ほぼ日刊イトイ新聞乗組員一同、
パパイヤさんから教わった
「裏ターン」が、いちおう
できるようになりました。

このステップとターンは、
向い合って踊るとかっこいいですよ、と
パパイヤさんは教えてくれました。




動画でごらんください。





ターンのポイントは、やはり、
くるっとまわる前の
「ポーズ」です。

このポーズのとき、
上体がぐらついていると
ターンはできません。

ですから──パパイヤさんのアドバイスとしては──
「頭からやきとりの串がささってる感じ」を
イメージするといいそうです。
ポーズができあがっていて
からだに串がささっていさえすれば、
なんにもしなくてもまわれてしまう、と
パパイヤさんはおっしゃいます。


パパイヤさんは
どういうきっかけで
ダンスをはじめたのでしょうか。


「ダンスは、モテたくてやるもんです(笑)。
 ですから、ダンサーには独身の人が多いですよ。
 おやじダンサーズなんて、ぼく以外、
 みんな独身ですからね。
 でもね、実際やってて
 モテたことなんて、ありません。
 ダンスしているうちに時間が経っちゃって
 女の子はどこかに行ってしまいます(笑)。

 ダンサーにはいろんな人がいるけど、
 もともと音楽が好きだった人が多いです。
 音楽から、バンドに行ったり
 ファッションに行ったりする人がいる。
 自分たちは、この、なにも使わずに
 手拍子ひとつでできちゃうものの
 すばらしさに惹かれたのでしょう。

 いったいどういうものが
 すばらしいダンスであるか、
 その線引きははっきりとはありません。
 やっぱりいちばんかっこいいのは、
 自分が“やりたくて出ちゃうもの”で、
 ぼくはそれこそがダンスなんだと思っています。
 たとえば、バーのカウンターでひとり
 勝手にからだが動いちゃってる感じで
 リズムとってるおじいちゃん。
 その人には、かなわない。
 ぼくらがどんなにリズムをきざんで
 からだをパキパキやってても、
 その人には追いつかない。
 はるかに、かっこいいです。

 結局、かっこいいのはダンスじゃない、
 その人がかっこいいかどうか、
 なんだと思います」


糸井重里は、こう言いました。

「ダンスって、やっぱり
 全部が入ってると思います。
 パパイヤさんはご存知かもしれないけど、
 極真空手の大山倍達さんが
 この世でいちばん強いのはバレエダンサーだ、
 と言ってたそうなんです。
 それを聞いたときに、そうだろうなぁ、って
 自然に思えたんですよ。

 若いタレントさんたちがおとなになって
 俳優になったり歌手になったりしますが、
 ダンスをやってた人たちは
 つぶれないなぁ、と思って
 いつも見ています。
 歌舞伎の世界の人たちも、
 踊りから入っているだけに、とてもタフです。

 ですから、ダンスは最強であると
 ぼくは思っています。

 今回、パパイヤ鈴木さんに
 ダンスを教えていただきましたが、
 ぼくらはターンを
 こころの中にいつも持っていたかったんです。
 なんていうのかな──、
 黙って止まって考えて
 いらいらしていることって、
 なんだか病気のもとのような気がするんですよ。

 考えている時間があるんだったら
 からだのどこかは
 動いてればいいじゃないか。
 そういう気持ちがずっとありました。
 じっとしているときに
 ターンを思いつく人になりたいなぁと、
 本気で思ってね。

 結局、社員のみんなは今日
 とてもうれしそうでした。
 あんなによろこぶとは思わなかった。
 たぶん、今ごろも
 練習しちゃってると思います」


はい。

みんなは、とてもうれしくて。




日頃の運動不足のせいで
たいへんでしたが、



少しだけ、ダンスがわかるように
なりました。




「では、先生方の
 お手本ビデオを撮らせてもらって、
 会社で見よう!」


という糸井のすばらしい発言により、
パパイヤ鈴木さんと
電撃チョモランマ隊のみなさんに
最後にお手本ダンスを踊っていただきました。

「社員全員に告ぐ。
 これで練習するように」

いつでも振り返りたい、お手本のビデオです。
数本ありますので、
自分が復習したいところを
再生してください。















そして我々「ほぼ日」乗組員は
会社に帰っても、やっぱり
あちこちでターンの練習を
しているのでした。







さて、「アフター・パパイヤ」のわたしたちは
どうなったでしょうか。
先生たちのフリーダンスとあわせて
ダイジェストにしてまとめましたので、
ごらんください。





ああ、ほんとうに、たのしかった。
これから我々は、待ち時間にダンスをし、
アイデアを出すときにステップを踏み、
エレベーターのボタンを押す前に
くるっとターンをすることでしょう。

これで、パパイヤ鈴木さんによる
「世界がたのしくなるターン」を
終わります。
おたのしみいただけましたでしょうか。
ターンで、みなさまの世界が
たのしくなりますように。

未来へターン! つづきます。




(おしまい)



 
2011-02-25-FRI

 
 

 











 



面影ラッキーホールは、1994年、
ACKY と Sinner-Yang を中心に結成。
1996年、1st アルバム「メロ」発表。
インディーズとしては異例のヒットをする。
1997年、三池崇史監督映画「ブルース・ハープ」出演。
劇中で「必ず同じところで」を演奏。
1998年、メジャー・デビュー・アルバム「代理母」発売。
1999年、アルバム「音楽ぎらい」発表。
(今回ダンスのBGMとして使わせていただいた
「給料日さん」はこのアルバムに収録されています)
2008年、アルバム「Whydunit?」発売。
最新マキシシングルはテレビ東京系アニメ
「夏のあらし!」の主題歌
「あたしだけにかけて」
『最新アルバム「typical affair」を
2011年6月に発売予定』。
オフィシャルサイトはこちらです。