2016-05-18-

つづきまして、
おふたり目の田んぼリポーターは
フードプロデューサーの平井巧さん。

毎年、表参道でごはんフェスを開催したり
(今年は渋谷ロフトでやるそうです)、
サルベージ・パーティといって
ご自宅で持て余している食材を持ち寄って
みんなで食べる会などを企画している方。

ぼくらチームOKOMEの活動を
ずいぶん前から、応援してくださっています。
それではさっそく、
「種まき」からはじめていただきます!

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ちいさな田んぼキット、初挑戦!
日当たりに若干難のある部屋だけど、
はたして芽は出るのか!?
楽しみながらやっていきたいと思います。


種まきから、3日目。天気はくもり。
まだ、この子たちから音沙汰はないです。


種まきから6日目にして
ついに、ついにこのときが‥‥!
芽が出ましたー!
芽が出た時の喜びはすごいとは
まわりから聞いていたのですが、
まさかこんなに嬉しいとは!
ここしばらく曇り空で心配していたけど。
きょうは快晴。
日の光を浴びてもっと成長しておくれー。


8日目。伸びてきた!増えてきた!

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うんうん。うれしいですよね、芽が出ると。
背筋のピンと伸びた、
きれいな緑色の苗くんです。かわいいなー。

平井さん、
ひき続き、どうぞよろしくお願いたします!

2016-05-17-

今年の「田んぼキット」は
ここ数年、毎年、開催されているごはんフェス
知り合いになった人たちが、
たくさん、参加してくれています。

そのみなさんが、これから、ここで、
「お米の栽培レポーター」といったかたちで
不定期ですが、
ご自身の田んぼを紹介くださることになりました。

まず今日は、
フリーランスライターの柏木智帆さん。

お米とお米文化について取材をするなかで、
生産の現場に立ちたいと思い
8年勤めた新聞社を退職された柏木さん。

過去には 千葉県で無農薬米をつくりながら
ケータリングおむすび屋さんを
運営されていたことも、あるんだそうです。

現在はPREMIUM JAPANというサイトで
お米キュレーターとして
お米やごはん関係の記事も書かれています。

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カップにそれぞれ11粒ずつまきました。
種籾が茶色くコーティングされていて、驚きました。
室内で最も日なたと思われる窓際に置きました。
かつて、田んぼでお米をつくっていたときも
種籾を温湯消毒して塩水選してまいて、
苗から育てていました。なつかしいです。


種まきから4日目。
やっと1粒だけ3ミリ発芽していました。
ハウスで加温しているわけではないので、
なかなか芽が出ません。
きのうの夜、肌寒くて、
ちょっぴり暖房を入れたのがよかったのかな?

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なるほど、ぼくらの田んぼキットは
芽が出るまでに
「1週間から10日くらい」を目安にしてるんですが、
ハウスで加温すると、
もっとはやく芽が出るんですね。へぇー。

柏木さん、ありがとうございました!
ひきつづき、どうぞよろしくお願いたします。

明日以降も、
別のレポーターさんの種まきのようすを
紹介していきますね。

2016-05-16-

ちいさな田んぼキット
ぼくらも、ようやく種まきをしました!


(ちなみに5月20日くらいまでは
 種まき、間に合いますよ)

ことしは「8個」の田んぼをつくります!

(ひとつの「ちいさな田んぼ」につき、
 育苗カップは2つ入っているので
 苗を育てるのは、合計16カップです)


昨年は、たくさんのお米を収穫したいと
少々よくばって(?)13個の田んぼを
つくったのですが、
全体のボリューム感が大きくなりすぎ、
ネットをかけたりとかのスズメさん対策なども
うまくいかなかった反省がありました。

結果、おととしより収量が減ってしまい‥‥。

そこで、今年は、
思い切って、ぐっとしぼって「8個」です。


この8個の「ちいさな田んぼ」を、
ていねいに、ひとつひとつ、
より愛情を持って育てていきたいと思います。
(途中で増えちゃうかもしれませんが‥‥)

ことしは、どんなふうに育つのか。
どんなできごとが、待ち受けているのか‥‥。
今から、みんなでワクワクしてます。

そのようす、
秋まで、ここで、レポートしていきますね!

2016-04-13-

園芸植物の専門誌『園芸JAPAN』さんが、
ちいさな田んぼキットのことを
おもしろがってくれて、
なんと見開き2ページの大きなあつかいで、
掲載してくださいました!

すごーい! うれしい!


