2016-03-22-

この「ちいさな田んぼキット」の利益は
福島県の「食」に関連するプロジェクトに
寄付いたします。

昨年2015年の販売分では
「売り上げから経費をのぞいた総額」である
「898,753円」を、
スーパーバイザー藤田浩志さんと相談し、
次の団体に
寄付させていただくことに決めました。

郡山市立安子ケ島小学校


毎年、子どもたちがバケツ稲を栽培している
こちらの小学校には、
わたしたちの「ちいさな田んぼキット」を
開発・販売するにあたり、
さまざまな面でお世話になっています。
具体的には
バケツ稲づくりの授業を見学させていただいて
ノウハウを教えてもらったり、
「学校田」での田植え・稲刈りの授業などを
見学させていただいたりしました。
バケツ稲の授業にかかる経費だけでなく、
子どもたちの食育関連のプロジェクトにも
お役立ていただけたらと思っています。

NPO法人 郡山農学校


郡山の農(生産者)と街(消費者)とを結ぶ
プロジェクト「あぐり市」を通じ、
郡山の「食」の豊かさと安心・安全を
PRしている団体です。
同時に、自らの手で遊休農地を再生し、
郡山ブランド野菜をはじめとした
野菜の栽培もされています。
「土産土法」の考えで
「食育」「農」の学びの場づくりを大切にし、
風評・風化を防ぐために活動されています。
今後の勉強会やワークショップなど、
「農の学び」の場の拡充に
お役立ていただけたらと思っています。

今回の2016年の販売でも、おなじように
藤田浩志さんと相談しながら、
売上から経費をのぞいた利益の全額を
福島の団体・プロジェクトに
お役立ていただこうと思っています。
具体的な寄付先は、
藤田さんと話し合って決めていきます。

福島県の農作物への風評被害にたいし、
落ち着いた姿勢で取り組み
着実に前へ進んでいる藤田さんとならば
適切な寄付先に出会えると、
わたしたち「ほぼ日」は考えています。

具体的な寄付先や使途などが決まり次第、
またこのページで、
お知らせをさせていただきますね。

どうぞよろしくお願いいたします。

2016-03-17-

昨年、500人もの人が参加してくださった
「ちいさな田んぼキット」、
「ことしもやりますか?」というメールが
「ほぼ日」に届きはじめました。

はい、全国のみなさんに
たくさんよろこんで、楽しんでもらえたので、
もちろん、ことしもやります!

ことしは「郡山ブランド野菜の詰合せBOX」が届く、
スペシャルなコースもご用意(後述)。

来週3月23日(水)から販売予定ですが、
今日は、
この企画のことをご存じない方のために、
簡単にご説明しますね。


これは、写真のように、ご自宅の庭先やベランダで
稲つまり「じぶんのお米」を育てられる栽培キット。

(写真は昨年の「ほぼ日」のベランダのようす。
 ぜんぶで13個、栽培していました)

種もみ、栄養分の入ったプロ用の培土、
苗を育てるコップ、
苗を「田植え」して収穫まで育てる栽培ケース、
はじめての人でも迷わないよう、
栽培方法やQ&Aをまとめた栽培マニュアルなど
「自宅で稲を育てるために必要なもの」一式を
まるごとキットにしています。


種もみは、福島産のコシヒカリ。

もちろん、この種もみも培土も、
お送りするものは
すべて「放射性物質検査」をクリアしたもの。

冒頭で申し上げたとおり
1年目の昨年は、北海道から沖縄まで
全国500人もの人が参加してくださいました。

4月半ばから5月半ばにかけ、
全国で「いっせーの!」で育てはじめるので
「種からかわいい芽が出ました!」
「田植え完了です!」から
秋口の「ぶじに収穫できました!」まで、
うれしさやたのしさを
Facebookの公式ページで共有しながら
みんなで育てていきました。


また、栽培するうえでの疑問や
お悩み相談のメールが「ほぼ日」に届いたら
そのつど、スーパーバイザーである
郡山の専業農家・藤田浩志さんにうかがって、
Facebookで共有していったんです。


ちなみに、お米というのは、
ひと株の稲から、そんなに多くは獲れません。

うまく収穫できても、おそらく2合前後。

それだけの量では炊飯しにくいので
秋に、藤田さんがつくった
「郡山産コシヒカリの一等米」である
「あさか舞」新米3キロを、全員にお送りしました。


そのお米と、自分のお米をいっしょに炊いて
それぞれに「収穫祭」を楽しんでいただいたのです。

ぼくらも、もちろん、
自分たちで「脱穀」したり「籾すり」したりして、
たのしく、おいしく収穫祭しました。



また、はじめのほうでもお伝えしましたが
ことしは秋の新米が届いたさらにその後、
冬野菜がぐんぐんおいしくなる時期に合わせて
「郡山ブランド野菜の詰合せBOX」が届く
スペシャルなコースも数量限定で用意します。




フルーティーな甘さが特徴で、
糸井重里もお気に入りのにんじん「御前人参」、
野菜ソムリエサミットで二つ星を獲得した
キャベツ「冬甘菜(ふゆかんな)」、
そのままかじれる瑞々しいカブ「あこや姫」‥‥。

郡山のブランド野菜って、ほんと美味しくて、
「ほぼ日」社内にもファン多数、なのです。

(下の写真は、スイーツみたいなサツマイモ「めんげ芋」。
 食べてる「ほぼ日」イサワの、この顔!)



