ほぼ日の学校、
初の土曜集中講義を行いました。
今日は国文学者・三田村雅子さんによる
『窯変　源氏物語』の読み解きと、
木ノ下歌舞伎を主宰する
木ノ下裕一さんが語る
「江戸歌舞伎から橋本治さんが得たもの」
ふたつの授業が行われました。

途中、お弁当休憩をはさんで
密度の濃いふたつの授業でしたが、
お二人のお話は本当におもしろくて、
あっという間の集中講義でした。

詳しくは、学校ニュースを
お読みください。

TOBICHIへ行ってきました。

先日搬入完了報告をしていた
ひびのこづえ工場と、
床屋かなぶん工場の、
ダブル工場。

ひびのさんのミシンも
展示されています。
これで、数々の衣装や、
衣装を解体して作ったバッグを
作っているのかー。
横には、
バッグの制作風景のムービーが
流れていました。
ミシンを使って、いろんな形を縫ってしまう
指先は、まるでミシンの魔術師。
ミシンをまっすぐ縫うくらいしか
やったことないわたしにとっては、
魔術師レベルです。

そしてそして！
一階では、ひびのさんの名作
「ある一日」のリネンマスクが
売っていました！
買って、即つけました。
すてきだわー。
ごきげんです。

週末のワークショップも、
わたくしたのしみです。
来れないかたもいらっしゃると思うので、
またこちらでも、
ちょいちょいレポートしますねー。

いまから３年前の2017年、
ヒアリのニュースが
日本を脅かしたことがありました。
アリの研究者である
九州大学の村上貴弘准教授に、
ヒアリって実際はどんな虫で
日本にやってくることで
どんな危険に見舞われるのか、
お話をきく読みものをつくりました。
「正しく恐れるためのヒアリ講座」

その村上先生が最近、本を出されたんです。
そのタイトルがおもしろくて、
『アリ語で寝言を言いました』と。

まず第一に、
アリってしゃべらないじゃないですか。
ぼく、そう思ってましたもん。
せめて鳴くイメージのある
動物に置き換えたとして
『イヌ語で寝言を言いました』
だとしても、
きっとそんなひといないですよ。

でも村上さんは、
アリの研究に没頭していた頃、
娘さんに朝起こされて
アリ語で返事をした、のだと。

まえがきもアリの言葉で
「キョキュキュキュ
キュッキュキュキュキュキュ」
からはじまる本です。
先生の語り口がおもしろくて
読み進めていくうちに、
またアリの話をききたくなって
村上先生にリモート取材を
させていただきました。

８月のどこかで
公開できたらなと思っています。
アリの世界、おっもしろいですよー。

窓際で、すごくしずかに
話している人たちがいます。
＆です。
ふたりはこれまでの失敗談を
話しているのでした。

「私‥‥じつは○○しちゃったんです」
「だいじょうぶ。私は●●したことがあるから」
「マジ！　そのときどうしたんですか」
「△△して乗り越えました」
「きょえー」
「だからだいじょうぶ。みんなやってる」

だいじょうぶです。
私もやってます。
インタビューしてレコーダーが回ってなかったことが
２回あります。
出張して写真をたくさん撮って、
カードリーダーがカメラに
入っていなかったことがあります。
印刷校了後に電話番号をまちがえていたことに気づき
電話番号を変更してもらった人を知っています。

だいじょうぶです！

今日７月16日は
駅弁が初めて販売された日、ということで
駅弁記念日なのだそうです。
今日のほぼ日目次ページの日付となりのイラストも、
お弁当になってますね！

駅弁LOVEな私も
今日は東京駅に寄って、
お昼は駅弁にすることにしました。
いつもの、東京駅コンコースの「祭」です。

そこでなんと、国技館の
やきとりが売ってたんですよ。
そういえば19日から七月場所が
はじまるんですね。
このやきとり食べながら家で応援したいなぁ、
と思いつつ、すぐ食べたいので今日買って、
Now食べ終わりました。

みなさんも、Have a Good 駅弁！

現在渋谷のユトレヒトという書店さんで
手芸家の横尾香央留さんの
展示をやっています。

横尾さんが手をくわえた
バッグの数々…。
細かく手をくわえた様子が
とてもうつくしいです。
横尾さんらしい「えっ！」と
一瞬どきんとさせられるような
モチーフのものもあってさすがです。

