じ〜〜〜っと、
ひたすら、じ〜〜っと
原稿を読み続ける


眼、痛くなりませんか？

「大丈夫、ブルーベリーがあるから」

美味しそうだな、と思ってました。
いつも原稿山積みの「スガノの部屋」に
果物があるなんて、珍しいですね。


「食べる？
がくれたの」

といえば、
「ＴＶウォッチャーの逆襲」で
つい昨日まで、今のと同じように、
原稿チェックに励んでおりました。
これはスガノの視力を思いやる
からの
陣中見舞いなのですね。

いっぱい食べて
もうひと頑張り、お願いします！

やはり、今日もいた！

連日、フグカメラ前のソファ席を
「じぶんの部屋」にして
せっせと「谷川俊太郎質問箱」の
編集をしている

さきほどの

の投稿ではコピー前のスペースも
お部屋にしていましたね。

なんだか朝から焦っているようす。
今日は何かあるんですか？

「今日は入稿よ」

おお、ついに。
あれ？先ほどの

の投稿では、「初稿戻し」と。
きっと、勘違いされたんでしょうか。

「残念ながら、まだ
そこまでいってないの」

順番としては
入稿→初稿アップ→初稿戻しですから
まさに「質問箱」の製作は
これから！という感じですね。

「そう。最初が肝心だからね
ミスがないようにしないと」

スガノの目は瞬きもせず
原稿をじっと見つめます。
いつになくとっても真剣！

さーてコピーコピー。
コピー室へ行こうっと。
と思ったら、その入り口に、
毎度おなじみこの女が
床で作業しておりました。
ついにコピー室まで進出か！
誤解のないように言いますと
この人、ちゃんと机はあるのです。
‥‥で、なにしてんのさ。
え？　『谷川俊太郎質問箱』の
初校を戻した？
そりゃおめでとう！
もうすぐできるね！
で？　え？
控えのコピーをとってたんだけど、
もうすでに間違いを見つけちゃった？
忘れないようにすぐに朱字を入れたくて
床にひろげてた？

‥‥なるほどね。
踏まれないようにね。

歓迎してもらったことが
よほどうれしかったんでしょうけど‥‥
ハリーさん、あなた、
さては「白酒」を飲みすぎましたね！？

ふだんは、まったくアルコール
飲めないのに！
おかげで、まるで赤ん坊のように
気持ち良さげに、スヤスヤ寝ています。

明日は、朝早く起きて
あの「やわらかいもの」の「ルーツ」を
探りに行く予定なんですよ！

しかもそれって、
言い出しっぺは、あ・な・た！
ぜーったいに、
遅刻しないでくださいね、もう。

ともあれ、旅はいよいよ後半戦へ！

おいしい料理に、大迫力の生演奏。
いやもう、ほんとにすばらしかった！
「やわらかいもの」も見つかったし、
モンゴル最高！　ありがとうモンゴル！

英気をやしなったわれわれは
いよいよ明日、
「やわらかいもの」の「ルーツ」を探りに
モンゴルの奥へと、再び向かいます。

明日もまた、がんばりましょう！
ごちそうさまでしたー！

あれ？　あれれ？

ルーツ探しの言い出しっぺである
ハリーの姿が見えないぞ？

ま、まさか‥‥。

言葉で説明するのは難しいんですけど、
どこか騎馬民族っぽい、といいますか、
リズミカルで勇壮で‥‥
なにより、ボーカルの声量がすごいんです。

とくに、写真の男性は
高音と低音の
ふたつの種類の声を同時に発声する
「ホーミー」を披露してくれました。

生で聞くのは、もちろん初めて。
どうやって声を出してるんだろう？

一同、しばし聞き惚れ、大感激。
そして、大喝さい！

おいしい料理に舌鼓を打ち、
おなかもいっぱいになったところで、
伝統衣装に身をつつみ、
伝統楽器を手にした
楽団のみなさんが、にわかに勢ぞろい。

なにがはじまるんだろうと思っていたら
なんと、
モンゴル音楽を生演奏してくれたんです！

これには、びっくり。
なんたるサプライズ！

こちらモンゴルでは、
歓迎の気持ちをあらわすために、
訪れた人に「白酒」を
おすすめするみたいなんです。

写真は、納谷さんと斉藤さんの
おふたりが乾杯に指名されたところ。

あいてのおでこに「白酒」を
ちょびっと付けあい、
そのあと、互いに乾杯しあうのが
モンゴルのしきたりのようでした。

はるばるモンゴルまでやってきて
ようやく出会えた
とっても「やわらかいもの」。

あのやわらかさ、あの手ざわりに、
納谷さん、斉藤さん、金子さんの
３名のプロフェッショナルも、なっとく。

「もう大丈夫！」
「あれでいきましょう！」

ホッと一息ついたので、
みんなでいっしょに
晩ごはんを食べることにしました。

いただきま〜す！‥‥のそのまえに、
まずは「白酒」という
けっこうお強いお酒で「かんぱーい！」が
こちらのやりかた。

あれ？　あれれ？

お酒がまったくダメなハリー（左）が
はやくもニヤニヤしていますねぇ。

なんだかイヤな予感がするなぁ‥‥。

　　モギ「ほんっとに申し訳ないです！
　　　　　ほんっとにすみません！」
藤井さん「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」
（アタマを抱える藤井さん）

（？？？？？
　一体なにがあったのでしょうか？）

　　モギ「が、ちょっと
　　　　　赤字を入れ過ぎまして！」
藤井さん「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。」
（天をあおぐ藤井さん）


の赤字！！
校正紙にはおびただしい数の付箋が！！
これが、弊社に伝わる
赤鬼の伝説なのですね！！


　　モギ「ほんっとに申し訳ないです！
　　　　　ほんっとにすみません！」
藤井さん「‥‥あ。すいません
　　　　　今、ちょっと落ち込みましたが、
　　　　　私、大丈夫です。
　　　　　『くじけない』それが営業です」
　　モギ「ああ〜〜すみません〜〜」
（崩れ落ちるモギ）

こないだ校了したのはなんだったんだ？
と、お思いでしょうが、
まあ、いろいろありましてね‥‥。
いやはや、、
見始めたら止まらなくなったらしいのです。

藤井さん、
見本誌ができあがったら、
『TVウォッチャーの逆襲』チーム
一同、泣いて喜ぶ気がいたします。