来年お披露目する
ある企画について、
という、
３人チームで動いています。

先月から何度か打合せを
しているのですが、
海の男であるは
基本的にリモートワーク。

今日も当たり前のように、
といっしょに、
バタバタとオンライン打合せの
準備をしていたら、
後ろから本物の田口さんが登場して、
どこにも繋がっていない
打合せ画面に３人が一緒に
おさまる結果になりました。

本物の、
３Ｄの田口さんはレアなので、
社内で見かけると、
みんな嬉しくなって、
ここぞとばかりに相談を持ちかける、
というのが、田口さんあるあるです。

もれなく、平野くんも私も
ややハイテンションになり、
今日の打合せははかどりました。

東京オペラシティアートギャラリーで、
10月９日から12月19日まで、
「和田誠展」が開催中です。

1936年に生まれ、2019年に亡くなった和田さんは、
週刊文春の表紙のイラストレーション、
「麻雀放浪記」などの映画監督、
村上春樹さんや星新一さんの文芸作品をはじめとする
本の装丁家としても活躍したほか、
作詞作曲家、エッセイスト、演出家、編集者など、
ひとりの人とは思えないほどの活動の広さで知られます。

これまでそれぞれのジャンルに絞った
展覧会は開催されてきましたが、
和田さんの仕事の全貌にせまる、
これは初の試みとなるそうです。
2800点もの作品や資料が出品されます。

週刊文春の表紙絵や
数多く作られたロゴマークでもそうであるように、
和田さんの作品はひとめで
「あ、和田さんのだね！」と
わからないものがまじります。
しかし、この展覧会で和田作品の海に浸っていると、
レタリングのタッチ、装丁の余白などを含め、
どれをとっても和田さんでしかありえない仕事だな、
という境地が見えてきます。

ひとつひとつはやさしくおもしろいかもしれないけれども、
全体が、とんでもなく個性的なのです。
こんなこと、ほかの誰もができないことでした。

それはおそらく和田さんのお人柄にも通じていて、
おだかやで仕事のテンポのよい方ですが、
（締切も、とにかく守る方でした）
やりたくないことやおもしろくないことはしない、
大切なことがいつもわかっているから
ゆずらないところは決してゆずらない、
それをずーっとしてきた方なのだろうな、と思います。
私は、おそらく、
和田誠さんの人生に、たぶんいちばん、
あこがれます。

和田誠さんの仕事の全貌にふれられる、
またとない機会です。
ぜひみなさま、おでかけください。
会場には６歳のときの絵日記も公開されていて、
幼少期からの「和田誠」の確実な歩みを感じます。

あ、そうだ。
TOBICHIでも11月に、
和田誠さんの日記をテーマに展示をする予定です。
TOBICHI東京のページをときどきチェックしてください。

のパソコン、
でかくない？
それ持って家まで帰るって
肩ちぎれない？
小さいやつでも背骨曲がりそうだよ。

それはさておき。
さんと私は、
ただいま、書籍『怪談２（仮）』を
作っています。

怖い話というのは、
連続して読むと、
どんどん怖くなるという
へんな現象がおこるので、
一日にそんなにたくさんの怪談は
読めません。
一日の限界恐怖量を越えると
話があたまにはいってこないのです。
だから、作業がすすまん！

そんな言い訳をしながら、
ただいま、怪談をセレクト中。

しかし、ふと、ほそ、
怪談がすきなみなさんは、
どんな怪談がすきなのか
聞いてみたくなりました。

なので、長年の担当デザイナーの
ムラさんに「アンケートのページ作って」
と、お願いしたところ。

ページは来月アップ予定だから、
だいぶ寒くなってからだけど、
また「怪談」読んでください。

ちゃんとしたページが出来上がるのが
１０月１９日頃なので、
ここにささっと書いて、
告知の告知にしておこうと思ったのです。

本好きとして名を轟かせている
さんいるところ、
本のイベントありでございまして、
２０２０年の２月には、
渋谷パルコ「ほぼ日曜日」で
「本やさん、あつまる。」の
イベントをいたしました。
その第二弾じゃないんだけど、
本のイベントです。

ある事情で、
定価販売をしなくてもよい本を、
河野、そして、作家の浅生鴨さん、
ストロングな選書をする赤坂の書店
「双子のライオン堂」の店主の
竹田信弥さんに
選書していただきまして、
ナイスなお値引き価格で、
じゃんじゃん販売するという
イベントをするのです。

その名も、

「お宝本よ、よみがえれ！
フェニックスブックスフェア開催」

です。
本も販売しますが、本にまつわる
トークなども企画しています。

なにがフェニックスなのか、とか
いろいろの説明は１９日から。
とにかく、
１０月２９日（金）〜３１日（日）まで、
神田ポートビルの２Fで、
本のイベントでぶち上がるのだ！
というお知らせでした。

