REPORT

わたしのリースのかざり方

伊藤まさこさん、お家ではどんなふうに
リースを飾るのでしょう?
3枚の写真とともに、おとどけします。

森のにおいを1日、感じていたいから
玄関ではなく、家の中に飾ることにしました。

場所はどこがいいだろう?
大きいのと小さいの、
よくばってふたつのリースが手元にある。
あっちをウロウロ、こっちをウロウロした結果、
大きい方はリビングのドアにかけることに決定。
少し明るめのグレーのドアと、
葉っぱと実だけの素朴なリースがなかなかいいじゃないの、
ひとり悦に入ります。
ドアを開け閉めするたびに、空気がちょっと動いて
リースが香る。
きらきらした街のイルミネーションよりも、
こんなクリスマスが私はだんぜん好みです。

小さな方は、テーブルの上においてもいい。
合わせるのは、ちょっとなつかしい感じの花柄のお皿。
リネンのナプキンと、シルバーのナイフ。
それから1ドルで買った古いグラス。
いつもと変わらぬセッティングでも、
まん中にリースがあると気分が違います。

食事が終わったら、リースは子ども部屋に移動。
ベッド脇のぬくぬくの座面の上におきます。
そう、壁に掛けるだけでなく、
こんな風に椅子の上や棚の上に飾ってもいいのです。
娘が「pomme(りんご)」と名づけたうさぎを
横においたら、
あたたかそうな空間のできあがり。
「子ども」というには、ちょっと大きすぎる娘だけれど、
いくつになっても、かわいいのが好きみたい。
あと何回、一緒に過ごせるのかしらね。

(伊藤まさこ)

2018-11-28-WED