2年目であることしも
「自分のお米を育てるのは、楽しくて、美味しい!」
といううれしい気持ちを、
ひとりでも多くの人と分かち合えたらいいなって、
チーム一堂、思っています。

キットや各コースの内容など、より詳しいことは
販売前日の3月22日(火)に発表しますね。

みなさん、ぜひ、楽しみにしていてくださいね!

(参考までに、昨年2015年のキット販売ページは、
 こちらです)

2015-11-21-

こうしてテキスト中継をしている間にも
okatteのみなさん+
てきぱきと、食卓を片付けていました。

みなさんのスピードに
最後まで、テキスト中継がついていけませんでした。

でも、本当に素晴らしい収穫祭でした。
みんなでワイワイ、ごはんをつくって食べる。
シンプルだけど、おもしろいなあ。
とっても、いい時間でした。またやりたいー。

okatteのみなさん、ありがとうございました!
あー、おいしかった。

2015-11-21-

まるでデザートみたいなタイミングで、
さっき脱穀&籾すりをした
ほぼ日+okatteさん+浅生鴨さんのブレンドごはんが
炊き上がりました!


いや‥‥なんか、去年のより、おいしいぞ。
そんな気がする。
粒は不ぞろいですけど、味が濃い。


みんなも、美味しいと言っています。
おにぎりにしたいとか、甘い気がするとか。
えこひいきかもしれないけど、うまい。

今日は、たくさん、
おいしいお米をいただきましたが、
これは、自分たちで作った、
おいしくて、うれしいお米です。

つくってよかった。


2015-11-21-

収穫祭を一緒にやらせていただいたお陰で、
予想した以上に、
美味しいものに囲まれて、本当に幸せです。

こんな展開は、予想していませんでした。


お米はどれも美味しいし、
郡山の野菜はみなさんに評判がいいし、
斉藤和枝さんに教わったおすすめのごはんのおともは
さすがにどれもエースで4番みたいな感じだし、
okatteは、とてもいい雰囲気だし。


一気にごはんをつくりあげる女性陣のパワーと、
チームワークの素晴らしさにも
圧倒されております。

だって、あんな短時間に、あれだけのごはんを。
たのしそうにおしゃべりしながら、
手は休まず、これだけの、美味しーいごはんを。

いやあ、すごいなー。まんぷくです。




2015-11-21-

正直、新米、どれもおいしいです。
甲乙つけがたいとは、このことです。


我らが「あさか舞」は、
言ってみれば本日の「主役」ですから、
やはり人気が高いです。
それに勝るとも劣らない支持を得ているのが
四万十の山間米というお米。


見た目が艶艶していて、旨味も濃いような気がします。
女性がたったひとりで作っているお米だそうです。
個人的には、北海道のゆめぴりかも、
もちもちした食感で、おいしいなと思いました。


2015-11-21-

いまさらわかりました。
用意ができて、急に、わかりました。

われらが「あさか舞」をはじめとした、
6種類の新米の豪華すぎる食べ比べ!


エントリしているのは、
あさか舞ではない福島のコシヒカリ、
佐賀の夢しずく、
大分庄内の有機無農薬米、
四万十の山間米、
北海道のゆめぴりか、
そして、郡山のあさか舞。

わー、どれが美味しいんだろう。
どれも美味しいんだろうなあ!


2015-11-21-

わかりにくいですが
フーフー吹いて籾殻を飛ばす役の人が
おそろしく肺活量を問われる作業、
籾すりの終了です。

だいたい100グラムくらいかな?
りっぱな玄米になりました!

これは、じんわりと、うれしい。


2015-11-21-

なにせ、いろんなところでいろんなことが
起こっておりまして、
テキスト中継が追い切れておりません。

知らないうちに、こんなに、おかずが。
ものすごい豪華な収穫祭になってる!




2015-11-21-

すり鉢すりこ木で籾すり作業に突入しておりまして
チーム籾すりと化しておりました。


ゴーグルをしているのは、
あたらしいファッションというわけではなく、
舞い上がる籾殻が
目に入らないようにするためです。

昨年、ぼくは、目に籾殻が入り、
文字通り、たいへん痛い目に会いました。


なにしろ、周囲はこんな有様となります。