南青山の「始弘画廊」で開催中の 寺田政明展に、 と、 学校チームの須藤と行ってきました。 大正の終わりごろから終戦の頃まで 池袋周辺にアトリエを構えた若手芸術家たち (「池袋モンパルナス」と称された)の 一人としても知られる洋画家の 没後30年の展覧会です。
庭の椿を描いた端正な静物画から抽象画、 本の挿絵を元にしたリトグラフや陶器の絵付け、 自由で幅の広い作風は、ギャラリーに 気持ちの良い風を吹かせているようでした。
ここにお邪魔したもうひとつの目的は、 寺田政明氏のご長男で俳優の寺田農さんに お目にかかることでした。 在廊していらした寺田さんは、 お父様の「献体」にまつわるエピソードなどを まるでお芝居のように 楽しく語ってくださいました。
実は、ほぼ日の学校が近々始める 新しいプロジェクトに、 寺田さんが参加してくださるのです。 このプロジェクトについては、 来週発表できる予定です。 どうぞお楽しみに!
寺田政明展は10月6日(土)まで開かれています。 |