REPORT

CI-VAのバッグ、
このかたに使っていただきました。
[2]小林一美さん

定番のBLACKに、
YALE BLUE(エールブルー)とGREY(グレー)、
ふたつの新色が加わった
CI-VAの定番モデル「2189 NUVOLA」。
3人のかたに使っていただいたようすをレポートします。
ふたりめは、ファッションデザイナーの小林一美さん。
小林さんも黒の「2189 NUVOLA」を愛用中。
あわせて新色のGREYも使っていただきました。

取材・文=武田景 写真=weeksdays編集部

小林一美さんのプロフィール

こばやし・かずみ
「Le pivot(ル・ピボット)」デザイナー。
20代よりファッションの世界に入り、
2012年に表参道の裏通りに、
自身のブランド「Le pivot」の
オフィス兼ショップを構える。
ブランド名の意味は「軸」。
素材への思い入れと
着心地を大切にしたもの作りをしている。

●Le pivotのwebsite
●Le pivotのFacebook
●Le pivotのInstagram


黒のバッグに、
鮮やかなパープルのワンピースを合わせて。
太いベルトがキリッとしたアクセントとなって、
バッグとのバランスが絶妙です。

パープルワンピース/Le pivot(参考商品)

この素敵なコーディネートを用意してくださったのは
デザイナーの小林一美さん。
お洋服はご自身のブランド「Le pivot」のもの。
CI-VAのバッグは、黒の「2189 NUVOLA」を
愛用されています。

「紫に黒ってちょっと強いかなって
ちょっと迷ったんですけど、
合わせてみたら、よかったんですよね」

はい、このバッグ、
いい感じに革がこなれていますね。

「私たちがつくっている服ってベーシックなので、
柔らかすぎる革のバッグは、
カジュアル感が出てしまうんですね。
大人の人が持つには、ちょっと、と、
気をつけてるポイントなんです。
その点、CI-VAは、
柔らかいけれど、きちんと見える硬さもあるので、
使いやすくて、重宝しています。
按配がちょうどいい感じなんですね。
自分自身も、革があんまり硬いと、
疲れちゃうんですよ(笑)。
重いのも、硬いのも、もう苦手で」

なるほど、よくわかります! 
小林さんは、どんなときに、
CI-VAを使ってらっしゃいますか?

「ちょっとお食事に行くときとか。
映画とか観劇にもよく行くんですけれど、
そういう場所で、斜めがけのカジュアルな持ち方でも
見映えはカジュアルダウンしてなくて、
きちんと感もあって、いいな、って」

劇場のロビーみたいなキラキラしたところにいても
気後れしない、ちゃんとしたものを持ってる感。
でも必要なものは、無理なく入りますよね。

「そうなんです。
こういうペタンコのバッグって初めてなんですけれど、
お財布とスマホ、サングラス、小さめの本も入るのに
すごく収まりがよくて、厚みが出ないのがいいんです」

では小林さんに
新色のGREYを使ってみていただきましょう。

ソフトウールロングタートル(ブラウン)/Le pivot
プリントスカート/Le pivot(参考商品)

わぁ、茶系の秋らしい組み合わせ! 
ニットのボリューム感をバッグがひきしめて、
しっとりとした大人っぽさがあります。

「このGREY、いい色ですね。
いろいろ合わせてみたんですけれど、
赤にも合うし、寒色系も暖色系も、どっちにも。
ちょっとベージュっぽい色だからかもしれませんね。
真っ黒にポイントで使ってもよさそうです」

小林さん、小柄でとってもチャーミングですけれど
ちゃんと大人っぽさがあって、素敵です。
バランスのとり方に秘訣ってあるんでしょうか。

「背が低いので、いつも大きく見せようと思って(笑)、
靴が、5センチ以上はあるものばっかりなんですよ。
それで調整してるの(笑)」

なるほど。きょうのシューズも、
どちらもおしゃれでかっこいいです。
お洋服の丈も、小柄な方は悩むところですよね。

「ロングスカートとかワイドパンツとか、
背が低いから、って敬遠される方も多いですけれど、
でも私は、地面スレスレの長いものも着ちゃいます。
靴を、高い靴、ソールの厚いものにして
バランスを取ってる感じですね」

バッグの持ち方にも工夫がありそうです。

「このCI-VAは、私にしてみたら面積があるんですよね。
それでストラップを調節して、腰骨ぐらいに収まるように。
もっと下にするのも素敵なんですけれど、
ちょっときちんとするほうが、私には合ってる」

ストラップがその長さなら
バッグの底まで手が届きますね。

「そう、そのほうが所作がきれいですよね。
大人としては、そうありたいです」

2022-10-11-TUE