記事の切り口は「園芸の新しいカタチ」です。

取材に来てくださったのは
『園芸JAPAN』編集長の大塚剛史さん。

1時間くらい、
ちいさな田んぼキットについて、園芸について、
楽しくお話させていただいたのですが、
あのときの話が、こんなにもわかりやすく、
キットの魅力の伝わる記事になるとは、
本当に脱帽でありました。


とくに、栽培する人が「ひとり」にならない、
望めば、この「栽培中」のページや
田んぼキットのFacebookページをつかって
栽培中も交流できる点に
「園芸の新しいカタチ」を見出し、
じつに、おもしろがってくださったのです。


たしかに、このキットをつくったときは
単純に
「福島の種もみを、
 楽しみながら、自宅で育ててみよう」
という動機から出発しており、
恥ずかしながら、
「園芸」についてのくわしい知識などは
持ちあわせていませんでした。

でも、発売してみたら
園芸の趣味を持っておられるみなさんが
Twitter等で話題にしてくださったり。


なので、今後はぜひ、園芸の方面の方にも
ちいさな田んぼキットのことを
知っていただいて
交流できたたらいいなあと、思っています。

掲載号は『園芸JAPAN』5月号です。

石斛(セッコク)というランの一種の
大特集が目印です。

本屋さんなどで見かけたら
ぜひぜひ、パラパラしてみてください。

2016-04-12-

おまたせいたしました。

ちいさな田んぼキットをお申し込みくださった方へ、
本日から順次、出荷スタートです。

お手元にとどくまでに、
もうすこしだけ、お待ちくださいね。


いちおう、種まきの標準的な目安は
「4月下旬」としているので、
付属の栽培パンフレットで予習したり、
会津杉のカバーを組み立てたり、
栽培場所をあれこれ悩んだりしながら
そのときを
たのしみに待っていてください!

ゴールデンウィークまで待って、
お子さんといっしょに種まき、というのも
イベントっぽくておすすめです。


そして今日の稲くんは、こちらです。

あぜ道の紳士が竹藪に潜んでいるかのごとく、
ずいぶん大きくなりました。

いちばん背の高い苗は「ひょろ長く」、
つまり、ちょっとタテに育ちすぎてるのかも。
もっと「横に育つ(=分げつする)」と、
しっかりした稲に生長できるそうです。

そのあたりのことは
生育環境の気温が深く関係してくると、
農業を専門的に研究されている方から、
メールで教えてもらいました

寒すぎなければ、
そこまで厳密にしなくても育ちますが、
温度管理まで本格的にやって
よりしっかりした稲を育てたいというかたは、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

2016-04-09-

週末、会社のデスクに置き去りにするのは
少々しのびなかったため、
あぜ道の紳士ともども、自宅に連れてきました。


現状、1カップ内の苗の数が多すぎるので、
近いうちに
あとふたつくらい育苗カップをつくって
苗を移動しようかなと思ってます。

ちいさな田んぼキット2016の販売ページは
こちらからどうぞ

2016-04-08-

発芽5日目の、今朝の稲のようすです。

昨日、帰宅するときにくらべると
また、だいぶ成長しました。


ふと思ったのですが、
稲くんたちって、いつ大きくなってるのかな?
夜中なのか、それとも朝なのか‥‥。

寝る子は育つ、と言うように
人間の場合は「寝てるときに背が伸びる」って
聞いた覚えがありますよね。

でも、何となくなんですけど、稲の場合は
朝日を浴びて
グングンのびる姿がイメージしやすいんですが、
実際どうなんでしょうか。

ご存知のかた、おしえてください。

さて、今日は、北海道で農業の研究をされている
(たざこ)さんより、
育苗の際のアドバイスをいただきましたので
みなさんにも共有いたしますね。

昨年、苗が「ひょろ長く育ってしまう」ことを
心配されているかたが
たくさんいらっしゃったのですが、
そのことについての、有益なアドバイスです。

温度管理など、より専門的にやってみたい方には
とても役に立つと思いますよ。

少し長くなりますが、以下に引用いたしますね。

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拝見していると、みなさまの苗は
「ひょろ長い」ものが多いように感じます。

長いこと自体が
必ずしも悪いわけではありませんが、
稲にとって最適な生育のには、
「横に育つこと=分げつ」がとても大切です。

収穫量を上げようとした場合、
「穂の数」かける「穂あたりの粒数」が重要です。

そして、穂の数を決めるのが「分げつ」の数です。
うまく育てば、
1粒の種から10以上の分げつが出ます。

生育初期に長く伸びすぎると、
縦に伸びるほうにパワーを使ってしまい、
分げつの数が、十分確保できません。

縦に伸ばさずにうまく分げつを増やせると、
倒れにくくもなりますし、いろいろ良い点がありますよ。

そのために大事なのは、温度です。

出芽するときは温度は高い方が良いのですが、
出芽がだいたいそろって伸びてくるころは、
あまり高温でない方が、
がっちりとした良い苗が育ちます。

とくに田植えの1週間前くらいは、
室内ではなく外ぐらいの方が、
苗も、心と体の準備が整うと思います。

プロ向けの設定で言うと、

「出芽そろい〜1.5葉期」は
「昼間20〜25℃/夜間10℃以上」

「1.5葉期〜3葉期」は
「昼間18〜22℃/夜間10℃以上」

「3葉期以降」は
「昼間18℃以上で外気に合わせる」

はじめてのかたの場合は
「とにかく死なせない」
ことで精一杯だと思いますが、
2年目以降の方は、
ぜひ「より良い姿(本来の姿)」を
目指していただければと思います。

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苗の「ひょろ長現象」については
ぼくたちは
「日光が足りないからかな、
 こういう育て方だと
 あるていど仕方ないのかな」と思っていたので
(たざこ)さんのアドバイスは、
とってもためになりました。

また「縦に伸ばさず、横に伸ばすこと=分げつ」
という考え方も「なるほど!」と思いました。

みなさんもどうぞ、参考にしてみてくださいね。
(たざこ)さん、ありがとうございました!

