次に登場なさったのは、
藤井風さん
（質疑なしのお写真のみのご登場でした）。

ひょうきん！　
なんでこのポーズで
こんなにかっこいいんだ！　

記者さんに
「一回、ふつうに持ってください」
と言われていてとてもよかったです。

続いて
「初めてこのような賞の
トロフィーを手にされたご感想は」
という質問に対し、
DJ松永さんは

「こういったアワードが
できたんだなぁと実感して、
業界のために、
ただただいいことしかないなと
思いました。
と同時に、いち個人、アーティストとしては、
『その年に賞がもらえる、もらえない』
ということが両方はっきりしてしまうところに、
残酷な面もあると感じて。

でも、自分のためだけに（活動を）
やっているわけではない自覚はあるので、
第一回目でこの賞をいただけた者として、
来年もちゃんとがんばらないといけないという
責任が湧いてきました。
ポジショントークのように
なってしまうのですが、
自分のために始めたことなので、
たのしみながら、
結果そうなれたら（がんばれたら）最高だな
と思います」

と回答なさっていました。

とてつもなく厳しい勝負の世界で
頂点に立ったDJ松永さんの言葉は、
だれも近づけない核心に
どうしても迫ってしまうほど
真実を捉えているように、私は感じました。
しかし、どんな残酷さのなかでも、
自分たちが積み上げてきた確かな音楽性を
磨いていく熱い覚悟に
裏打ちされている言葉だとも感じました。

Creepy Nutsさんの、
つねに独特で替えのきかない音楽が、
これからどんな新しいものを生み出し、
世界に影響していくのか。
見届けたい気持ちが、
ますます高まりました。

囲み取材をしていました松本です。
第２部のあとの囲み取材では、
最初にCreepy Nutsさんがご登場なさりました。
みごと、みごと、
「最優秀国内ヒップホップ/
ラップアーティスト賞」を掴み取った
Creepy Nutsさんです。

21日に７冠、
22日に２冠を達成されたご感想を、
R-指定さんは
「（受賞が）うれしいと同時に、
ヒップホップ/ラップアーティストの
部門があるということが、
まずすごくうれしいです。
日本でこのカルチャーにやられた身としては、
（ヒップホップを）消化して、咀嚼して、
根付かせて広げてくれた先人の影響を
本当に受けているので。
そのなかで、
自分たちなりの形に落とし込んでいった結果、
こういう賞をいただけたのが
非常にうれしいと思っています」
と語ってくださりました。

日本で、現在ほど
ヒップホップやラップが
人気を集めていなかったころから、
自分たちを突き動かした
ヒップホップという音楽を信じ、
追求し続けてこられた
Creepy Nutsさんだからこそのコメントだと
胸が熱くなりました。
（続きます）

おっつかれっしたー！

「じゃ、カエルとするか」

私は、別室で「囲み取材」をしている、
まっきーを迎えに行くので、
糸井さんとクラモチさんは
先に戻っていてください。

「そうなの？　では、おつかれさまです」
そう言ってクラモチさんが、
さっき夕飯を食べたお店で
テイクアウトした釜めしを
持たせてくれました。

「まっきーと、食べてね」

ありがとうございます、
糸井さん、クラモチさん。
ここでおなかが、
音楽でおなかいっぱいだったおなかが、
やっとすいてきました！

プレゼンター、おつかれさまでした！

途中、機材不具合で
一瞬どうなるかと
思ったところがあったのですが、
あざやかに乗り切った、
我らがしゃちょうであります。

「やー、まいったまいった」

おお、ジャイアンツも勝ったみたいです！

さんが発表した
「最優秀国内ヒップホップ/ラップアーティスト賞」は、
Creepy Nutsさんでした！　

Creepy Nutsさん、本当に最高！　
おめでとうございます！！！　

この写真は、会場にいるように見えますが、
会場の外のテレビを直撮りしたものです。
まわりの報道陣のみなさまが
「この人はなんで、
わざわざテレビの写真を撮っているのだろう」
と思っておられるのを
ひしひしと感じました。
でもいいんです、
歴史歴快挙の瞬間だから。

「人類が発生する前から
音楽は、あったような気がします。

人間があるかぎり、
ずーっと音楽は続いてきて、
一度も音楽を止められたことは
ないんだと思います。

楽器がなくても、
声が出なくても、
心のなかで音楽は鳴ってたと思う。

すごいもんだということを、
改めてこのごろ思うようになります。
音楽、これは、すごいことです。

最優秀国内ヒップホップラップアーティスト、
ノミニーズ」

最優秀アーティストは、誰だろう？

「えー、こんばんは。
音楽のことで、
こうして呼ばれるのはうれしいです」

ゴー！