REPORT

あのひとのStilmoda
1・武田景さん
グレーヘアーとバブーシュ

幾度目かの紹介となるStilmodaのシューズ。
すでに愛用している3人のかたがたに、
Stilmodaの好きなところ、そして
新作の「フラットシューズ(バブーシュ)」を
それぞれのコーディネートで
履いていただいた様子をおとどけします。

(取材・文=伊藤まさこ 写真=「weeksdays」編集部)

武田景さんのプロフィール

たけだ・けい
ライター/編集者。
横浜生まれの横浜育ち、横浜在住のハマっ子。
おいしいものと猫が好き。
歴史小説家の父と華道家の母をもつ。
獨協大学フランス語学科卒業後、
80年代から、多数の実用書、
海外旅行のガイドブックなどの
取材・執筆を中心に活動。
「ほぼ日」では「堀内さん。」や、
アパレル関連のコンテンツを中心に執筆を担当。


「Stilmoda を知ったのは、
一昨年のweeksdaysで。
まさこさんが紹介しているのなら大丈夫だろう
と思ったんです」

のっけからありがたいお言葉。
取材を通して、
様々なものを見ている武田さんに、
そんな風に言われるとなんだかすごくうれしい。

ふだんから、
気になるものがあると、
素材や値段、
作っている国や人などを、
まずは調べるという武田さん。

それは編集者魂でしょうか? と尋ねると、
少し考えて
「職業柄というのもあるのでしょうけれど、
ものが好きなんでしょうね」。

Stilmodaのグレーに合わせたのは、
着心地がよさそうな黒のワンピースにリネンのパンツ。
なんとどちらも、お買い物はほぼ日で。
しかも武田さんご自身が、
関わられたコンテンツのものなんですって! 

「自分だったら、この商品の
どんなところを知りたいかな? 
と思って原稿を書くのですが、
本当にいいなと思うと、
おすすめをたくさん書いちゃって、
原稿が膨大に」

よって削るのが大変になるのだとか。

 原稿を書く

  ↓

 その商品の背景をより知ることになる

  ↓

 ますます好きになる

  ↓

 自分で買う

この図式は、私も当てはまるのですが、
こんな風に、すっかりご自身のものになっているのって、
なんだかいいなぁ。すてきだなぁ。

じつはグレーの靴は何足かお持ちという武田さん。

「黒も白もはっきりし過ぎかな? 
と思う時があるんです。
茶色だとまた別の雰囲気になってしまって。
その点、グレーはいろんなタイプの服に合う」

今日のコーディネートも、
パンツと靴の色合いがぴったり。
たしかに黒や白だとちょっと強いのかもしれません。

「目立ちすぎず、馴染む感じって言ったらいいのかな。
これからの季節、
靴下を履くときは、薄いブルーも合いそうです」

なるほど。
靴がシンプルな分、きれいな色の靴下やタイツとの
組み合わせを考えるのも楽しそう。

この日は、バッグと足元を同系色で。
アクセサリーはなし。
シンプルな着こなしに、
カチッとした時計が効いています。

さて武田さん、履き心地はいかがでしょうか? 

「ホールド感があるカチッとした靴は、
ちょっと窮屈に感じることがある。
その点、Stilmodaは革が柔らかいので、
履いていてとても楽ですね」

足に合わない靴を履くと、
1日過ごすのが苦痛になってしまいますが、
Stilmodaはその点、あまり心配は無し。
weeksdaysチーム内からも、
まず一足買って、履きやすいので全色買いました! 
なんて声を聞きました。

「履きやすい」とか「楽ちん」って、
靴をえらぶ時の重要ポイントなのですねぇ。

さて、
今回、いいなぁと思ったのが、
武田さんのグレーヘア。

黒いワンピースを着ても、
全体が重たくならず、
足元の色合いとも相まって、
軽やかですごくバランスがいい。

いつか私も‥‥と思っているのですが、
その時はまた相談に乗ってくださいね。

2022-09-11-SUN