サックカレ

「パリのチャコさん」こと、
スタイリスト、ファッションライターとして
長年パリで活動している
鈴木ひろこさんがディレクションする
LERET.H（ルレ・アッシュ）は、
流行に関係なく
シンプルなものつくりを提案するブランド。
各シーズンごとにデザインや色味を増やしたりせずに
素材やサイズで変化をつけながら、
定番としてずっと使える
オーセンティックなデザインを発表しています。

「サックカレ」は、
フランス語でスクエアなバッグという意味です。
シンプルなシルエットに、
ボアやレザー、アニマルプリントなどの素材で
「今の気分」をすこし添えています。

ボアとブラックはすこしコンパクトなＭサイズ、
レオパードはたっぷりとものが入るＬサイズのものを、
weeksdaysではセレクトしました。
すべてデザインは同じなのですが、
大きさや素材で印象が変わるところも魅力です。

リングの色は、ベージュのボアにはシルバー、
ブラックとレオパードにはゴールドのものを
合わせました。

持ち手に腕を通す使い方のほかにも
リングにバッグを通して口元をきゅっと締めたり、
クラッチ型として持つなど、
いろいろな持ち方を楽しめるデザインです。

さて、３つのサックカレについて、
チャコさんにコーディネートのアドバイスを
していただきました。
どうぞお読みください。

●サックカレ M（Beige）
「寒いパリで暮らしていると
長い曇天の秋冬には、もこもこと
見た目があたたかそうな素材が恋しくなります。
ハンサムなパンツルックや
メンズタッチのトレンチコートなどと合わせて、
甘辛ミックスコーディネートで
お持ちいただくのもおすすめです」

●サックカレ M（Black）
「ベーシックな黒にニュアンスのあるツィードを乗せて、
シンプルに美しいサックカレをデザインしました。
ドレスアップした日はもちろんですが、
ジーンズなどのカジュアルな装いを
クラスアップしてくれるので、
日常使いでもお試しいただきたいと思います」

●サックカレ L（Leopard）
「60年代以降、パリではシックなブルジョワ層が
インテリアのアクセントとして取り入れることが多い
レオパード柄。
今回のLERET.Hはインテリアファブリックに注目し、
バッグ素材として用いてみました。
服の素材より少しだけ肉厚で艶感のある
インテリア素材だからこその上品さが魅力です。
肘掛け椅子やソファに使われていることから、
手触りと肌触りが心地よいのもこの素材の特徴。
インパクトの強めなモチーフだからこそ、
質感の上質さを大切にしました」
（LERET.H　鈴木ひろこさん）