わたくし、わりと重要な用件で 電話をかけるときは、 フロアの端に陣取ることにしています。 なぜなら、我々の職場は 急激にざわつきがはじまることが多く、 そうなってしまうと先方のセリフが よく聞こえなくなり、 「いま、事務所内で急に 転んだ者がおりまして」 などと説明するのも難しく、 完全にわたくしが「ミスとんちんかん」に なってしまうからでございます。
さきほども隅っこで 熱心に電話打ち合わせをしておりますと、 目の前に と が 寄ってきてしまいました。 電話片手に、離れて、離れて、と 口パクで通信するのですが、 いっこうに通じません。 ふたりは、多量のお菓子の用意を しているようです。 どなたか、お客さまが いらっしゃるのでしょうか。 元木は「ひとつ食べますか」的に あられをさし出すし、 ちょうは既にいくつか つまみ食いをしているようすです。 まいった、まいった。 |