ニットデザイナー三國万里子さんの個展
「編みものけものみち 三國万里子展」
福岡県の三菱地所アルティアムにて開催されます。
この展示の題字や展覧会に飾られる絵など、
すばらしい作品を画家のミロコマチコさんが描かれました。
ふたりの出会いは『うれしいセーター』から。
会う頻度は高くないものの、
ことなるけものみちを歩んできたふたりは
お互いの作品を通じて心を通わせてきたのだと思います。
植物の色、鳥のはばたき、空のひかり‥‥
自然から教わったことで作品が生まれる。
奄美大島でのくらし、作品づくりの変化、
ミロコさんからみた三國さんのお話などうかがいました。
展示によせた絵の、定点観測も特別にお届けしますよ。

>ミロコマチコさんプロフィール

ミロコマチコ

1981年大阪府生まれ。画家、絵本作家。
独自のタッチで描かれた生きものたちからは、
強いエネルギーを感じます。
絵本『オオカミがとぶひ』(2012年、イースト・プレス)で
第18回日本絵本賞大賞を受賞。そのほかの代表作に、
『てつぞうはね』(ブロンズ新社)、『ぼくのふとんは うみでできている』(あかね書房)
『オレときいろ』(WAVE出版)、『けもののにおいがしてきたぞ』(岩崎書店)など。
最新作は『ドクルジン』(亜紀書房)。
ほかにも本やCDジャケット、ポスターなどの装画も手がける。
2016年春より『コレナンデ商会』(NHK Eテレ)のアートワークを手がけています。

  • 「編みものけものみち 三國万里子展」が、
    2020年12月19日(土)から2021年1月31日(日)まで
    福岡県の三菱地所アルティアムにて開催されます。
    代表的なニット作品を中心に、
    三國さんのアクセサリーコレクションや蔵書も展示されます。
    もちろん、この連載で紹介した
    ミロコマチコさんの絵もみられますよ。
    三國さんが生み出した物語と作品、
    その道のりを楽しめる展示です。

    *三菱地所アルティアムでは、感染予防・感染症拡大防止のため、
    対策をおこなっています。こちらを確認のうえご来場ください。
    みなさまのご協力、よろしくお願いいたします。

    *この展覧会は2021年2月、東京にも巡回します。
    「編みものけものみち 三國万里子展」
    会場 ほぼ日曜日(渋谷PARCO8階)
    会期 2021年2月7日(日)~2月28日(日)
    ※詳細は決定次第おしらせいたします。

    福岡・三菱地所アルティアムで開催された
    ニットデザイナー・三國万里子さんの
    20年間の作家生活をたどる展覧会、
    『編みものけものみち 三國万里子展』を
    2021年2月7日(日)からほぼ日曜日で巡回開催します。

    ここ10年の三國さんの代表的なニット作品をはじめ、
    影響をうけた書籍、ヴィンテージアイテム、
    「巣穴(仕事場)」をイメージしたスペースなどたっぷりと展示。
    まるで物語の中に迷い込んでいくように、
    三國さんが生み出した作品を楽しんでいただけます。

    チケットには「ミニけもの」編み図と毛糸が付いてくる他、
    なかしましほさん監修の「けものクッキー」や
    イギリスで買い付けたヴィンテージアイテムを販売。
    くわしくはこちらを確認ください。

     

    「編みものけものみち 三國万里子展」
    会場 ほぼ日曜日(渋谷PARCO8階)
    会期 2021年2月7日(日)~2月28日(日)