
ほぼ日刊イトイ新聞の膨大なアーカイブから、
「音楽のプレイリスト」をつくるみたいに、
ぜひ読んでほしいコンテンツを選んで紹介する、
冬休みのほぼ日恒例企画!
いつもがアーティスト別のアルバムなら、
今回はコンピレーション・アルバム風。
毎日、さまざまなテーマに合わせて
ミックスした読みもの集をお届けします。
セレクト&解説は、ほぼ日編集部の面々が担当。
冬休みのおともに、ポチポチ読んでみてください。
本日より7日間、
読みものチーム所属の6人が日替わりに
おすすめコンテンツを紹介していきます。
トップバッターは、
ほぼ日の稲崎がつとめます。
どうぞよろしくお願いします。
このプレイリスト企画も4年目。
毎年軸になるテーマがひとつあったのですが、
今年は日によってテーマが変わります。
それぞれの担当者がそれぞれのテーマで、
読みものプレイリストを作成しました。
ということで、さっそく発表しましょう!
本日のテーマはこちら。
2023年のほぼ日、
いいとこどりプレイリスト。
2023年度にたくさん公開された
読みものコンテンツの中から、
自信をもっておすすめできるコンテンツを
独断で選ばせていただきました。
もちろん個人の好みが
大きく反映されたラインナップです。
あらためて言っておきますと、
「2023年ベストコンテンツ」ではありません。
だいぶん偏っていますし、
取りこぼしもあるかもしれません。
もともとがそういう趣旨の企画ですので、
「ああ、コイツはこういうのが好きなんだな」と、
気楽に読んでいただけるとうれしいです。
コンテンツは全部で10本あります。
じぶんの好きな曲だけを入れた
ミックステープをつくるような感覚で、
今年のマイフェイバリットを選んでみました。
こうやって並べたものを見てみると、
最近のほぼ日の雰囲気、向かっている方向、
それがなんとなく肌で感じてもらえるような、
そんな10本になったように思います。
さすがにぜんぶ読んでくださいとはいいません。
リストをながめていただくだけでも十分です。
もしその中に「あ、おもしろそう」とか、
「こんなコンテンツあったの?」とか、
気になるものが見つかりましたら、
このページのことはいったん忘れて、
どうぞリンク先のコンテンツを読みふけってください。
前置きはこれくらいにしまして、
さっそく本日のプレイリストをご紹介します。
僭越ながら私のおすすめポイントも、
各コンテンツに短く付けさせていただきました。
ご参考になれば幸いです。
お互い近い場所にいながらも、
これまでじっくり話したことがなかった
秋元康さんと糸井重里。
ふたりが会ったらどんな話をするのか?
その内容はここではひみつですが、
いざ対談がはじまってみると、
秋元さんがどんどん質問を投げかけるという、
ちょっと予想外の展開になりました。
2023年、新年一発目のコンテンツです。
糸井の母校「前橋高校」でおこなわれた
古賀史健さんとの公開対談です。
テーマはズバリ、勇気について。
客席に座るのは80人ほどの在校生と、
その保護者のみなさんです。
「必要なのは才能じゃなく勇気」
「なにが勇気をふるいたたせるのか」
世代や時代に関係のない
普遍的な話がたくさんとびだしました。
まさに高校生のときにこういう話が聴きたかったと、
会場にいながら強く思ったコンテンツです。
2022年10月29日と30日に
前橋市で開催された「前橋ブックフェス」。
会場となったアーケード商店街の一角には、
本好きだった順二郎おじさんの遺した
2千冊の本が並べられました。
ここではくわしく述べませんが、
たくさんの想いが詰まったコンテンツです。
いまはじめて知ったという方は、
とにかくまずは読んでみてください。
2022年の秋からスタートした
奇跡のような物語の完結編です。
ほぼ日全社で取り組むイベントといえば‥‥
そうです、「生活のたのしみ展」ですね。
今年のゴールデンウィークに、
過去最大規模のスケールで開催されました。
もちろん来場者数も過去最高を記録。
慣れない持ち場で奮闘する
ほぼ日乗組員たちのようすは、
テキスト中継でごらんいただけます。
笑いと興奮と疲労と感動のカオス。
やぐらをつくって盆踊りまでやっちゃうところが、
わが会社ながら最高だなって思います。
ほぼ日の神田移転が決まり、
町内会長さんにご挨拶をした際、
なによりも最初に言われたのが
「神田祭に参加できますか?」だったそうです。
今年ついにその日がやってきました。
二日間におよぶ怒涛のテキスト中継です。
なんといってもハイライトは
神田明神への「神輿宮入」じゃないでしょうか。
とにかく人々の熱気がすごかった!
ふだんはひかえめなほぼ日男性陣も、
この日ばかりは祭りの血が騒ぎまくりです。
野郎どもの勇姿、ぜひみてやってください。
今年の6月6日、
ほぼ日刊イトイ新聞は創刊25周年を迎えました。
今年は「25」という数字にちなみ、
これまでほぼ日が出会った
「25のお宝ことば」をピックアップ。
それらをかっこいいステッカーにして、
抽選で250名様にプレゼントしました。
どれもほんとうにすばらしいことばです。
このとき作成した解説&一覧ページは、
新人乗組員の研修にも使われているそうですよ。
この対談オファーを出したのは、
WBCの優勝が決まるずっと前のこと。
栗山監督がここでなにを語るかは、
結果で大きく違うものになっていたはずです。
あれだけの才能あるスター選手たちを、
栗山監督はどうひとつにまとめていったのか。
ことばひとつひとつに説得力があります。
選手たちが栗山監督を慕う理由、
これを読むとすごくよくわかります。
2023年5月に収録された対談です。
全12回、かなりボリュームがあります。
ぜんぶ読むのに30分以上はかかります。
それでも最後まで一気に読んでしまうほど、
わかりやすく、そして深く考えさせられます。
いまの生活の延長線上にある「戦争」を、
ぼくたちはどう考えるのがいいのか。
そのきっかけをくれるようなコンテンツでした。
何を大事にして、何を守るべきなのか。
日本の「ナショナル・アイデンティティ」が、
最後の最後に希望のように浮かび上がります。
昨年、町内のつなひき大会で、
初出場で初優勝をしたほぼ日ヒッパレーズ。
その続編コンテンツが今年も公開されました。
ほぼ日の本気が町内に伝播したのか、
今年は「打倒、ほぼ日」を掲げるチームが
続々とつなひき大会に集結。
いやいや、われわれだって負けてられません。
じぶんたちでつくった優勝トロフィーを死守すべく、
本気で真剣に二連覇を狙いにいきました。
さて、その結果はというと‥‥ぜひごらんください。
以上、10本をご紹介しました。
今年公開されたもので、
ここに入り切らなかったコンテンツは、
まだまだいーーーっぱいあります。
「2023年、これが印象的でした」
「私の推しコンテンツはこれです」
「このコンテンツで大笑いしました」などなど、
よかったら感想もお送りくださいね。
みなさんのメールが担当者の励みになります。
宛先は「postman@1101.com」までどうぞ。
このプレイリスト企画は、
12月31日までつづきますので、
明日以降もひきつづきおたのしみください。
本日の担当は稲崎でした。
来年もどうぞよろしくお願いします。
2023-12-25-MON