うろうろしています。
何か、調査をしているもようです。
それは、「ほぼ日」の、
未来の連載の素材となる
重要な調査のようです。
元木は、
持っている紙をちらちら見つつ
問い詰めます。
しかし、その問い詰めが
あまりにも小声、所在なげなので、
「それは、連載のどの部分に役立つのか」
を問うと、
「もしかして、わたしの興味のために
聞いているだけかもしれません‥‥」
という、迷宮に行きそうな
自問自答のつぶやきを返されました。
その、元木のようすを激写していたら、
遠くでミーティングしていた
「そっちのほうを激写しておくべきや」
と、やたら主張するのです。
慌てて、向かいの席の
携帯カメラで私を撮ってくれました。
反省しました。
反省して、
ヘッドフォンをかぶり直し、
原稿書きに集中することにします。



