
ほぼ日が「マンガ部」をはじめます。
「マンガ部って、なあに?」という問いを、
じぶんたち自身にも投げかけるように、
「ほぼ日マンガ部」最初のメンバーである
「糸井」「皆川」「サノ」の3人で話をしました。
募集ページを読んでいただいている今この時間が、
誰かにとっての「新しい夢」の
幕開けになっていたらいいなと、
そしてこの募集がそんな「あなた」と
出会える場になっていったらいいなと、
部員一同、心から思っています。
ぜひ、応募の参考にしていただけたら幸いです。
- 糸井
- 時間にしたって、たぶん、5倍ぐらい考えてますよ!
サノ君や皆川さんと違って、
ぼくには今かわいがる子どももいないし。
- サノ
- いや、もう、時間だけじゃなくて
あらゆることにおいて
「おんなじように」ではないんですけど!
でもやっぱり、ぼくたちが考えて、
糸井さんはそれをジャッジするだけ、
みたいなチームじゃないじゃないですか。
- 皆川
- ああ、でも、たしかにそれは違いますね。
なんなら糸井さんがいちばん、
「アイディア」を持ってきてくださってるかも。
もう、圧倒的に足が速くて、
追いつきたいなあと思って
いろいろ見たり聞いたり考えたりするけど、
「糸井さんそのあたりでスキップしてたのに、
また急に姿見えなくなったぞ」みたいな。
- 糸井
- 真面目に答えると、もう、毎日考えてますよ。
これできるかな、あれできるかなあとか、
本当に毎日考えます。 - 最近考えてることのひとつを言っちゃうと、
例えばの話、
「キャラクタービジネス」って言葉が、
今ってもう、大流行じゃないですか。
とくにビジネスのサイドから
「キャラクター」だとか「IP」について
話をしてる人たちにとっては、
今はゴールドラッシュですよね。 - で、俺たち「マンガ部」は、
「IPと言われるもの」も絶対扱うと思うんだよ。
だって、すでにほぼ日の中にも、
その候補がいっぱいあるんだから。
- サノ
- ものすごくありますね。
- 糸井
- 「MOTHER」なんてもうすでに、
人から見たら「IPビジネス」だよね。
で、たぶん一部からは、
「ほぼ日もそっちで行くんですね」って
言われると思うんだよ。 - 「IPビジネス」っていうと、
いまは「権利でお金を稼ぐビジネス」
というイメージがあるじゃないですか。
「権利そのもの」が価値になっちゃってるっていう。
「そっちで稼ぐんですね」っていう。 - でも、「IP」っていう言葉ひとつで、
勝手に「ビジネスの話」にまとめられたくない
っていう思いが、すごくあるんですよね。
- 糸井
- お母さんは、子どもにタダでおっぱい飲ませてるじゃない。
「あとで恩返しなさいよ」なんて言わないじゃん。
「あとで得するから」とか、
そんなこととは全然べつのところで
「子どもっていいなあ」って言ってるのに、
「ああ、子どもを育てるっていいですよね、
老後に面倒を見てもらえますからね」みたいな、
全部そういう話にしないでくれっていう気持ちもあって。
「儲け」を軸に考え過ぎてますよね。
ここをやっぱり、「夢」とか「希望」に戻したい。
- 皆川
- キャラクターもIPも、
今よりもっと「新しい夢」を見れる。
- 糸井
- うん。
「マンガ部」はきっとそういう文脈で、
「キャラクター」とか「IP」みたいなものを
扱っていくと思うんです。
「夢」だとか「希望」だと思えることをやってたら、
絶対人って‥‥来てくれると思うから。
人は、「うれしいから集まってくる」んで。
- 皆川
- なんか今ってちょっと
「起業ブーム」みたいに言われたり、
ある程度力をつけてきたときに
「転職」じゃなくて
「起業」とか「独立」をしたいっていう人が
わりといる時代だと思うんですけど。
この「マンガ部」という場所は、
会社という、「チーム」でできる夢を見るために、
なにかしらの筋力をつけてきた人が集まって、
「自分はこういうことできるよ」っていうのを見せ合って、
みんなで見たこともないような
