デニムで思いだす
学生時代の友人は、
バイトしたお金をすべてつぎ込んで、
ヴィンテージのデニムを買っていた。
だからもちろん学校にもデニムばかり穿いてくるし、
課題で作る服もそれに合うものばかり。
話題もどこそこの店にいいものがあった、とか
この年代のデニムの色落ちがたまらなくて、とか
そんな話ばかり。
好きとはものの‥‥というけれど、
何もそこまで、ねぇ。
女子の間ではその偏愛ぶりに、
いささか冷めた目線を送っていましたっけ。
でも、今なら思うんです。
私たち、いや私は
じつは彼のことが羨ましかったんじゃないかって。
だってそんなに夢中になれること、
私にはなかったのだから。
あれから何年経ったんだろう?
元気にしているかな、安藤くん。
今週のweeksdaysは、
JOHNBULLのデニムパンツ。
コンテンツは岡山の縫製工場と加工所、
2カ所におじゃまして、
作業の様子を見せていただきました。
もう、その様子が興味深くて。
デニムってすごい。
そしてデニムにかける情熱もすごい。
久しぶりの工場見学に、
興奮気味の私たちなのでした。
伊藤まさこ
2026-03-06-FRI