国産デニムメーカーのJOHNBULL(ジョンブル)から、
ミリタリーに特化したブランド
「TOP KHAKI(トップカーキ)」の
新作アウターが届きました。
1960年代にアメリカ陸軍で採用された
「M-65(エムロクゴー)型フィッシュテールパーカー」
を原型にしながら、
今の私たちが着やすい素材と形でつくられた
「M-65 ショートジャケット」です。
ライナーを重ねれば暖かく、
ライナーを外せば軽やかに、
そしてライナーだけでも着られる3WAY仕様。
オリジナルからどんなところを省き、
どんな点を工夫したのか。
企画担当の畠山瑞穂さんと、
営業担当の林聡さんに
伊藤まさこさんがお話を聞きました。
外側のジャケットもライナーも、
伊藤さんが選んだ「weeksdays」限定カラーです!
畠山瑞穂さんのプロフィール
畠山瑞穂
短大卒業後、アパレル企業で
レディースのデザイナーとして働きながら
パターンを学ぶ。
好きなデニムやヴィンテージの要素を活かした
服づくりに携わりたいと考え、JOHNBULLに入社。
現在はレディースとユニセックスの企画を担当。
01M-65ってどんな服?
- 伊藤
- JOHNBULLのアイテムは
これまで何度か取り扱わせてもらいましたが、
今回はブランドがJOHNBULLではなく
「TOP KHAKI(トップカーキ)」というんですよね。
どんなブランドなんでしょう?
- 畠山
- 「TOP KHAKI」は、
JOHNBULLが自社で開発・展開している
ミリタリーに特化したブランドです。
最初に企画を立ち上げたのは
うちの代表(塚田裕介氏)なんですが、
自身でも軍もののヴィンテージ服を
いろいろ持っている、
ミリタリーマニアなんです。
- 伊藤
- デニムだけじゃなく、ミリタリーの服も
お好きなんですね。
- 畠山
- はい。
中でもマニアに人気の
「M-65(エムロクゴー/1960年代に
アメリカ軍が採用したフィッシュテールパーカー)」
というコートがあるんですが、
それを参考にあたらしいものを作ろう、
ということでできたのが、
今回のアイテムになります。
今日はオリジナルの「M-65」も持ってきたので、
見比べてもらえたらと思います。
- 伊藤
- あ、もしかして『踊る大捜査線』(1997年に
フジテレビで放送された刑事ドラマ)の、
青島さんが着ているジャケットですか?
- 林
- そうそう、
あれは似ているんですけど、
フードが本体についているので
「M-51 フィッシュテールパーカー」、
いわゆるモッズコートと呼ばれるものです。
- 伊藤
- 惜しい(笑)!
あれは「51」なんですね。
- 畠山
- ふふふ。
私もそこまでミリタリーマニア
というわけではないので、
代表があの年代のものがこうだとか、
ここのディテールが違うとか
熱く話されるのを聞きながら勉強しているんです。
「M-65」はもともとジャケットの上から
着ることを想定して作られたもので、
つくりが大きいのが特徴です。
- 伊藤
- ジャケットの上から着るということは、
寒いときに着るもの‥‥?
- 畠山
- そうです。
軍で防寒着として作られたもので、
今回お作りしたのと同じように
もともと、取り外せるライナーがついています。
そういった特徴的なところはある程度忠実に再現しながら、
今の私たちに必要のない部分は取り除いて、
より着やすい形に作ったのが
「TOP KHAKI」の「M-65」です。
たとえば、
古着屋さんでミリタリーの服を買おうとすると
サイズがすごく大きかったり
丈が長すぎたりするんですが、
これは着やすいサイズ感や丈、
シルエットを考えて作りました。
- 伊藤
- うん、すごく着やすそうです。
男女問わない形ですよね。
- 畠山
- はい。
ユニセックス仕様で、
ショート丈バージョンのSサイズのみで
お作りしました。
Sといっても、結構大きいです。
私が身長158cmなんですけど、
オーバーサイズめに着られます。
- 伊藤
- 男性だと、丈が変わるくらいでしょうか。
- 林
- 僕は身長171cmなので
ふだんはMを選びますが、
Sでも違和感はないですね。
身長が高めの女性でも、
こちらで大丈夫だと思います。
- 伊藤
- じゃあ、一着を
パートナーと一緒に着るとかも、
できますね。
- 畠山
- あ、とっても素敵ですね!
- 伊藤
- それに大きめだと、
中に厚手のものも着られるから
安心感がありますね。
- 畠山
- ライナーをつけた状態でも
着ぶくれないように、
内側も余裕のある作りにしています。
ライナーなしで、スプリングコートとしても
着ていただきたいなと思っています。
- 伊藤
- スプリングコート、なるほど。
- 林
- 春だけでなく、
薄手のアウターとして着たいときは
ライナーを取り外せばいいし、
ライナー自体をアウターとして
1枚で着てもいいし。
寒くなってきたら
ライナーを取り付けて着ると暖かい。
つまり、3WAYで着られるんです。
- 伊藤
- 3WAY、いろいろなスタイリングで着られるって、
みなさんがよろこぶポイントですね。
- 畠山
- そうですね。
もちろんそれも大きな魅力なんですが、
やはり着ただけで決まる形、というのが
「M-65」が人気の理由だと思います。
- 伊藤
- たしかに!
原型の「M-65」から、
具体的にどんなところを変えられたんでしょう。
- 畠山
- 大きく変えたのは
ポケットの仕様です。
もとは内側がモコモコした素材なんですが、
今の私たちにはそこまでの防寒は必要ないかな、
というところで、
通常素材のポケットにしました。
あと、オリジナルのM-65は
ライナー単体で着ることは想定されていないので、
ライナーにポケットはついていないんです。
- 伊藤
- なるほど、
本来、ポケットがあるのは外側部分だけ。
- 畠山
- はい。
でも、私たちが作ったものは
ライナー1枚でも着ていただきたいので、
ポケットをつけ加えています。
- 伊藤
- アウターとして着るなら、
ポケットは絶対あったほうがいいですものね。
ありがたいです。
- 畠山
- それから、
実は「M-65」のオリジナルは、
取り外しできるフードが付いているんです。
でも、最近の冬はそれほど寒くはないので
思い切ってフードをなくして、
見た目はスタンドカラーのような印象に仕上げました。
より合わせやすく、
さらっと着られるような作りになっています。
- 伊藤
- なるほど。
フードがないぶん、
より街着として着やすいイメージですよね。
社内でも着てる方いらっしゃいますか?
- 林
- そうですね、秋冬はやっぱり多いです。
- 畠山
- 今日私も着ているんですが、
うちはジーンズメーカーということもあって
Gジャンを着る人が多いんですね。
その上に「M-65」重ねると
すごく合うんですよ。
あえて重くなりすぎないようにつくってるので、
いろいろな服に重ねやすいと思います。
- 伊藤
- 暖かすぎないしライナーも取り外せるから、
着られる機会が多そうです。
(つづきます)
2026-11-02-MON