天才の頭の中はやっぱりすごかったです。

横尾忠則さんの頭の中は
どうなっているんだろう。
とずっと考えてしまいました。

自分がいるのは美術館の中なのに、
今でも、昔でも未来でもないし、
ここでも、どこでもない、
横尾さんの頭の中の不思議な世界が
そこかしこに広がっていました。

出品されている作品数は、
なんと600点以上！
本当に見応え充分です。

さらには、部屋を巡るごとに
ぜんぜん！ 違う、横尾さんのつくる世界に出会えて、
本当に圧巻の展覧会でした。

最初から最後まで、
横尾さんの描く世界に翻弄され、
頭をひねって、必死で考えて、
見終わる頃には全身運動をしたような
満足感がありました。

ほんとうに、すごかったです。

横尾さんの展覧会
「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は？」は、
来週末、４月11日まで、
愛知県美術館で開催しています。
お近くの方はぜひ足をはこんでみてください。
夏には東京に巡回する予定とのことなので、
今からとても楽しみです。