ほぼ日の学校
シェイクスピア講座を
いっしょにつくりあげてくださった
みなさん。
本当にありがとうございました。
皆勤の方、一回だけ来られなかった方、
いろいろでしたが、
みなさん本当に熱心に通ってくださいました。

最後まで笑いと発見と
新しい体験に満ちた講座でした。

４日前の打ち合わせで決まった
最終講義の中身は、
２時間で、全員で
「夏の夜の夢」を演じきること。
河合祥一郎さんが人智を超えた速度で
つくってくださった２種類の台本で、
河合さんと木村龍之介さんが演出を担当。
河合さんが床から演出する一幕もありました。

９９人の受講生に加えて、
講師のみなさん、やまで加わって、
見どころたっぷりの舞台ができました。

翻訳家の松岡和子さんが自らの脚本で
ばったりと倒れたままの体を張った演技。
「塀」の役があたった古川日出男さんが
ひとこと「Hey」とキメるなど、
贅沢このうえない舞台でした。

それもこれも、
ここまでの13回の講義の蓄積があったからこそ。
何人もの受講生の方が、
「読んだことなかったけど、
シェイクスピアにはまった」
「おもしろかった！」と
言いながら帰っていかれました。

感謝、感謝、感謝。

みなさんこんにちは、ほぼ日のスガノです。

私は2006年の夏、
自分の会社（当時は東京糸井重里事務所）に
出社するよりも多く、
祖父江慎さんの事務所コズフィッシュに
毎日出勤していました。
（２枚めと３枚めは2006年の思い出の写真です）

毎日のようにコズフィッシュにいたので、当時から
祖父江さんが夏目漱石の書いた本
『坊っちゃん』を集めていたことを
知っていました。
『坊っちゃん』が出版されてからじつに
100年以上のあいだに出た何冊もの本です。
祖父江さんのデザインのあがりを待つあいだ、
書棚から貴重な『坊っちゃん』の本を取り出して
よく眺めていました。
すると祖父江さんはデザインの手をとめて、
その時代時代の『坊っちゃん』の本の変遷を
説明してくださいました。
ほんとうは早くデザインをあげてほしかったけど、
その説明がおもしろくて、
いつまでもいつまでも聞いていました。
そして我々の制作していたものは入稿の〆切りを逃し、
印刷会社の営業さんが涙を流されました。
（３枚目の写真）

100年も出版し直され、印刷しつづけられている
物語がほかにあるでしょうか。
あるのかもしれない。
でも、祖父江さんは『坊っちゃん』を集めることで
ここ100年の出版の歴史を
ひと浚いできたのだそうです。

そんな、祖父江さんの
「100年分の坊っちゃん」の解説が、
いま愛媛県美術館で開催されている
「坊っちゃん展」で展示されています。
私が2006年に聞いた、
あのおもしろいおもしろい解説以上のことが、
展示されているのだと思います。
しかも今月末から、祖父江さんご本人による
ダイナミックな展示替えがあるそうなのです。
行きたい。　
行ってその展示替えのようすを中継したい！　
でも私は火星大接近があるから行けないのです。
（「ほぼ日」でそのあたりに
火星大接近のコンテンツをやりますので
みなさん、ぜひたのしみにしていてください）

この坊っちゃん展は今年の９月２日までです。
あと少ししかないので、ぜひお出かけください。
祖父江さんのほか、梅佳代さん、
浅田政志さん、三沢厚彦さんの、
「坊っちゃん」をテーマにした作品展示もあります。
展覧会グッズもいっぱいそろっていて、
『坊っちゃん』ファンならご存知の
あの「ターナー島」のペナントも、
浅田政志さんの作品グッズとしてあるようです。
これを私は今回特別に「色校正紙コピー」で
いただきました。実物がほしい。

みなさまご存知のとおり、このたびの西日本豪雨で、
愛媛はじめ四国中国地方は
たいへんな被害を受けました。
愛媛県美術館のみなさんも、
おうちが浸水や雨もりをしたり、
ご友人やご家族が被害に巻き込まれた方も
いらっしゃるそうです。

このようなときに
観光に行ってはいけないのかもしれない、と考える
お客さまがやはり多く、
ホテルやお店のキャンセルがたくさんあるそうです。
しかし、お客さまが来ないことで
街に元気がなくなっているという面も
あるおっしゃっていました。

できれば、もともと旅行に行こうと思っていた方は、
どうぞ愛媛を応援する気持ちで
この『坊っちゃん』展や
伊丹十三記念館をめぐりに、
この夏、松山に行ってみてください。
子規記念館もおすすめです。

漱石の入った道後温泉も、
来年は保存修理工事が行われるそうなので、
いまの姿の道後温泉に入れるのも、
あとちょっとのようです。
松山城もすばらしいです。
『坊っちゃん』と『坂の上の雲』を読んで、
ぜひ愛媛へおはこびください。

