記「HON A6」



HONがデビューした年から
日記が習慣として身についてきました。
今でこそ、文章を書くことを
仕事になっているのですが、
こどもの頃は日記が大嫌いでした。

学校の宿題になるような
日記や読書感想文みたいな文章って
型が決まっていると思っていたんです。
「ぼくは今日、ハンバーガーを食べました」とか、
うげえめんどくさいなあと思ってました。

日記が書ける人のことを
すごいなーと憧れていたのですが、
先生に見せるために書く日記と違って、
自分のためだけに書く日記はおもしろいなと
思えるように変わりました。

半分以上は日々の反省を書いている気がしますが、
役に立てようとかそういうのじゃなく、
いま思っていることを書いておくと
後で答え合わせするのがたのしいんですよ。

いまなら「生活のたのしみ展」が
頭の中のほとんどを占めているわけですが、
1週間後には終わっているイベントなので、
そのときにはもう「明日からがんばるぞ」とか
「もっと工夫できないかな?」みたいな気持ちは
なくなってしまっているはずですよね。
数日後の、数カ月後の、数年後の自分のために
書いておきたいなと思えるようになりました。
いまの気持ちは、いましか書けないのだから。

その日記専用として使い分けをするのに、
「HON」はちょうどいい存在になりました。
仕事で使う手帳と日記用のHONとで、
どちらかはONE PIECEの特別版にしたくて
今回は「ONE PIECE magazine / DON!」にしました。

◯メモとTO DOを書く「weeks」



ほぼ日では毎週1回は全社員が集まる
ミーティングが行われています。
その場でが考えていることを
メモしているのですが、
週に1度というスパンとweeksとの
相性が抜群だと思うんですよ。
ぼくの場合、週のページのメモ欄は
ミーティングのメモとして使っています。
そして、左ページの予定を書くスペースには
その日までにやらなくちゃならない
TO DOを書くようにしています。

weeksにはメモページもたっぷり付いているので、
取材時のメモなどを
巻末の方眼メモに書くようにしています。
「わーっ、これは覚えておこう」
みたいな気持ちの入った走り書きです。

2025年のweeksとして、
「石川直樹 / DENALI IN THE MIDNIGHT SUN #1」
を選びました。

weeksも実際に触って検討したので、
何個か候補はあったのですが、
最終的な気持ちとして
カッコいいのにしようかなというのが
いちばん素直な気持ちです。
で、こじつけな理由としては、
ぼくの名前が「しんや」なので、
「ミッドナイトサン」という名前に
ついつい反応しちゃうというのもあります。
すいません、ほんとどうでもいいですよね。

◯並べてみたら好みがわかるかな?

会社のロッカーに
過去に使っていた自分の手帳を
いつでも置いてあるので、
机の上に積んでみました。



ほぼ日手帳オリジナルはずっと使っていて、
ちょっと膨れているので、
上に積もうにもバランスが取れませんでした。

こうして重ねてみると、
最初の頃はポリエステルばかりなのに、
年を重ねるごとにコットンのカバーを選ぶことが
増えているようですね。
2020年の「おちつけ」から
2025年までの5年間で4回は
綿素材のカバーを使っていました。
ふむふむ、ということは
2026年のカバーはどうしよっかな。



weeksは背表紙だけ並べてみると
案外シックな色味が多いですね。
ちょっと前まで
ブラウンのパスポートカバーを使っていたので、
それに合わせていたのかな?
こうして見ると、
2025年の石川直樹さんの写真は
はじめて選ぶタイプなんだなとわかります。
ああ、どうりで新鮮な気持ちになるわけだ。

2025年ははじまっていますが、
まだまだ1月はじまり版を販売中です。
ぜひ検討してみてくださいね。
ほぼ日手帳チームのメンバーが選んだ
ほぼ日手帳のご紹介は、次回が最終回です。
それでは、ここまで読んでくださって
ありがとうございました。