ちいさな田んぼキット2016の販売ページは
こちらからどうぞ

2016-04-07-

ちいさな田んぼキットには
はじめて、自宅で稲を育てる人のために
(そういう人がほとんどですが)
春の「種まき」から秋の「収穫」までの
くわしい手順や
よくある質問等とわかりやすくまとめた
パンフレットがついてきます。


これは、郡山の安子ヶ島小学校で
子どもたちに
ながく「バケツ稲」の指導をしてこられた
「郡山のバケツ稲の達人」に
監修をお願いして、つくったもの。


種まきのタイミングや水やりについて、
「田植え」のタイミング、
真夏の水やりについて‥‥などなど、
稲の生長段階にあわせて
そのつどのコツやポイントが書かれています。


また、昨年1年間、
「ちいさな田んぼキット」を育ててくれた
全国のみなさんが、
いろんな質問を、お送りくださいました。

「水面に藻が発生しちゃったんですけど
 どうしたら良いですか?」など。

それらの質問ひとつひとつに
スーパーバイザーの藤田浩志さんが答えた
Q&A集もついているので、
このパンフレットを頼っていただければ
たぶん、おそらく、
そんなになやまず育てられると思いますよ。


さて、上の写真は、本日の稲。

日に日に、ぐんぐん大きくなっているのが
ハッキリわかります。

これが、じつに「うれしい」んです。
朝が来るのが、楽しみになります。

ちいさな田んぼキット2016の販売ページは
こちらからどうぞ

2016-03-29-

今回の「ちいさな田んぼキット」には
数量限定ですが、
郡山ブランド野菜の詰め合わせBOXつきの
コースをご用意しています。


郡山ブランド野菜というのは
郡山で生産されている数ある品種の中から
1年に1品だけ選ばれる、
郡山の「農のプロ」じまんの野菜のこと。

たとえば人参ひとつとっても
300から400の品種があるそうなのですが、
そのなかから、
郡山の土や気候にあった1種類が
1年にひとつ、選ばれているそうなんです。


今回の「郡山ブランド野菜の詰め合わせBOX」の
内容は、以下のとおりです。
(取れ高等によっては変更の可能性はあります)

・フルーティーな甘さが特徴の「御前人参」
・スイーツみたいなサツマイモ「めんげ芋」
・2014年野菜ソムリエサミットで二つ星を獲得した
 キャベツ「冬甘菜(ふゆかんな)」
・そのままかじれる瑞々しいカブ「あこや姫」
・糖度が高く、加熱調理すると
 いっそう甘みが凝縮する玉ねぎ「万吉どん」

これら、郡山ブランド野菜のなかでも
自信作の5品目を、
「約3.5キロ・3500円相当」の詰め合わせにして
おとどけします。

時期は、これらの冬野菜がぐっとおいしくなる
「12月中」を予定しています。


食べてもらえたらわかると思うのですが‥‥
本当においしいので、ほぼ日にも、ファン多数。
数量は限られますが、おすすめですよ。

めんげ芋を食べた弊社・イサワの、この顔!


ちいさな田んぼキット2016のページは
こちらからどうぞ

2016-03-25-

種まきしてしまいました。

田んぼキットが届くのは4月中旬以降なので
通常より1ヶ月ほど早いのですが‥‥
撮影用の土と種があったので、待ちきれずに。


ペットボトルを半分に切って土を入れます。

実際のキットには
きちんとした育苗用カップがつきますので
ご安心ください。
土は、みなさんにお送りするものと同じ、
あらかじめ栄養分の入った培土です。
あとから肥料をやる必要は、ありません。


こちらが、お米の「種」です。
まじまじ見ることも少ないかもしれません。
茶色くなっているのは
乾燥を防ぐための鉄コーティングの色。
すでに「芽出し」しているので、
そのまま土にまくだけで、芽が出てきます。


種には「発芽率」というものがあって
必ずしもすべての種からは発芽しないので、
ちょっと多めに、10粒くらいまきました。
これを指の先で土の中にグリグリ埋めます。
だいたい「表面から6〜7ミリ」が目安。


カップの中の土が
まんべんなく湿るくらいまで水を入れます。
土の表面に
水がタプタプしちゃったら、やり過ぎです。


これで、種まき終了です。簡単でしょう?
ものの10分もあれば終わります。

カップは、なるべく陽当たりのよい、
あたたかい屋内に置きます。
ぼくらは
ひとまず、明るめの窓際に置きました。

ここ、直射日光は当たりませんが、
明るいし、会社の中は常にあたたかいので
問題ないと思います。

種まきした日付を書いておくと、
5月中旬以降、
田植えをするときの目安になるので、
おすすめですよ。

ちょっと時期が早過ぎるので
何ともいえませんが
ふつうだったら、
10日から2週間くらいあれば
かわいい芽が顔を出してくれると思います。
たのしみー。

ちいさな田んぼキット2016のページは
こちらからどうぞ