が
あっついあっつい外から、
帰ってきました。
まとっている空気のせいなのか
なんなのか、
ジャングル帰り感が出ていましたので
とりあえず写真をとっておきました。

今日は、東京はひと雨来るかも？
という予報もでておりますが、
それにしてもな気温です。
みなさまも、さまざま気をつけて！

先程、は、
あるイベントに
カメラマンとして取材にいき
たいへんにうつくしいお方を
撮影してきたとか。

噂をききつけた人々（ピーポー）が、
写真をみせてくれといいはじめ、
黒山（ブラック・マウンテン）を
作ったのでした。

みんなでうっとりいたしました。
この田口の取材のもようは、
もちろん「ほぼ日」に掲載される予定です。

昨日社内でうれしそうに
デモンストレーションをしていた
アースボールチームの
コンテンツが無事に公開されました。

ほぼ日のアースボールに！
『JAXA 宇宙飛行士 油井亀美也が語る
ISS 滞在記』として
すばらしいコンテンツが
加わったのです。

うれしいコンテンツの実現に
興奮と笑顔あふれるアースボール担当
が
動画もとってくれたので
ぜひご覧ください！

昨日は関西出身メンバーに
登場してもらいましたが、今日は
（神奈川）
（東京）
（熊本）です。

大阪でたのしみ展、
どんな気持ちでしょうか？

こんなに長いこと、
大阪に滞在するのは
初めてかもしれない。
蓬莱は絶対食べたい。
どうしよう、緊張します。

あ、何かポーズをしないと
いけないですね。

（そういう決まりではないですよ）

３人で相談して、
「大きなお店を託された
を支えるポーズ」
を披露してくれたのですが、
「あんまり近寄ると良くないんで」と
冷静なと控えめな。

穏やかに解散になりそうでしたので、
急きょにご登場いただきました。

やるよー！せーのっ！

あ、ふだん体幹使えてないから
は足が上がらない。

テイク２、せーのっ！できた！

うめだ阪急に行く乗組員も
ワクワクしています。
一緒にはたらいていただく
アルバイトスタッフ募集は
26日（木）午前11時まで。
どうぞご検討くださいね！

今日のほぼ日の給食は
酢豚でした。
パイナップルが入ってました。
デザートの寒天がやさしい味でした。

夏も食欲は落ちません。
もりもり食べてがんばります。

夕方、ミグノンに行ってきました。
いつものように、さまざまな
あじわいぶかいキャラクターの動物たちが
たくさんいましたが、
そこに当然のようにまじって鳥男がいました。
そうです、
去年の夏のコンテンツの主人公だった鳥男です。
ひさびさです。

鳥男！　
なんでまだミグノンにいるの！　
あたらしい家族は？　
見つからないの？　
それでこんなに、昔のツッパリみたいな顔に？！　

友森さんが
「ツッパリふうなのは、もとからです。
トサカのせいです」
と教えてくれました。
こんなのが家にいたら、ハクがつくなぁ。

鳥男は、おとなになって、
そんなにけたたましく鳴かなくなったそうです。
あたらしい家族が見つかるのも、
もうすぐな気がします。

にわとりと一緒に暮らしたい方はぜひ
こちらにお問い合わせを。
人になつく、とってもいい性格の鶏です。
ぜひ！

祖父江慎さんの事務所
コズフィッシュに来ています。

入口には、人事部長の外枯玉雄さん（カメ）が、
暑い中元気に活動をなさっていました。
ご存命だったのですね。

「でもね、このあいだ卵を産んじゃって、
自分ですぐに割っちゃったの」

え？！　
大丈夫かなぁ、外枯さん。

祖父江さんも人事部長も
元気に夏を乗り切ってください。

大阪・うめだ阪急で
９月19日から開催する
第３回 生活のたのしみ展 出張巡回展。

地元での開催を
じんわり噛み締めながら喜んでいた、
関西出身の。

せっかくなので、
「うめだで開催やで！」という感じをどうか、
静止画でも伝わるようにお願いいたします。

するとは、
律儀に電卓とボールペンを持ちまして、
「ぼくがレジまわりを担当することが
どうか伝わればと‥‥」

親切！伝わった！でもそれは直前でいい！
いまは、大阪開催を伝えたいのです。

思案した結果、
ねじり鉢巻をネジネジ作って
巻いてくれたのですがどうでしょう。
自分でもしっくりこない。

そこへ、今日は到底
揃うことはないだろうと思っていた

がたまたま通るという奇跡。
てなわけでお願いします。

今から打合せやねん。
早くして。
せーのっ！

一瞬にして、その場が関西に。
仕事がはやい！
ありがとうございましたー！

アルバイトスタッフ募集は
26日（木）午前11時まで。
たのしみながら一緒に働いてくださるかた、
どうぞご応募をご検討くださいね。