押し迫ったところで
が推理をしにやってきました。
「どれ、その 海王丸の手紙を見せてごらん」
はい。どうぞ、これです。
「ふうむ。 まず、『ネ』というカタカナが 特徴的だね。 あとは、『し』のみじかさ」
筆跡で判断するわけですか。
「うん。『な』もだな」
へぇええ‥‥わ、し、し、しゃちょう! 赤のボールペンで勝手に 海王丸の手紙にマルを‥‥。
「ん? いけなかった?」
いけなか、ないですけども(笑)。
「とにかく、おれぁ、わかったよ。 海王丸は、あの人しかいない」
わぁ、これは当たってそうな気がする‥‥!
こたえあわせが、たのしみです。 |