REPORT

chizuさんに着ていただきました①

fog linen workとつくった服を
「ぜひ着ていただきたい」と、
伊藤まさこさんがまっさきに思い浮かべたひとがいます。
それは、伊藤さんが「尊敬する大先輩」という
スタイリストのchizu(チズ)さん。
ご自身のスタイリングで、登場ねがいました。

年齢をかさねてこそのおしゃれの在り方は、さすが!
スタジオに同席した「ほぼ日」の
「weeksdays」チームのめんめんも、感嘆。
そのようす、伊藤さんのレポートで、
3回にわけておとどけします。


chizu(チズ)
1955年、九州生まれ。
文化服装学院服装科技術専攻科卒業後、
まだまだその職業が知られていない頃から、
プロフェッショナルのスタイリストとして
活動を始めました。
分野は、食まわり、インテリア、ジュエリー、コスメなど。
以来、雑誌、コマーシャルなど第一線で活躍しています。
また、現在では、店舗開発や、
商品開発にも携わっています。
著作に『私をぐっと素敵に見せる
大人のおしゃれのひとさじ』
(PHP研究所)
があります。

スタイリストをはじめて
40年近くになるというchizuさん。
知り合って四半世紀(もうそんなに!)になりますが、
その間、いつも私の先を歩く大先輩。
そのお仕事ぶりはもちろんのこと、
なんといってもご本人のかっこよさに、
いつも惚れ惚れしています。

今回、fog linen workと作ったリネンの服を、
どなたかに着ていただくコンテンツを作ろうとなった時、
まっ先に思い浮かんだのがchizuさんでした。

コーディネートによっては、
ともすると、ちょっと部屋着っぽくなったり、
ほっこりしすぎてしまうリネンの服。
chizuさんならばきっと、
そうはならない着こなしを披露してくださるにちがいない、
と思ったのでした。

黒のサロペットに合わせたのは、
大胆な柄のブラウスと、ワンストラップのスニーカー。

「ブラウスは20年くらい前に買ったマルニ、
スニーカーは知人のギャラリーのフリマで買ったものなの」

20年前!?
服の変遷期はなかったのでしょうか‥‥? とたずねると、

「そうねぇ、好きなものはあんまり変わらないわね」

とchizuさん。
それは服にかぎらず、
髪型も、ナチュラルなメイクも、
すらりとしたそのお姿も、
私の知るかぎり、
25年前からずっと変わらぬchizuスタイル。
そりゃ、憧れる人は多いはずです。

「もちろんいろいろ変わってきてるわよ、体型も肌も。
(サロペットを着た上から
カーディガンを羽織った私を見て)
そんなに首元、見せられないもの。
もともと襟ぐりがそんなに空いていない服が
好きではあるけれどね」

襟元はVネックより、
だんぜん丸首をえらぶことが多いのだとか。
それでも、きちんととめた第一ボタンの下から、
時々、見え隠れする素肌がかっこいい。
大人の肌の見せ方のバランスは、
こうなのか! と膝を打ったのでした。

(伊藤まさこ)

2019-05-06-MON