おはし、わたしの使い方
伊藤まさこ
「weeksdays」のロングセラー「わたしのおはし」。
京都・舞鶴で箸専門の木工所をいとなむ
木工家・吉岡民男さんの手による
黒檀、サティーネ、オノオレ桜の
3つの素材のおはしは、いずれもかたちが四角。
転がりにくく、箸先まで四角くなっていますから、
食べ物をはさみやすく、
太いところで約7ミリと、やや細く感じられますが、
木目のこまかさ、密度の高さで、
持つとしっかりした感触と重みがあります。
この、まいにち使える「weeksdays」じまんの
アイテム、あらためて紹介したくて、
このごろの伊藤さんの毎日の使い方を
教えていただきました。
ちなみに、今回伊藤さんが使っているのは黒檀。
台皿のカット以外は小さい方(21.9mm)です。
ていねいに使い、手入れをすれば、
「一生もの」と言われている黒檀のお箸。
使い始めて5年ちかくになりますが、
日々、そのよさを実感しています。
使ったら、ぬるま湯でやさしく洗って、拭いて、乾かして。
水につけっぱなしにしたり、
食洗機に入れない、など注意すれば
そんなに気を張ることはありません。
使っているうちに、
なんとなく白っぽくなってくるのですが大丈夫。
乾いた布で(何もつけずに)キュッキュと拭くだけで、
もとのつややかな表情に戻ります。
使いやすさだけでなく、
見た目もよし。
シュッとしたその姿は、美しいし、かっこいい。
和食だけにとどまらず、
中国や韓国風の料理にも合います。
朱のトレーに韓国の作家さんの器、古いスッカラ、
そして黒檀のお箸。
同じ作家さんの台皿に浅漬けを。
24センチは、こんな風に取り箸としても。
古い吉野塗りの皿と組み合わせたり、
小さなお敷きと合わせたり。
カラフルな器との相性もいい。
こちらはテーブルセッティングした時に撮ったもの。
黒い漆器と組み合わせるのが今の私の流行りのよう。
その理由は?
かっこいいから!
陶器に磁器、漆器、木、ガラス。
さまざまな質感のものが混ざり合うテーブルの上で、
引き締め役になってくれるのが黒檀のお箸。
使ってよし、眺めてよし。
今、一押しの「毎日つかうもの」なのです。