
中川實穗さんは「ほぼ日」の読みものの仕事を
ときどき手伝ってくれる書き手さんで、買いものが好き。
ショッピングに行くとつい何時間も練り歩き、
「もの」について語ればまぁ、いついつまでも話し込む。
「あれを買おうかな」「これが便利そうだな」と
いつも考えていて、買ったり買わなかったりする。
そんな彼女が、1年半ほど前に引っ越しました。
「引っ越しに乗じていろいろ買ってしまいました」
などと言うのです。
しかもインスタでそれを発表している熱心さ‥‥。
いったい何を買ったのか?
とくと語ってほしくて、連載してもらうことにしました。
わたしは自宅で仕事をしていることも多いのですが、
部屋が散らかっていると集中できないタイプなので、
常に「なんとなく片付いている」を
キープするようにしています。
なので、できれば「片付けの時間」を作らずとも
なんとなく片付いている状態を
保ちたいなと思っていました。
それであるとき気付いたのは、
部屋を散らかしているのは大体、
「行き場のない物」なんです。
そして我が家の場合、そのほとんどが紙類!
なんとかならないかなーと思っていたときに
発見したのがこの【新聞ストッカー】です!
▲新聞は取ってないので入れません
ポストに入っているチラシやDM、
劇場で渡される公演チラシの束、
読み終えた雑誌、
中身を出した封筒、
期限の切れた割引券、
電化製品のカタログ、
洋服のタグ‥‥
以前は、そういうものは
とりあえずその辺に置いておいて
気が向いたときに一気に片付けていたんです。
でもそれだと、当然のことながら、
片付けるまでは散らかってる状態ですからね。
常になんとなく片付いていることにはならない。
それを「いらない」と思った瞬間に
新聞ストッカーに入れる。
ただそれだけのことなのに!
余計な片付け作業が減りました。
正直、タグやDMのような小さな紙は、
早く片付けたくて、つい、
「資源ゴミ」ではなく「燃えるゴミ」に
出してしまうこともよくありました。
これ、本当はダメですよね。
そういうことが一気に解消されるんです!
だからすごいもの見つけたな!
と、何度も思っています。
ちなみにこれ、置き場所も大事かなと思っていて、
我が家は、デスク兼テーブルの下です。
▲こんな感じ
目立ちにくいというのも理由のひとつですが、
わたしは家に帰るとまずこのテーブルに荷物を置いて、
買ってきたものを袋から出したり、
DMを確認したり、
洋服のタグを取ったりします。
なので、そのままポイッと入れられてラクなんです。
あと、ゴミ出し作業もラクにできるように
「キャスター付き」にこだわりました。
紙って結構重いですからね。
コロコロ移動させて、
玄関の近くで作業できます。
▲テーブルの下に潜り込まずとも、シュッと取り出せます
ほかにも、
「リモコン置き場」や
「食べかけのお菓子置き場」なども作っていますが、
この、「いらない紙置き場」が一番効果を感じたので
ご紹介してみました。
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わたしが使っているもの:
新聞ストッカー
キャスター付(シルバー)
▲シンプルなカタチが好きです。耐荷重10キロらしいので、そこも安心。
(明日につづきます)
2020-09-10-THU
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イラストレーション:ナカオテッペイ