「ダーウィンの贈りもの I 」第6回講師は、 東大特任准教授の坂口菊恵さん。 『ナンパを科学する』という 著作のある坂口さんが、 人生100年時代を視野に入れて、 “繁殖年齢”を過ぎてからの時間を どう生きるのか、をテーマに 話してくださいました。
ヒトの性行動を動物と比較しながら 研究していた坂口さんは、 一夫一婦率の高い鳥の世界にも 「浮気」があることや、 同性カップルが19年も続いた例のある アホウドリのエピソードなど、 生き物の意外な性行動を紹介。 そのあたりは、 楽しく聞いていられたのですが、 テーマが本格的にヒトの性行動の 話になるにつれて、 教室の空気は重たくなっていきました。 生き物としての基本的活力ともいえる 性行動が減退しているというのか、 消滅しているというのか…… 世界の中でも突出して低い日本人の 性的行動を次々とデータで示されて、 静かな衝撃が教室を包みました。
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