「蜜づけというのは‥‥ ずっと見続けることではないんです! 夜中にあんこを作っているとき ひとりで考えていたことを やっと言えたよー」大統領のあんこ予習はこのようなところにも垣間見えます。
蜜漬けとは、水で晒した小豆にいよいよ甘さをいれていく作業です。簡単にいうと、砂糖を水にとかした液(蜜)に、晒した小豆を漬けることです。蜜の作り方は、分量の水と白ザラメ(ご家庭用の場合はグラニュー糖)を、ゆっくりととかす、です。白ざらめをとかして蜜を作るときは、空気がはいらないようにしずかにゆっくりとかしてくださいね。白ザラメやグラニュー糖以外でつくると、味が重くなる(鵜澤さんの表現)。味がさっぱりとしてキレがいいのが、白ザラメやグラニュー糖です。
煮上がりましたら、火をとめて、流し台へ。水道からすこしほそめの水を出し、鍋のなかにいれて晒します。泡が沢山たちますので、お玉などで流してしまいましょう。ある程度、水が透明になるまで晒したら、(鍋の温度が25度くらいになるまで、 という目安でも)水を捨てます。そのときに、小豆までながしてしまわないようにザルを下においておくとよいですよ。完全に水は切れないので、すこし鍋に水がのこるのはOKです。
中継をしてくださっている宇宙部の川本です。じっと映像と音を気にしながら皆様へ配信しております。しかし、なぜエプロンを???
メインステージで、あんこがグツグツ煮えている横。サブキッチンで動いている人たちがいます。これはあんこができたときに食べる準備かな?
火力の違いによって、ちょっとずつ、鍋の進み具合が違うようです。でもこのあと鍋の取り回しがあるので、進みすぎている鍋は、小休止をして、他の鍋が追いつくのを待ちます。「あんこ特急、 しょうしょう停車しまーす」大統領、引き続き超特急テンションです。
小豆がお湯から顔をだしてしまったら、水をたしてください。水をたしたら、火をつよくして、沸騰したら、弱火にするということをくりかえしていってくださいね。
だんだん小豆が煮えてきました。でもまだ、スプーンにあたる感触が固め。カラカラカラという感触があります。この感触がなくなって、スプーンが重くなるまで煮続けましょう。
あんこをこよなく愛し、あんこを愛するがあまりにアルバイトのJPに強めの指導をする大統領です。「ここで、ひとつ小噺をしなさい」え……では、ぼくが小学生のときに聞いた話を…と、なんとかこの無茶ブリをしのぎみんなから笑いをとったJP。(がんばった!)ここで大統領と握手です。完全に和解しました!
まんじゅうをつくったひと(写真右下の本田さん)そしてまっぷたつに切ったひと(写真左上、赤いバンダナのJP)がここにいます。ここで、もう一回謝っておこうか。ね。2人の話を知らないぞ、というかたは、どうぞこちらをご覧ください。