き‥‥着てみたい。

「いいよ」

「そうだよ」

すみません、あのぅ。
これは、モネのじいちゃんとか、
みーちゃんや、りょーちんが着ていた、
あのカッパですか？

そして私は、
あこがれのカッパのお店に
出会いました。

海のものや食べものや
お酒や、なんでも売っているお店
「サイシン」で、
ずっとほしかったギョサンを
680円で買いました。

おしゃべり会に行く道すがら、
私は菅波先生が好きだった、
気仙沼シャークミュージアムに行ったり。

空が見る見る藍色になって、
港にイルミネーションが灯ります。
糸井重里もやって来ました。
この時間になると
やっぱりちょっと冷えますね。

「そろそろ、ピア７で、
おしゃべり会の時間だよ」
と、紀子さんが、
秋いっぱいの景色から
お迎えに来てくれました。

これからピア７にある
スクエアシップで、
小さなイベントが開催されます。

題して
「ただいまHOBONICHIおしゃべり会」。

ひさしぶりの人たちと
いろいろ話す予定ですー。

和枝さんが
「気仙沼は、恋人という言葉の
発祥の地なんですよ、
すてきでしょう」
と、恋人の和歌の碑に案内してくださいました。

恋人って、翻訳の言葉だったんですね。
昭和33年まで、恋人という言葉は
なかったのかぁ。
それまでなんていってたのかなぁ。
お相手‥‥とか？　つれあい‥‥とか？