REPORT

chisakiのあたらしい帽子、
それぞれの「似合いかた」。

その1 こどもといっしょに。
西原 章(ゆき)さん

かたちは、麦わら帽子。
でも「夏休みのこども」じゃなく、
うーんとエレガントな、女性のための帽子。
「weeksdays」ではことしの夏にむけて、
素材とかたちがことなる3つの帽子を、
chisaki(チサキ)でえらびました。
紙素材ベースでブラックリボンの「LALA」、
シゾール(草)素材でブラックリボンの「SOWA」、
パナマ(草)素材でえんじリボンの「KAKI」、
3人のかたに試着していただいた様子を、
みなさんの感想、写真とともにお届けします。
きょうは「LALA」を、
西原 章さんにかぶっていただきました。

(取材・文・写真=藤井志織)

西原 章さんのプロフィール

にしはら・ゆき
出版社にて女性ファッション誌の編集部に所属。
現在は退社し、4歳の娘の育児をしながら、
「子をもつ親である女性のための、
そのまわりで共に生きるすべての人のための、
”得意”で繋がる」参加型コミュニティメディア
「good at MAGAZINE」を
インスタグラムにて、
友人のライターと一緒に主宰している。
161cm。

●good at MAGAZINE


幼稚園に通う娘との公園通いが
毎日のルーティンだという西原 章さん。
だから日ざしが強くなってくるこれからの季節、
帽子は必須アイテムなのです。

「かぶらないと頭がカンカンに焼けてしまって
本当に大変! 
だから毎年、春になると
好みの帽子を探しているんです」

そんな西原さんのアンテナに
chisakiの帽子も引っかかっていたけれど、
かぶってみるのは今回が初めて。

「すごく素敵だなあと思いつつ
カジュアルな私の服装に
似合うか考えていたんです」

わんぱく盛りの娘との生活に合わせて
気兼ねなく洗濯できる服が西原さんの普段着。
今回のchisakiの3タイプの帽子から選ぶときも
最初はカジュアルなKAKIかな、と想像していたそう。

「一目惚れしたのはLALAだったけれど、
エレガントな形だから緊張するかなと。
ところが3つともかぶってみたら、
LALAがいちばんしっくりきました」

目立つかな?と思っていたリボンも
垂らしてかぶってみたら
なんとも自然な雰囲気。

「ブリムを自分の顔に合わせて調整できるからか、
見た目より馴染みやすいんですね。
これなら普段の服装にも合わせやすそうです。
リボンを垂らしてかぶるのが好きだけど、
自転車に乗るときはリボンを結べば
飛ばされる心配もなく安心です」

娘と一緒だとショッピングも至難の技。
おかげでオンラインショッピングが得意になりましたが、
ご主人の休日に娘を預けての
ひとり気ままな自由行動はたまの楽しみ。

「でもそんなときに出かける場所には
chisakiの帽子がなかなか見かけられなくて。
ずっとかぶってみたかったんです」

とにかく娘との時間が慌ただしくて、
自分のおしゃれなんて二の次! と笑う西原さんですが、
実は娘に影響されて好みが変化した部分も。

「昔はコンサバティブなテイストの雑誌の
編集部で働いていたということもあり、
好みも黒を始めとしたシックな服ばかりでした。
だけど娘を育てているうちに、
自分の服の色みが子ども服と似てきたんです」

赤ちゃんのときは、
ベビー服に多いベージュや白っぽい服を。
娘がピンク好きになった頃は、ピンクや明るい紫などを。
いろいろな色の服にチャレンジできるようになったのは
娘のおかげなのだとか。

「今日の服も、以前の私からしたら
ちょっとしたチャレンジなんです。
知人のブランドで
見つけたお気に入りなんですが、
明るいパープルは派手かなあと迷いました」

でも着てみたら娘も喜ぶし、
西原さんの心もなんだか晴れやか。
おしゃれの楽しさを改めて感じているよう。

「今の私にとっては、
おしゃれって特別な機会のためのものではないし、
普段着でも好きな服を着て、
こんな素敵な帽子をかぶっていたら、
きっとすごく楽しいですよね」

娘と一緒の日常を楽しみつつも
自分好みのおしゃれもちゃんと楽しみたい。
chisakiの帽子は
そんな頑張るママの気持ちにも寄り添ってくれるようです。

2021-04-11-SUN