さきほど、
「ターンをするときは
 まわるのではなく
 前に進もうとしてください」
と言いましたが、
そこにポイントを置いた練習をしたいと思います。
こちらに集まってください。
ちょっとできるかどうか‥‥無謀かな。
(ざわざわざわざわ‥‥無謀?)
つまり、左右のターンをくり返し
まわりながら向こうに進みます。
ええーっ?
(よくわからないのに驚愕の声)
こうして、左、右、と進みます。
まず右足でまわって、こう。



左足でまわって、こう。



左、右、の
逆まわりのくり返しで
進んでいきます。



わ、わからない。
できない‥‥。
(ざわざわざわ)


ゆっくりやります。
ゆっくりでいいですからね、
パタンパタンと
ターンしながら前に進んでいっていください。


 
パパイヤさんの教え方は
とてもみごとだったなぁ。
 
 
ぼくは、言葉を使わずに
2時間、人前でなにかできたら
世界中どこへでも行けるのかなぁ、
と考えていた時期がありました。
それで、ダンスで
コメディーとか練習しはじめたりして。
   
 
ダンスって、笑いとか涙とか、
全部を誘うことができますね。
 








ではやってみましょう。
ああ、一列目が出発する(不安)。


左、右、左、右‥‥
やってるあいだに
わからなくなっていくよ。


はい、右足。
つぎ、左足。
右足。
左足。



順番を待っているあいだも
練習に余念がありません。



自信のない方は
足をあげないほうがいいです。
軽くそろえて
まわるようにしましょう。
歩くように、歩くように、
右、左、右、左。
(パパイヤさんの声がけにしたがって
 がんばろう)
次の列、行きます。
右、左、あれ?
もうわからない。
 
ダンスのようなものって、やっぱり
「できる」「できない」の境目があると思います。
どうしてもぼくは、できない側。
だけど、踊りも芝居もものすごく好きです。
からだで表現することって
やっぱり魅力的ですよ。
 







電撃チョモランマ隊のみなさんが
乗組員のあいだに入ってくださり、
動きがあやしい者にはていねいに
教えてくださいます。
(あ、若田、がんばれ‥‥)


放課後の告白タイムみたいな
絵面になっていますが、
真剣です。


(電撃チョモランマ隊のみなさん、
 ‥‥かっこよかった‥‥)



あ、池本さん、がんばってるよ。



がんばってるがんばってる。



がんばってる。


笠井さんもキメてます。
着実に習得していますね。


キャー、小木曽さん気をつけて、
うしろに倒れないで。
重心、前、前。
前進するように、ですよ。


しっかりぃぃぃ。




 
ぼくはいま、少しだけ
マラソンを教わっていますが、
マラソンでいちばん大切なのは
「体幹」らしいんです。
それは、ダンスでも同じ。
つまり、からだの軸をしっかり保つことです。
マラソンって、走る競技じゃないんですって。
体幹をしっかり意識して
「からだを前に運ぶ競技」なんだそうですよ。
   


最後の一列です。


なぜか、この一列、
けっこうまとまりのいいグループです。
ひゅー、ひゅー。


(なぜか大きな拍手)
この練習をくり返すことで、
「ターンで前に進む」という感じを
つかんでいただきたいと思います。










(次回にターン! つづきます)


 
2011-02-21-MON