mioasseの服は、いずれも、丸みを帯びた
チャーミングなかたちです。
着心地がよくて、のびのび動けて、
立ったり、しゃがんだり、座ったりを
1日、繰り返しても
くたびれた感じにならずに、
いつもスタイルよく、
凛とした雰囲気を保ってくれます。

お手入れがとても楽なのも、
時間がない毎日にうれしいところ。
自宅で遠慮なくジャブジャブ洗濯して
ノーアイロンでOKです。
そう、mioasseの服は、
家でも外でもいそがしくしている
がんばりやさんへのエールが
すみずみまで落としこまれているんです。

東京でははじめてとなる展示会を前に、
mioasseの田中さんと中川さんのおふたりに、
定番人気の服について教えていただきました。

12月5日からtobichi東京で展示販売スタート!

>mioasse(ミオアッセ)について

mioasse プロフィール画像 写真左から 田中さん、中川さん

mioasse(ミオアッセ)

奈良にあるニットのテキスタイルメーカーの
株式会社ソシアルが立ち上げたファションブランド。
2022年春からスタート。
「自分たちが着たいもの、
身につけるとなんだかうれしくなるものを作りたい」
その想いをもとに、
きめこまやかな工夫がほどこされた製品を作っている。

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第1回 家の中でも、出かけるときでも、 いつ着ていてもすてきな服がほしい。

中川
mioasseのお洋服はどれも
着ているお客様から
「着るとよさがわかる」
「着たらきれいに見える」
と言っていただくことが多いです。
ごくふつうの服に見えるんですけど、
着ると体型がカバーできるとか、
着心地がよくて気持ち良かったりするので、
そう言っていただけるんだと思います。
で、これもよくそう言われるアイテムで、
定番人気のコットンパーカーです。
特長的なのは素材で、
表面はコットン、で、裏面がキュプラです。

▲ちょい見せのフードがチャームポイント。フレッシュで快活な印象のコットンパーカー。
▲ちょい見せのフードがチャームポイント。フレッシュで快活な印象のコットンパーカー。

――
これだけ薄いニットで、
表と裏の素材が違うってめずらしいですね。
中川
一般的なコットンの薄手のニットって、
背中とかお腹のお肉を拾いやすいんです。
――
わかります。
中川
コットン100%のニットって
とても摩擦があるので、
からだのラインが
思いっきり出てしまうんです。
それを解決するために
裏地をツルッとしたくて。
特殊な技術なんですけど、
ソシアルのニッターさんが
裏にスーツの高級裏地になる
キュプラの糸を入れて、
表面コットン、裏面キュプラを
1枚にしてくれたんです。

中川
この素材のおかげで、
真夏以外、1年中、
活躍するパーカーになりました。
冬は分厚いあったかい下着を着ていても、
スルリと入りますし、
からだのラインをひろいません。
――
からだのラインを
ひろわないのはいいですねえ。
中川
あとこれ1枚で着たときに、
首が開きすぎないように、
ちょっと立ち上がる襟にしました。
首すじはあまり見せたくないので。

――
浅めのとっくりぐらい?
中川
そうですね、
そしてやわらかいのでいいかんじで落ちます。
フードが大きいのはちょっと、
年齢的にかっこ悪いので、
最小限の大きさにしました。
田中
ピタッて背中にくっつくぐらい。
中川
ジャケットやコートから
ちょい見えするぐらいにしてます。
――
フードがチャームポイントなんですね。
こちらはジーンズですか?
ボリューム感がありますねえ。

▲ゆったりしているから、おどろくほど軽やかに動けるバルーンパンツ。 ▲ゆったりしているから、おどろくほど軽やかに動けるバルーンパンツ。

中川
デニムのバルーンパンツは
12オンスのデニムなんですけど、
一度、綿100%の生地で試作したら、
重すぎてはけなかったんですよ。
なので、あえて綿とレーヨンを
半分半分にしました。
だから、軽くて、はき心地もやさしいです。
――
重そうに見えるけど、
実は軽いんですね。
中川
はい。
そして、ゆったりとした
バルーンのかたちなので、
座っているときに窮屈さは感じませんし、
ひざを曲げたり伸ばしたりがすごく楽です。
ちょっと裾をクルクルってすると、
もっと丸くなってかわいいです。
年中はいていただけるパンツです。
で、同じかたちの
コットンのアイボリーのパンツもあります。
これはお客様から
「買っといてよかった。」
「上に何を着てもかっこよくなる」
と、よく言われます。
真っ白いパンツっておしゃれで、
颯爽とした印象になりますよね。

(つづきます)

2025-12-01-MON

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