あとのまつりをお伝えします

ドキドキ、ドキドキ。

ところでどなたなんだろう、
最優秀国内
ヒップホップラップアーティストさんは‥‥

舞台袖に移動しました。
笑顔です。
貫禄です。
がんばってください、しゃちょう。

少しの待ち時間のあいだ、
高崎さんとジャイアンツの試合結果を
気にしたりして、
少しよゆう。

「ダンドリのとおりに
やんなきゃいけないところと、
自由にしゃべるところがあるんだよ。
そこ、何を言おうか、
決めてないんだけど」

いま、試しに、
言ってみてください。

「ぼかぁね、
音楽に救われてきました。
音楽がなきゃ、
ここにいないとも思ってます」

それでいいと思います。

メイクしながら、
おさらい中。

「ノミニーズって言うのね」

はい、
最優秀国内ヒップホップラップアーティスト、
です。

「長いな」

長いですね。

今回、プレゼンターの
オファーをくださった、
高崎卓馬さんです。

お久しぶりです！

「いやぁー、
ちょっとダンドリおさらいさせてね」

もちろん。

「ダンドリどうする」と
モメたまま、
会場入りしました。

「なんか、決まったこと、
言わなきゃいけないんでしょ？」

そうですよ、
それが今日の仕事です。
ノミニーズとか、
言うんですよ。

「ノミニーズ？
終わったらみんなでノミニーズ？」

そのいきです。
余裕でいきましょう。

こちら、だし巻きから
着替えました、糸井重里。

「どぉーすんの？」

のっけから困ってる。

「ダンドリあるじゃん」

ありますよ、
プレゼンターなんですから。