渋谷とは思えないほど閑静な
街の一角には素敵な雑貨屋さんや
コーヒーショップも近くにありますから
ぜひお散歩がてらおでかけくださいね〜。


横尾香央留　ブックエコー　ふたたび
2020.7.7(TUE)-7.19(SUN)
＊CLOSED ON MONDAY

ユトレヒト / 東京都渋谷区神宮前5-36-6 ケーリーマンション2C
12:00-19:00

毎回爆買い続出（だってだって、
ひとつひとつチクチクと手作りなのに
100円（！）だから、
そりゃ爆買いしますでしょ）の
つなぐりも、工場仕様になって
たくさんやってきます。

この写真２枚目の犬ちゃんも
かわいいなぁ。
これはなんと、かなぶんさんの
お子さんがちいさかった頃に
大切にしていたもの。
もちろん、お母さん作。
２０年弱前とかでしょうか。
それがまた、復活するらしいです。
ベロを出して、あいつらが帰ってきた。
みたいな感じ？

こちらも明日からはじまりますので、
ぜひぜひ遊びにいらしてくださいー。

「床屋かなぶん工場」、
くわしくはコチラからどうぞ。

明日からTOBICHI2にて
はじまる
「TOBICHIの ひびのこづえ工場」。
そして、TOBICHIすてきな4畳間にて
同時開催の
「床屋かなぶん工場」の
現場より、設営完了の
知らせが届きました！

TOBICHI2の入り口は、
上に、金色に輝く羊のTシャツと、　
ターバンみたいなものかな？
飾ってあるようです。
２階は、ひびのさんのバッグなどの
展示販売
（今回は来れない方のために、
ウェブでも一部）と、
工場的な何かがありそうです。
ミシンが見える。
１階のSHOPも、毎回たのしみのひとつ。

あ、かなぶんさんが、
さっきのターバンみたいなものと、
羽を‥‥！
妖精さんのようです。
（これはもしかして、
「にほんごであそぼ」のやつかなぁ‥‥？）

ワークショップへのご参加も、
エントリーお待ちしております。
裁縫が苦手でも、だいじょうぶ。
ひびのさんの指導のもと、
いきもののブローチを作りましょう。
締め切りは明日の午前11時予定なのですが、
今週末７月19日（日）分は
17日（金）11時まで、
26日（日）分もできるだけ
ギリギリまで伸ばせるように検討中です。
換気に気をつけつつも、
たのしいイベントになると思いますので、
ぜひご参加くださいー。

パルコチームのミーティング、
今日は会社と、ほぼ日曜日を
つないでおこなわれました。
会場設営の大ベテランさんが
現場にいるさんを
守護霊のように見守りながら訊きます。
「なにか気になっていることは？」

「あの‥‥ひとつだけ‥‥」

（全員）「え？ 大丈夫？」

「おふが届いていなくて‥‥」

（全員）「たたたたいへんだ。
それはイベント開催の危機だ！！」

というやりとりの後、
みんなでお麩の到着を願って
ミーティングは終了したのでした。

さきほど、会場に来たところ、
お麩も届いていましたので
明日からはじまる
「写真展 幡野広志、気仙沼の漁師を撮る」、
無事開催できます！

幡野さんのすばらしい写真の数々を
たのしんでいただいた後、
お麩はもちろん、おいしいものを
いろいろつれて帰ってくださいねー。

いわゆるひとつの
フェイスシールドですな。
実物を始めてみました。

まあ、とりあえず‥‥
順番につけてみるよね。

「ご飯はたべられるけど
ビールはむり。」
「しゃべってもくもらない。」
「メガネしてても大丈夫だけど、
鼻にものすごい負担がかかる。」

などということがわかりました。

ちなみにこれは、
さんが、
撮影のときに
炎天下だったらマスクが苦しくなるだろう、
ということで買っておいたものらしいのですが、
撮影も終わって随分たってから届いたので
使わなくなっちゃったんだよねーといいつつ
組み立てたものです。

いまんとこ、われわれには
マスクで十分だけど、
いつの日か、つかうときが来ると思います。
それまで、静かに眠れフェイスシールドよ。