もしかすると、ご家庭用の分量でつくっておられる方は、どんどんと煮詰まってきている可能性がありますね。ワークショップの会場は人数が多いので、その分あんこの量も多く、煮詰めるスピードが遅いです。今日は、おはぎ用のあんこまで煮詰める予定ですが、そのかたさの目安は、しゃもじですくって持ち上げた時に三角になるくらい、とのこと。おはぎ用のあんこまで煮詰めたものを、おしるこや、あんペーストにする場合は、水分(水やお湯)をいれて、きをつけて、火にかければOKですよ。
あんこトースト完成まであと少しです!!!あとはあんこ!!!
あんこトースト完成まであと少しです!!!
さらに、煮詰めていきます。あんこに煮詰めるときは、一気ににつめていくのではなくて、蜜漬けした小豆を小分けにして(小豆の分量によって分ける量はかえます)、別の鍋にいれて、中火で煮詰めていきます。水気がなくなったら、小分けにした蜜漬けの豆を投入していきます。これを、繰り返して行きましょう。途中で焦がさないように中火とはいえ、安心せずにお鍋のなかの状態をみながら火加減にはきをつけていきます。お汁粉の次は‥‥あんトースト!
ぜいたくなもので、お汁粉を食べて、身もこころもあまーくなったらちょっと塩気も欲しくなります。ばっぱ(斉吉商店のお母さん、貞子さん)が用意してくださったのが白菜づけに削りたてのかつお節をのせたものワカメのくきを煮付けたもの2種とのこと。これもおいしいっ!
できあがりました。お汁粉です!美しい…さぁ、みんなで「いっただきまーす」勉強は一度忘れて、おいしくいただきましょ。
斉吉商店のケンイチさんです。ケンイチさんは、毎晩寝る前に、とらやのようかんを切ります。そして次の日の朝、その切ったようかんを食べて、一日を楽しくうれしくスタートします。今日の日をとってもとっても楽しみにしてくださいました。うれしいですねー。一緒に食べましょう。
小豆が、だんだんお汁粉に近づいてきました。「お餅、焼いていいよ」鵜澤さんから、GOが出ます。サブキッチンのさゆみちゃん、順平くん、出番だよー。キッチン内、たいへんいい香りがしてきています。
いよいよ、蜜漬けした小豆をお汁粉にしていきます。つまりは、煮詰めていくということです。じつは、お汁粉をつくるときにはふたつのパターンがあります。いったんにつめて、あんこにしてから、あんこに水分をくわえてもどしてお汁粉にしてもいいし、煮詰めていく過程で、先にお汁粉にしてもOKです。今日は、あんこに煮詰める前にお汁粉をいただくという流れです。
蜜をつくったら、晒した豆とがっちゃんこします。沸騰するまでは強火、沸騰しましたら、弱火でコトコトコトコト煮てください。(10分〜15分)。今日はこのあとすぐに煮詰めていきますが、時間に余裕のある方は、ほかの容器にうつして、一晩おくか、もしくは、2時間くらい冷蔵庫にいれておきましょう。