化学反応を起こしていけるチームになるといいなあ、
っていうイメージがありました。
- 糸井
- あるねえ。
「勤める」っていう言葉のつまんなさを、
けっこうたくさんの人が感じ始めてる時代ですよね。
マンガの世界にしたって、
「作家になって生きていきたい」って人ばっかじゃなくて、
「会社に勤めるのが嫌だ」っていう人とか、
「昔描いてたけど、いまは渋々はたらいてます」
みたいな人なんかも混じってると思うんです。
でも、ぼくらが「マンガ部」をつくったせいで、
いま言った「全員」の可能性が増えるといい。
- サノ
- ぼくもまだほぼ日に来て2年ですけど、
「勤めるということばのつまんなさ」と、
「ほぼ日ではたらくということ」は、
けっこう‥‥違うところにある気がします。 - ぼく、ほぼ日に来るまでは、
「プライベート」と「はたらくこと」が
パキッと分かれてたというか、
「プライベートのときには仕事のことは考えたくない」
と思っていたんですけど、
ほぼ日に来てからそのふたつが
どんどんくっついてきていて、
それがすごくハッピーな感覚で。
皆川さんも6月に入社されたばかりですけど、
きっとこの先、すごく感じるんじゃない、か、と‥‥。
- 糸井
- そんなの、人それぞれだろう!
- サノ
- そうですよね、言いながらじぶんでも思いました!
先輩ヅラしてました!
- 全員
- (笑)。
- 糸井
- 俺が君にツッコむとウケるんだよ。
- サノ
- よかったです。
- 皆川
- でも、サノくんの言いたいことはすごくわかるというか、
ほんとにほぼ日ってなかなかない風土の会社だなあって、
入ってからわかることがたくさんあって。
思っていた以上に、全然違うんですよ(笑)。
- 糸井
- おおー。
- 皆川
- プライベートの時間にも
仕事してるような脳になるときもあるし、
逆にはたらいている時間のなかに
遊んでるような感覚が混じることもあったりして、
そこの境がどんどんなくなっていって‥‥
それがすごく楽しいんですよね。
「マンガ部」のフィルターで見ると、
子育てなんかももっと楽しくなったりしていて。
人生も仕事も全部地続きなんだなっていうのは、
ほぼ日に入ってから気づいたことですね。
- 糸井
- ジャングルの奥で魚を獲ったり木の実を採ったりして
暮らしてる集落があるじゃない?
そこで「カヌーを作ってる時間」っていうのは、
それはもう、「ワーク」でも「ライフ」でもないよね。
ほぼ日では、仕事をそういうものに
感じてもらえたらいいなあと思ってるんです。
はたらきかたにしたって、
人によって相談したほうがいいですよね。
たとえばおふたりともお子さんがいらっしゃいますけど、
「家族の都合にあわせて
はたらく時間をコントロールする」なんてことは、
もう、当たり前にやってるでしょ?
- サノ
- はい。
- 皆川
- してますね。
そういう相談を仲間にするときにも、
「すいません‥‥」みたいな空気はない気がします。
- 糸井
- そのあたりは、「マンガ部」というより、
「ほぼ日ではたらく」ということの前提ですよね。
「ライフ」の中に、「ワーク」が混じってるんで。
ワークライフバランスって言葉も、
「分けすぎ」って思います。
ほぼ日ではたらくっていうのは、
そういう場所に入ってくるってことなんだろうね。
- サノ
- お話できることはまだまだある気もしつつ、
きっと面接の場でも、
目の前のお一人おひとりに対して
お伝えできることがあると思うので。
本日はこのあたりで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました!
- 皆川
- ありがとうございました。
- 糸井
- ありがとうございました。たのしみだね。
(おしまいです。ご応募、お待ちしております!)
2026-02-13-FRI
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