みなさま、２０２２年の手帳を買うのにも
大変よい‥‥日取りですし、
おそらくいい気候とかじゃないでしょうか。
ぜひ、遊びに来てくださいませ〜！

オリジナル・ラブの田島貴男さんの
「実話クイズ」の動画を公開しました。
2021年の春ごろ、
新型コロナウイルスによる自粛期に
どのように音楽家としての活動を
つづけてきたかを伺った
全５回のインタビューです。
メルマガ「ほぼ日通信WEEKLY」限定の動画でしたが、
本日から毎日公開していきます。
ほぼ日のYouTubeをぜひご登録ください。

オリジナル・ラブは本日、
20数年ぶりに日比谷野音でライブを行いました。
私は配信で観ていましたが、変わらぬ高い音楽性、
底しれぬパワー、スパーク＆グルーヴで、
とてもすてきでした。

田島さんのひとりステージである
「ひとりソウルツアー」も開催されていて、
（10月は浜松、京都、神戸、大阪）
東京公演のチケットが本日発売となりました。

ひとりソウルツアー2021 X’mas 東京公演

2021年12月18日（土）TSUTAYA O-EAST

ひとりソウルは毎回感動モノです。
有観客の今回、おすすめです。

また、オリジナル・ラブが主催している
「Love Jam」は
今年は休演となってしまいましたが、
2022年の開催が決まりました。
出演はTENDRE、オリジナル・ラブです。
こちらもとってもたのしみです！

すこし前、２Fに行くと、
「今日もフグは。」担当の
さんが、
水槽の前で悩んでいました。

「片方のフグさんが、
　餌を食べてくれないんですよ」
とのこと。
あたらしく迎えた２匹の食べっぷりに、
大きな差があるそうです。

高級なごはんでないと満足できない、
相当グルメなフグさんなのか？
はたまた同居人に
餌をゆずってしまうような、
遠慮深い性格なのか？
いや、それとも、
何か訴えたいことがあって、
断食中‥‥？

のんきにスイスイ
泳いでるように見えるけど、
フグはフグなりに、
いろいろあるのかも。

とりあえず、
別々に餌をあげるそうです。

ほぼ日がはじまったころ、
それは1998年の夏のことですが、
そのころから、３年くらい
スタッフだった
金さんが会社に現れました。

ととの仕事を
手伝ってくれるんだって。

そりゃよかった。
腕のある温厚な紳士かつ
釣りも上手。

なんだろ、久しぶりだけど、
久しぶり感もなく、
すぐ調子が戻ってきて
びっくりしたわ。

古くからいる
ちゃんさん、
また会社には現れるみたいなので、
次回をおたのしみに。

横尾忠則さんのアトリエまで
配達物を届ける自転車企画は
さきほど本社にゴールしました。

実はこのページ、
昨日の夜ギリギリまで調整をしていたのです。
「なんだかページの挙動がおかしい」と
大詰めで気づいたのが昨日の午後、
そこからくんに相談をもちかけたところ、
多田くんは、
カチャ‥‥カチャ‥‥
カチャカチャカッチャカチャカッッッチャカチャアアアア！！！
とキーボードとマウスを連打して、
青すじを立てながら、
ページを整備してくれたのでした。

配達員たち、最後の配達物は、
多田くんへの世田谷おみやげでした。
ありがとう、縁の下の大将！
またよろしくお願いします！

TOBICHIで開催していた
「でっかい本の刊行を記念して
ちいさな『橋本治展』」のために
お借りしていた貴重な絵やスクラップブックを
橋本治さんのご家族の元に
お返ししてきました。

と手作りした
比良野銘菓「ぼけ餅」と、
「ぼけ餅本舗」のニセ広告。
もしかしたら、橋本さんがどこかで
笑ってくださるかもしれないと思って、
橋本事務所に飾ってあった鎧兜に
「お供え」してきました。

ご家族もおもしろがってくださって、
「こんどお墓にお供えしておくわよ」と。
想像するだけで楽しい！

比良野はどこにあるのか？
ぼけ餅とは何か？
答えは『人工島戦記』にありますよ。

橋本治さんの「人工島戦記」の
再再販の日程が決まりました。

１５日の金曜日の１１時からです。
なにをちびちびしいれておるのだ、
と言われてそうでほんとに怖いんですが、
この物量とそのお値段を前にすると
そうなってしまうのです。
ごめん！

で、TOBICHIでもまもなく完売するのですが、
その先に、ひとつ決まっているのは、
１０月２９日〜３１日で
神田ポートビルの２Fで開催する
「フェニックスブックス　フェア」に、
『人工島戦記』を販売するコーナーを
設ける予定です。
これにももちろん例の特典ついてきます。

現物みてからという方は
ぜひこちらもご利用くださいませり〜。