粉とバターを用意しましたか??これから、パイ生地をつくっていきます。小麦粉にバターをカードで切りながらまぜていきます。バターのつぶが米粒くらいになるまで細かくしたら、こんどは手ですり混ぜてなじませます。ただ、あまり長い時間やっていると、バターがとけてべたべたになりますのであくまでも手早く。そして、大さじ2の水をさっとまわしかけます。水の量は粉の状態をみて加減します。まずは、少なめから入れて、様子をみて、水分は調節です。まとまってきたら、カードで生地をふたつに切り、上下で重ねます。これを何度かくりかえし、パイ生地の層をつくります。できあがったら、冷蔵庫で1時間生地を寝かせます。
あんこが作られていたメインキッチンのすぐ隣りに場所をうつしまして、なかしまさんのパイまんじゅうづくりがはじまりました。ここでもみんな笑顔だなぁ。今日は、ずっと口角があがってる気がする。
パイまんじゅうづくりの前に、あんこづくりの手順とポイントを復習しましょう。みんな真剣に手元のメモと付け合わせます。
なかしまさんは只今あんこを冷やしております。氷の入ったボウルのうえであんこを練り練りしています。あつあつのあんこだと、パイ生地のバターがとけて、成形できなくなってしまいます。あんこよ、冷えろ!
さて、おはぎ用のあんこを冷ましている間にもうひとつのお楽しみです。あんこも好きだけど、おやつも大好きなみなさま。なかしまさんがパイまんじゅうをつくりますよー。アシスタントはほぼ日おやつ部代表モギコです。レシピはこちらからどうぞ!
しゃもじを入れて、あんこが山の三角のように立つようになったら、おはぎ用のあんこの固さです。お鍋から濡れ布巾をひいたバットにあんこをうつし、少したいらにのばします。ここでとらやさんのてぎわのよさ、あんこの美しさに感嘆の声があがりました。すばらしいです。そして、これから約30分、おはぎのためのあんこを冷蔵庫にいれてさまします。
サイドステージにて、なかしましほさんのパイまんじゅう作りはまもなくはじまります。パイまんじゅうには、おはぎのあんこと同様のかたさが必要です。煮上がりを首をながくして待っています。
先ほどのあんこトーストのパンはじゅんぺいが真っ二つに……ではなく、六枚切りにしたものです。おいしかったー。
みんながあんこトーストをほおぱるかたわらで、さらにあんこを煮詰めていきます。Ustreamをご覧いただけないみなさまへ鍋のグツグツしている様子を動画でもお届けしましょう。
パンとバターは、なかしましほさんに選んで頂きました。バナーは、東毛酪農協同組合のもの。「群酪バター」といいます。通販では手に入りにくいことがありますが、googleで検索するとまれに見つかります。あんこの甘さとバターの塩味が絶妙のくみあわせとなります。また、パンは浅草のペリカンさんのものです。ペリカンさんのパンは、ほぼ予約で売り切れになってしまうほどなので、お買い求めになる際はかならず予約を。