そしてゼネラルプロデューサーの平野さんは取材を受けていらっしゃいました。この30メートルの壁画、どんなふうに渋谷の街に溶け込んだりぶつかり合ったりしていくのでしょうか。
やってきました、吉村絵美留さん。「ぼくの家にはパワーショベルがあるよ」「えーいいなー」「ミニユンボもある」ユンボで何するんですか?「庭にあな掘るの。今度遊びにおいでよ」「わーい」
感無量な私を放置してこのふたりは現場のフォークリフトに注目。
公開はちょうど1か月先の11月17日です。公開までのあいだ修復家の吉村さんが調整をするのです。
おぉぉぉおぉぉ。
最後の絵が設置されました。完了です。
いろんな旅を経験した岡本太郎さんの骸骨が渋谷の駅の壁にはめ込まれていきます。
壁画の中央部分にあたる骸骨が、箱から出てきました。クレーンでどんどん釣り上げられていきます。思えば、愛媛県の修復現場にはじめて行ったとき、最初に見せてもらったのがこの骸骨でした。岡本敏子さんが「壁画が見つかったのよ」と、見せてくれたメキシコの写真にもこの骸骨が写っていました。
設置する絵がやってきました。絵が入っているのは、もちろんタローマネーの箱です。ゼネラルプロデューサーの平野さんが「この箱はたくさんの方々の善意で寄付されたものです」と、取材陣のみなさんに説明をしてくださいました。
『明日の神話』がジグソーパズル状態のときから現在の姿になるまでずーっと修復してきた、吉村絵美留さんです。今日の設置工事を見守ります。左にいるのは、岡本太郎記念館の布山さん。