
mioasseの服は、いずれも、丸みを帯びた
チャーミングなかたちです。
着心地がよくて、のびのび動けて、
立ったり、しゃがんだり、座ったりを
1日、繰り返しても
くたびれた感じにならずに、
いつもスタイルよく、
凛とした雰囲気を保ってくれます。
お手入れがとても楽なのも、
時間がない毎日にうれしいところ。
自宅で遠慮なくジャブジャブ洗濯して
ノーアイロンでOKです。
そう、mioasseの服は、
家でも外でもいそがしくしている
がんばりやさんへのエールが
すみずみまで落としこまれているんです。
東京でははじめてとなる展示会を前に、
mioasseの田中さんと中川さんのおふたりに、
定番人気の服について教えていただきました。
- 中川
- mioasseのお洋服はどれも
着ているお客様から
「着るとよさがわかる」
「着たらきれいに見える」
と言っていただくことが多いです。
ごくふつうの服に見えるんですけど、
着ると体型がカバーできるとか、
着心地がよくて気持ち良かったりするので、
そう言っていただけるんだと思います。 - で、これもよくそう言われるアイテムで、
定番人気のコットンパーカーです。
特長的なのは素材で、
表面はコットン、で、裏面がキュプラです。
▲ちょい見せのフードがチャームポイント。フレッシュで快活な印象のコットンパーカー。
- ――
- これだけ薄いニットで、
表と裏の素材が違うってめずらしいですね。
- 中川
- 一般的なコットンの薄手のニットって、
背中とかお腹のお肉を拾いやすいんです。
- ――
- わかります。
- 中川
- コットン100%のニットって
とても摩擦があるので、
からだのラインが
思いっきり出てしまうんです。
それを解決するために
裏地をツルッとしたくて。
特殊な技術なんですけど、
ソシアルのニッターさんが
裏にスーツの高級裏地になる
キュプラの糸を入れて、
表面コットン、裏面キュプラを
1枚にしてくれたんです。
- 中川
- この素材のおかげで、
真夏以外、1年中、
活躍するパーカーになりました。
冬は分厚いあったかい下着を着ていても、
スルリと入りますし、
からだのラインをひろいません。
- ――
- からだのラインを
ひろわないのはいいですねえ。
- 中川
- あとこれ1枚で着たときに、
首が開きすぎないように、
ちょっと立ち上がる襟にしました。
首すじはあまり見せたくないので。
- ――
- 浅めのとっくりぐらい?
- 中川
- そうですね、
そしてやわらかいのでいいかんじで落ちます。
フードが大きいのはちょっと、
年齢的にかっこ悪いので、
最小限の大きさにしました。
- 田中
- ピタッて背中にくっつくぐらい。
- 中川
- ジャケットやコートから
ちょい見えするぐらいにしてます。
- ――
- フードがチャームポイントなんですね。
こちらはジーンズですか?
ボリューム感がありますねえ。
▲ゆったりしているから、おどろくほど軽やかに動けるバルーンパンツ。
- 中川
- デニムのバルーンパンツは
12オンスのデニムなんですけど、
一度、綿100%の生地で試作したら、
重すぎてはけなかったんですよ。
なので、あえて綿とレーヨンを
半分半分にしました。
だから、軽くて、はき心地もやさしいです。
- ――
- 重そうに見えるけど、
実は軽いんですね。
- 中川
- はい。
そして、ゆったりとした
バルーンのかたちなので、
座っているときに窮屈さは感じませんし、
ひざを曲げたり伸ばしたりがすごく楽です。
ちょっと裾をクルクルってすると、
もっと丸くなってかわいいです。
年中はいていただけるパンツです。 - で、同じかたちの
コットンのアイボリーのパンツもあります。
これはお客様から
「買っといてよかった。」
「上に何を着てもかっこよくなる」
と、よく言われます。
真っ白いパンツっておしゃれで、
颯爽とした印象になりますよね。
(つづきます)
2025-12-01-MON
