ほぼ日、なにしてる?ほぼ日、なにしてる?

2026/11/03 16:24
sugano

ファンタ爺、人魚と交信

みうらじゅんさんはこれまで私たちに
「グレート余生」「老いるショック」
「老けづくり」「アウト老(ロー)」など、
人間の齢の重ね方について
さまざま指南してくださいました。
こんにち、みうらさんはまた
新たな境地に向かわれたようです。

それは「ファンタ爺(ジー)」です。

旧渋谷西武の裏手にたたずんでいた人魚像から
あるとき突然話しかけられて、
ファンタ爺活動がはじまったようです。

そこからみうらさんは、
津々浦々の人魚たちに
会いに出かけることになりました。
そして、記憶がホヤホヤなうちに
一枚一枚大きな絵画を描くことに。
その情熱がすごいです。
いまや、首にかけておられるペンダントから、
人魚とリモート交信できるまでに
なっているそうです。
おそろしいことですね。
遠くの人魚像に会いに行って
へとへとになった帰り道、
東京駅のスターバックスにも
人魚がいたことに気づき、
その絵も描いてしまったそうです。

「ぼくはね、次々なにかを
やらなくちゃいけない、
次々病なんですね、きっと」

それがアウト老の極みなのかもしれません。

「みなさんもね、老後、
やることなくてヒマだなぁと
思うことがあるかもしれないでしょう。
そんなときは『ファンタ爺』のような言葉を
ひとつ、思いつくといいんですよ。
正直言いまして、概念は、
あとからついてきます。
言葉を思いついたあとは、
何をしていいかわからないうえに、
何をしてもいいんです。

そして無理やりにでもハマろうとすると、
見てくださいこの絵(笑)、
こんなことになります」

ファンタ爺となったみうらさんの
ハチャメチャな最新の足跡が読める本
『ファンタ爺のめざめ』は
11月5日発売です。
カラーページがあって、絵を堪能できます。
糸井さんへの40年越しの贈り物、
トットリさんのバルタン星人も登場します。ぜひ。