そういえば、
『新宿鮫』最新作の連載を「ほぼ日」で、
というお話をいただいたとき、
大沢さんと
弊社社長に対談していただいたんです。

ほぼ日で新宿鮫。

で、この対談が行われたのは
2008年の暮れだったんですけど、
「ほぼ日」に掲載されたのは
小説連載が始まる直前、昨年２月。

小説の開始を待っていたために
こうなったのですが、
たぶん、ほぼ日史上
もっとも「寝かせた」コンテンツでした。

おふたりのやりとり、
何回読んでも本当におもしろいので
あらためて、ぜひどうぞ。

あ、糸井さん、
「カシミアのＴシャツ」着てる！
なつかしいなぁ。

思えば３年越しくらいの
プロジェクトになるんですねー。

「もう少しで『新宿鮎』が
　出るところだった」
「鮫島は両津勘吉に
　助けられたことがある」
など、各回の最後に載せたコラム
「新宿鮫９つの真実」も好評でした。

とくに「真実＿その７」は
大沢さんが
直々にお電話をかけてきてくださり、
「こんなのもあるぞ」と
わざわざ、教えてくださったんです。

受話器越しの音の感じから、
そのお電話は
「夜のお店から」のようであったことも
なつかしく思い出されます。

『絆回廊 新宿鮫Ｘ』
アマゾンのページはこちら。

今年の４月まで
「ほぼ日」で連載されていた
大沢在昌さんのハードボイルド小説
『絆回廊 新宿鮫Ｘ』が
本日、ついに発売になりました〜！

（正確に言うと
　本日「書店搬入」とのことなので
　明日から店頭に並ぶ書店さんも
　あるかもしれない、とのことです）

ともあれ、感慨深い！　感慨深いです！

ええと、あの人はあの人は‥‥と。

え？　誰を探しているのかって？

鮫島警部‥‥じゃなくってですね、
連載を読んでいた方は
覚えてらっしゃるかもしれない‥‥。

そう、この『絆回廊』には
「奥野」という
「太っていてヒゲの濃い体質」の
ベテラン刑事部長が
一瞬、出てくるんですよ〜！　いた！
当たり前か！

担当させていただいたことと合わせ、
他人のような気がしません。
個人的に、一生の作品となりました。

『絆回廊』特設サイトは、こちら。
アマゾンでのお求めはこちらです。

上記の特設サイトによると、
６月１２日（日）には
池袋リブロ本店と
新宿紀伊國屋本店で
大沢さんのサイン会もあるみたいですね。

これまでの「鮫」シリーズの中でも
「え、どうなっちゃうの！？」感満載で
連載中、かなりハラハラさせられた本作。

みなさんもぜひ、お読みくださいね！

「あのね、もぎちゃん、
　新製品がね。
　あるんだよ。
　こんなふうにしてね。
　くるくるっとしたこれがね。

　こうなってね。

　ジャケットも着てね。
　う〜〜〜、さぶさぶざぶ！

　って！
　
　ち・が・い・ま・す！」

って、ここまで一人で
ボケたわけですよ。
私に責任はありません。

「これは、夏用の
　く・び・ま・き！
　いま、開発中なの！」

なるほど〜〜。
そりゃ、たのしみ！

１年半前、BRUTUSの吉本隆明特集号で
机をならべた
眼鏡ブラザーズが
ふたたび一列並びになっています。

全員同じ大学出身。
全員眼鏡。
全員黒い服。
全員小声。
というブラザーズの共通点は
前回のプロジェクトの時とかわりません。

長男の横風さんことさんは
いちばんはじめに
カメラに気づいて笑顔をくれました。

一番奥にすわる次男、コタニさんは
スガノさんのプロジェクトと
手帳本のプロジェクトのたすきがけです。
どうやら入稿時期も同じぐらいらしい。
大丈夫かしら。

まんなかに座る三男坊、コウちゃんは
控えめに背もたれなしの椅子で
がんばってます。

なんだか気になる３兄弟です。

先日、が
ギアナからロケット発射を生中継、
そして無事成功しました。

そのときの通信に使ったのが
「ビーギャン」という通信機。
衛星を使った超プロ用機材を
お借りして、持って行ったのですが、
そのときの通信費の請求書が
やってきました。


「発表します。」



「ごくり。」

ドロロロロロロロ。（ドラムロール）
ジャン！


「33万7582円」


「ひぃ！」


「あ、よかった。
　思ってたくらいの値段だったよ。」

はじめからどれくらいの通信費がかかるかを
お聞きしていたので、
そんなに驚く値段ではないにしろ、
やっぱり驚愕のお値段。

ちなみにビーギャンの通信費は、
1分1980円のお手軽プランと
1分3300円の安心プランの2つが
ご用意されております。

実は本番以外にも
テストでいろんな実験をしたのですが、
それにしても、さすが衛星通信！

金額をきいた、経理
「ガーーーーン！」

衛星通信って、すごい、、。

という具合で
５分だけふざけてから
まじめに準備をはじめました。

そして、やがて、準備は万端。

試写会上映は18：30から。
トークショーは
20時40分ころから
USTREAMで中継します。

こちらでお待ちしてますねー。

ステージ的な場所をみると
つい、舞いを舞う女。


「じゃまです」

さあ、スタンバイスタンバイ。

わあー、きれーい。
ひろーい。
これが試写会場です。

なぜかステージに。

ついた！
と思ったら
約束の時間よりはやかったのでした。
それだけ前のめり、というわけです。

待っているあいだ、
が
おもしろ写真をとりはじめました。
猛ズームで、こうなります。

『奇跡』のいちまいが
つぎつぎと！

新橋駅のほうから、
ゆりかもめのほうにきましてですね。

汐留シオサイト方面にむかいます。
で、この１C出口を降りまして、
「新橋駅前」という信号をみながら
ターン！

階段をのぼっちゃってください。
そこが会場です。