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3着のニット。

MITTANのニットは、
肌触りよく、あたたかく、けれども暑すぎることなく、
適度に体温や湿度を調整してくれます。
つまり、質がよい。
見た目はほんとうにベーシックですけれど、
この質のよさは、
ヨーロッパの高級ブランドにも負けないと感じるほど。
そんなMITTANから、この冬、3つのニットが登場します。

ウルグアイスラブNMウールセーター ウルグアイスラブNMウールセーター

スーパー180'sウールタートル スーパー180'sウールタートル

ウルグアイウールタートルセーター ウルグアイウールタートルセーター

「ウルグアイスラブNMウールセーター」は、
ノンミュールジングウール
前回のコンテンツをご参照ください)を、
太番手のスラブ糸に紡ぐことからスタート。

スラブ糸というのは、紡績工程において、
撚りを甘くしたり強くしたりすることで、
1本の糸に太いところと細いところのムラをだすもの。
これを畦編み(表と裏が段ごとに交互に現れることで、
目が立って見え、ふっくらとした厚みが出る編み方)
にして、
機械編みながら手の感じを出すべく、
ランダムに見える工夫をすることで、
見た目がざっくりしたセーターをつくりました。

ボリュームたっぷりに感じますが、じつは軽い。
そして今回展開するセーターの中では、
身幅のゆとりがたっぷりです。

くらべて「ウルグアイウールタートルセーター」は細番手。

平均繊度15.5マイクロンという
超極細のメリノウールを使ったタートルネックで、
カシミヤのような肌触りです。
薄手に見えますけれど、
MITTANではじめて「3本取りの糸」を使った、
しっかりしたミドルゲージ。
ホールガーメントという、
まるごと編み上げる機械を使っていますから、
縫い代がありません。
こちらもややワイドで丈が短め、
脇にスリットがあるのがデザインの特徴となっています。

このセーターはMITTANと「ほぼ日」が
昨シーズン、いっしょにつくった製品で、
今季は「浅葱」が新色として登場します。

ところでウルグアイの羊毛については、
以前、たくさん話をききましたから、
「ウルグアイ」というだけで「あの!」と思うかたも
いらっしゃるかもしれません。
今回使っているものとは工場がちがいますが、
2019年のコンテンツ「ウルグアイの羊のセーターは、
なぜ、こんなに気持ちがいいのか?」も
どうぞごらんくださいね。

「スーパー180’sウールタートル」は
さらに細く、平均繊度14.5マイクロン。
なめらかさと嵩高(かさだか)を兼ね備えた、
しなやかな弾力のあるタートルニットです。

触るとわかる薄さ、それに対して
おどろくほどの編みの密度の高さ。
その密度ゆえの滑らかさとツヤ感。
長く着ても毛玉ができにくく、
ラグランスリーブゆえに身体に沿って、
肩線がきれいに出ます。
アウターとしてもインナーとしても活躍する、
冬のたのもしい味方です。

このニット、使っている糸が、じつはちょっと特殊です。
そもそも原料の
「スーパー180’sウール」が稀少なのですが、
そのフワフワした原毛から、一回、スライバーという、
「巨大な、きめのこまかいうどん」のような
糸になる前の段階を通します。
そのとき、「カールカール(Karl Karl)」
という特別な技術を使うと、見た目よりも軽く、
フワッとした感じの糸ができあがります。
その原料を使って、さらに密に編み、
伸縮も入れることで、最終的に、
こんなふうに「モッチリ」とした印象の
ニットができあがるんですって。

2025-11-26-WED

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  • 販売時期 2025年12月4日(木)午前11時販売開始 販売方法 数量限定販売 ※なくなり次第、販売を終了します。 出荷時期 お申込み後、1~3営業日以内に出荷。

    販売時期 2025年12月4日(木)午前11時販売開始 販売方法 数量限定販売 ※なくなり次第、販売を終了します。 出荷時期 お申込み後、1~3営業日以内に出荷。